総括記事を書く前に過去記事を振り返えっていきたいと思います。
人事とチーム戦力的な事を書くと塩味が増す為明るい記事から。
中傷にも感じるラミレス批判が強くなるとどれだけ苦労したのか書きたくなる面があります。
以下、本筋です。
より引用
楠本
2017年ドラ8。2年目。
天性のバットコントロールがある打者。
柔らかい打撃。
2018年の戸柱の打撃を固い打撃と表現するなら楠本は柔らかい。
柔らかい打撃で微妙な変化を拾ってヒットにする能力がある。
楠本の強み。
反面、その柔らかさが目立ちすぎる。
そう感じるのはストレートと思いつつ振りに行っているからで本質的に選球眼が良くないと感じる時がある。
昨年度実績上ボール見極め率66.7%と課題あり。
本当に選球眼が良いと柴田のような見送りになる。
ボール球に反応しない。(捕手が嫌がる見送り方)
私的には来期にプチブレイクするんじゃないかと想像中。
横浜ファン期待の若手。
この指名順で、2年目でレギュラー争いをしているのが凄い。
私の感想が外れ、このまま打ち続けると横浜的には助かる。
足も早い。
オープン戦開始直後、来期の選手と楠本を評価していましたがオープン戦で首位打者を獲得し開幕の先発メンバーに名を連ねます。
その楠本の開幕時の打撃寸評は
楠本
間(投手と打者の間合い)が悪く感じるのですが良く打てるというか、前捌き過ぎてピンっと来ません。
前捌き過ぎるのは昨年も同じでソト以上にボール見極め率が悪かった原因と思っています。
それでも四球を選び取れている所をみますと独特な感覚があるのかもしれませんね。
梶谷より振れていて、ボール見逃すことが出来ていました。
笠原らとは初対戦だと思いますがリリースポイント他から軌道がみえているのかもしれません。
シーズン通して維持できるかわかりませんが絶好調状態。
同記事で
佐野
楠本とは対照的で間合いが良く感じます。
.250以上は打ってくれそう。
この間が悪いに関しては終始抱いた感覚で、その懸念通りに楠本は苦戦し始めます。
楠本の課題は縦への変化です。
投手側のトレンドとして横スライドだけの変化では抑え難くなっており縦スラ(スラッタ―)やフォーク、サークルチェンジアップが主流になってきており奪三振力が上がって来ています。
砂田やパットン、三上らが昨年ぐらいから苦戦始めている理由は彼らの直球の威力の問題(想定的なモノで劣化しました)もありますが、
変化球が横スラしかないのも影響しています。
横しか変化しないと、それなりに変化量がないと厳しい感じです。
元横浜の山口が2014年にカウント球として使っていたスライダーが機能しなくなった事で辛酸を舐め中継ぎ不適になりましたが徐々に求められる変化球の質が変化してきています。
その変化のトレンドに楠本対応できませんでした。
あくまで今年の話ですが苦戦しています。
シーズン成績は昨年の打率.205→.208 OPS.539→.602 打席は82打席→81打席
成績的には停滞と言って差し支えない状態ですが 内容良化しており選球眼に関しては昨年より数字的に良くなりました。
順調に段階は踏んでいそうです。
後はオフにどんな鍛錬を積みキャンプで見せてくれるかでしょうか?
その歩みを期待して見守ってください。