50%増を勝ち取り年俸2300万円から1200万円アップ3500万円でサインした柴田。
その成績は、
113試合 265打席 49安打 30四球 45三振 打率.219 長打率.286 出塁率.324
盗塁は2(成功率.667 足遅いとは言いませんけど平均ぐらい?)、犠打6(成功率.667)
一方、似た成績の中日松井
92試合 260打席 50安打 30四球 51三振 打率.229 長打率.298 出塁率.324
盗塁は0、犠打7(成功率.778)
目を充血させ、意気消沈といった表情で会見場に現れた。
松井に提示された年棒は現状維持の2000万円。
ほぼ同じ成績でかたや50%増、かたや現状維持。
何とも言えません。
確かに柴田は横浜の選手には珍しい、
「守備面で球数を投げさせたり、ファウルを打ったり、見えないところを評価していただいた」
です。
ただ、リーグでみますと(横浜内ではないです)、
守備は良いとは言えず。
これ倉本にも言えますが年々、動きが悪くなってまして、典型的な帯に短し襷に長しという選手評価となっています。
つまり球団によっては試合に出れない選手なわけですね。
そんな成績の選手が出塁率だけでみますと横浜は捕手、遊撃、二塁、センター(長打力・走力ありますが、それを除くと。。。)と並ぶわけです。
ロペス、筒香、ソト不在の時は投手も含め8人も中日松井級の打者が並んだ横浜です。
打てないなりの何を彼らが出来たのか?
試合的には面白かったです。
必死に戦ってました。
その必死さに感動は覚えますが非常に厳しい横浜です。
あの時は高城がいて大崩れせずに堪え切れたのですが・・・
今永が2戦連続HQSを記録し、いよいよと思った矢先伊藤ショックでチームがガタガタとなっています。
そうは言っても選手の個は必要です。
より上を目指すならです。
その個の強さで伊藤は来期の正捕手一番手となっています。
(その個の強さがリーグ内で傑出しているかというと。。。物足りなくも感じています。頑張れ)
倉本とか見ていますと元々、守備範囲が狭かったですが、さらに動きが悪くなった気がしてます。
打撃重視で筋肉をつけているのはわかるんですが、
デメリットも感じるような状況です。
理想は坂本なんですが難しいんですよね。
そんなわけで、ちょこまか守備位置を変えたりイロイロ試行錯誤をしている倉本です。
柴田は大和の動きを真似たようですが芳しくないですかね。
優勝した広島さんは右肩上がりで戦力を増強し2015年に壁にぶつかりました。
それでも、あの打撃成績に、あの守備力でした。
同じ4位ですが中身が違いすぎます。
WARでかたや優勝したヤクルトさん並み、かたや三位巨人さんに大きく離されての4位。
数字が悪すぎます。
相当、何かを変えないと厳しいわけですが、これ采配云々では無理です。
采配で倉本が坂本になれるのなら良いですが・・・
その頑張りを見守ってあげてください。
中日松井 .324
柴田 .324
桑原 .324
石川 .324
神里 .312
伊藤 .305
楠本 .293
乙坂 .290
倉本 .253
嶺井 .228
戸柱 .207
記事にも指摘していましたが出塁率順に試合数を増やしています。
出塁力軽視していうるわけではないです。
そして頭が痛いのが彼らが誰一人としてリーグ平均出塁率.331に達してない事。
技量不足でストライクゾーンで攻められ続けていましたから仕方がないんですけどね。
打てないなりの何かって難しいと指摘したいですがどうしようもないです。
相手チームにとって彼らを四球で出すなんてもって他です。
故にリスクを負ってアウトをとりに行くわけですが、その辺の因果関係をファンが理解出てなく、解説者もレベルが低い。
眩暈を覚え絶望しています。
四球を増やすには打撃技術の向上が必須です。
同じ好球必打の広島さんの出塁率が高いようにです。
課題は実際にやっている選手たちが一番痛感しているでしょう。
その頑張りに期待したいです。