にて横浜の野手陣の課題を指摘しています。
好球必打の前提条件である基礎的な部分に課題がある横浜です。
その結果、変化球について来れない横浜の野手陣。
(数字で後日説明する予定)
同様に投手側もストレートと変化球が重要になってきます。
そして東には高いレベルのストレートと対比となる三振を奪える球がありました。
このストレートと変化球のコンビネーションが東の場合秀逸でした。
あまり良すぎて詰まらない。
配球が面白くなくなく良い意味でドキドキ感が乏しかったです。
安心できる投球。
東、素晴らしいで解説の仕様がない投手でした。
と4月ぐらいに記事化しています。
本物の投手って捕手不問になり易いです。
その素晴らしさを東は私たちに見せつけてくれました。
当時、成績こそ京山らの後塵を拝していました完成度の違いは明確。
その理由がストレートと変化球でした。
コントロール精度を問わなければ濱口が近いクオリティーがあります。精度を重視しますと新人時代の今永が準ずる感じでした。
その二人の特性を合わせもっていたのが東でした。
その期待通りに東はWARで+5.5を叩き出しています。
これは新人時代の今永の+3.2、濱口の+3.0より上で近年の新人投手としては抜けた数字でもありました。
新人と言うより一投手でも見ても抜けていますかね。
セでは菅野が記録した+7.7に次いでの数字でした。
WARで+5.0を超え選手はオールスター級と評価されます。
横浜では唯一の選手でした。
東に次いでの数字を記録したのは本塁打王のソト。
+3.8。
東は個で圧倒しました。
配球論云々見ても面白くなく、本物故にセに慣れてない伊藤ショック(これが原因で光山さんは退団したと考えています)の影響を受けたヤスアキ、今永、濱口ら主要投手たちと違って成績を出せています。
伊藤も徐々に慣れていきシーズン終盤は他の捕手以上に東の力を引き出していたように感じます。
さて、東はいつまで活躍できますかね。
早晩、平均球速がNPBも150超えてくると思いますし時代は脱フライボール革命とも言え混沌としてきています。
時代、時代でトレンドありますが何が正解か、見当がつきません。
気が向いたら説明しますが、一周回って基本に戻りかけている部分もあります。
ただし、総てが戻るわけではないですが。
速球への対応でバットを置けば良いなんて時代もありましたが(篠塚らの時代)、そんな時代じゃないです。
振り切るというより当てに行く感じで対応できた時代もありました。
今は、これが難しいわけです。