2022年CS ランナー一塁での打撃成績について

配球制限のないランナーなしが打ちづらくランナーが出る事で打率が上がるチームが多いです。

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

読みを大事にするような梶谷(+二遊間に引っ張れる)や元巨人の村田(+二遊間に流せる)のような打者はランナーが一塁にいる事で打率が跳ね上がります。

基本的にランナーいる時の方が打率の良い打者の方が多いです。

 

ランナー一出る事で様々駆け引きが生じてきます。

ランナー居る事でバッテリーは打者だけに集中できません。

UZRもランナー出る事で悪くなります。

 

そんな

ランナー一塁のいる場面でCS初戦は11打数0安打

試合結果は0対2 敗戦。

 

二戦目は

ランナー一塁のいる場面、3打数1安打

試合結果は1対0 勝利。

唯一の得点場面は 宮崎は先頭打者で出塁しソトが2塁打を打った5回。

ノーアウト2,3塁で一点どまりでしたが

大和のセンター前ヒットでソトが本塁憤死しています。

普通はソトを回さない場面。

ツーアウトなら回すかも?ノーアウトは珍しいです。

セーフの確信がないとダメな場面です。

一般的にはコラっされる走塁指示です。

下位打線に回るから? 

チーム方針に則りノーアウト1,3塁なら伊藤の最低限にかけても良い場面でしたが。。。

比較で最低限打てる打者が伊藤です。

 

 

 

3戦目、相手先発才木。

ランナー一塁のいる場面、7打数2安打

2対3 敗戦。

 

CS三連戦

計21打数3安打 打率.143でした。

これですとなかなか点奪えません。

より正確に言うなら一点どまりで終わり易いともで言うべきでしょうか?

 

ランナー一塁で打てたのはソト、楠本、オースティンの三人でした。

打線が線になり難く(続かない)点になってしまった横浜です。

 

終戦、9回の宮崎の打席など(先頭打者牧が出塁した場面)今の野球の課題とも言え

後半戦(7月以降)はそうでもなかったですが前半戦残念なケース多かったです。

最低限避ける為、右打者の宮崎には相手もインコース攻めます。

最低限を意識し引っ張れなかった宮崎は三振。

デジャブ―感じた場面でした。

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

この時大和が宮崎と同様の配球されて三振を喫していますが良くみる光景です。

最低限を狙ってる場面は相手も警戒します。

まして一点勝負。

余計に警戒されます。

その警戒を搔い潜って打撃するのは大和や柴田でも無理でした。

そして宮崎も悩むわけです。

最低限なら打てるだろうでなく相手が警戒しているとその多くは難しいです

 

今期、去年ほどランナー一塁の挙動悪くないのですが

それでも未だ悪い部類です。

その未成熟な野球で挑んだCSは未成熟故に課題を覚える試合になっています。

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

今は未だ課題ある戦術で挑んでしまった以上、分が悪かったように感じています。

将来的に上手くなるかもですが

これ難しいんですよね。

横浜ファームが一点を奪う野球を標榜し続けて10年の結果が今です。

 

横浜が目標としているヤクルトさんのようなチームはランナー一塁の場面で打率が跳ね上がります。

それが出来ない。

見ていると目的化し過ぎるのでは?と昔から覚えてまして。

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

打てなくなり易く、そのいい塩梅が難しいです。

21年、ヤクルトは6番中村で試合を動かしていましたが

それは常に一点を奪う野球をしていたわけでなくケースbyケースで試合していたからです。

何が何でも一点と決めると制限強くなり過ぎ打てなくなり易いです。

 

参考

2022年ヤクルトさん

ランナーなし 打率.239 

ランナー一塁 打率.287

21年も同じ傾向がありランナー出てからが本番です。

 

一方、横浜は

2022年横浜

ランナーなし 打率.250(昨年に引き続きリーグ最高

ランナー一塁 打率.263 

 

21年横浜はランナ―なしで.254とリーグで一番打って居たのですが一塁の場面で打てず.259。

宮崎とソトしか同シチュエーションで打てなかった事で得点期待値を下げていたのは記事で書いている通りです。

昨年よりは一歩前進した感ありますが未だ未だかなぁ。

 

ランナー一塁で駆け引きできるようになるとチーム成績良くなり易いです。

潜在的な打力で言うと昨年に続き横浜はリーグトップクラスですが

ランナー出て以降に課題あります。

 

後は横浜が数字上記録している打撃面における非効率性。

チームOPSと期待得点との乖離 過去11年でワースト評価だった2022年横浜について想う - 所持雑感

 

投手力に関しては私も三浦監督次第と記事で書いていた通り改善しました。

打撃は・・・今の方針堅持ですとかなり難しいです。

難しいですがそういう野球を目指すと編成共々頑張っており試行錯誤御願いします。

 

まぁー今の選手構成ですとかなり難しいかな

一点を奪う野球に必要と思われる走塁能力に課題ある横浜です。

デルタにおける横浜の走塁面評価、かなり低いとみていますが

-10~-20点ぐらい記録していませんかね。

一点を奪う野球を目指し過ぎると非効率になり易い構造を持ってるような気がします。

 

佐野1番で同様な事を指摘していましたが

長打が絡まないと帰って来れない野手が多い横浜です。

 

後、2,3本?打撃面における考察記事を書いてから総合面に行く予定です。