5/5現在のWARについて 防備録

防備録です。

打撃のみ

wRC+(Weighted Runs Created Plus)

https://1point02.jp/op/gnav/glossary/gls_explanation.aspx?eid=20043

wRC+が130であればリーグの平均的な打者の1.3倍の効率で得点を生産する打者であるといえます。

 

1位、巨人 113

2位、ヤクルト 109

3位、阪神 89

4位、中日 88

5位、横浜 84

6位、広島 81 ←注目

 

寸評、10連敗中はさらに酷かったですが戻り気味です。

正念場を迎える横浜、ポジティブ面だけ記載 - 所持雑感

4/26の記事にて底では?と書いてましたがホボ底だったようです。

宮崎は少しのズレなんですよね。

ぼちぼち強い打球飛び始めています。

あの宮崎の起用を巡りイロイロ言われていますが開幕前に9番野手を最後に試したほど、横浜の野手の打力は貧弱ですので伸びしろ込みで居ないんですよね。(私の主観です。)

主軸との差が大きく宮崎が復調した際の利得の方が遥かに大きい状況です。

宮崎を外すほどの利得が他の内野手に生まれそうに感じません。

候補で中井、柴田になりますが(二塁に彼らが回って三塁ソト?)、伸びしろ込みでインパクトが弱く、育成前提の試合なら構わんのですが・・・

柴田、中井も育成で起用されるような年ではないですし力で奪い取って欲しいです。

後、安易に序列を崩すとチームがより不安定になりボロボロになります。

ヤクルト村上のような野手がいるなら回りも納得でしょうが組織論的にも厳しいですかね。

柴田も課題の出塁率がリーグ平均を上回らないと・・・

投手が打席に立つセの数字で一度も超えた事ないんですよね。

犠打もなァ、守備(2018年以降動きが悪くなったように感じています)もですが、後少し感を覚える故に歯がゆい感じです。

 

守備、走塁含むの数字で

1位、ヤクルト +6.0勝

2位、巨人 +5.9勝

3位、中日 +3.1勝

4位、阪神 +2.9勝

5位、横浜 +1.1勝

6位、広島 +0.9勝

一時、マイナスを記録していましたが+に転じています。

打力だけで上位とは5ゲーム差相当の差が生じています。

 

投手力

1位、阪神 +5.7勝

2位、横浜 +5.1勝

3位、ヤクルト +5.0勝

4位、中日 +4.9勝

5位、広島 +4.8勝

6位、巨人 +4.2勝

 

ぐたぐたの投手起用、運用ならびに故障者が相次ぐ中リーグ2位の数字を記録しています。

東、濱口、平良が続々復帰しそうな様相(再編しそう)ですので

正念場を迎える横浜、ポジティブ面だけ記載 - 所持雑感でも書いてます通り潜在的にはリーグNo.1でしょうか?

 問題は開幕前から予想していた中継ぎ陣になりますが。。。

参考記事

配球ストーリーを描くのが大変な横浜の中継ぎ陣について想う - 所持雑感

一方で

参考記事

イチローが語った「頭を使わなくてもできてしまう野球」とは何かについて - 所持雑感

にも書いていた通り、

石田レベルなら中継ぎで未だ『えい、やー』できるかもですが砂田ですと昨年と同レベルでは厳しいかもしれません。

 石田が中継ぎに回った事で計算できつつあるのかな・・・

+荒削りですが国吉の圧倒するような投球もあり可能性を覚えます。

国吉の投球なんてまさに『頭の使わない野球』ですが、あれを他のチームが頭の良い野球で攻略しきれないわけで故に国吉は一軍で投げ続けています。

 

総合力

1位、ヤクルト +11.0勝

2位、巨人 +10.1勝

3位、阪神 +8.6勝

4位、中日 +8.0勝

5位、横浜 +6.2勝

6位、広島 +5.7勝

 

バランスよいのがヤクルトさんです。

 

巨人さんは開幕前に予想された通り中継ぎの構築に苦しんでますね。

早晩、何らか形できるとは思いますが投手コーチが新任の宮本というのが味噌で気の毒に・・・

広島さんは戦力の割に戦えています。

落合が広島を評し強さを感じない強さと昨年語っていましたが、その強さを感じない強さで戦っているのかもしれませんね。

そして過去3年との比較で強さ(数字上の強さも含む)を感じなくなりつつあることで苦戦し始めています。

広島さんの数字が戻るかも注目点です。

 

横浜は昨年までの数字αが消失し(これも記事で予測していた通りですが)数字通りに低迷しています。

首位と生じているゲーム差は6.5。

数字上のゲーム差は5.0。

数字若干マイナスな感じです。

昨年までの勝負強さが消失しちゃいましたね。

ラミレスに対し批判的な方々に言わせると何を言っているの?っと言われるかもですが戦力の割に勝っていたわけで接戦勝率高かった横浜です。

記憶に残る敗戦多く評価が低いですが存外勝ち切っていた横浜でした。

過去形ですけど。

ファンが納得しない敗戦が多かった横浜ですがチームに動揺を与えるような敗戦は少なかったです。

そんな運用もあり大型連敗が少なかった横浜でした。

今年は文字通りチームもファンも動揺しちゃう敗戦が多いです。

 

参考記事

予想チームWARでみたセ予想 数字では過去最高想定の横浜について - 所持雑感

ただし、ラミレス横浜を評し数字上弱いが強いと評していた感覚は消失しています。

今までとは違い数字に近い順位になるかとは思います。(今の所)

大阪桐蔭の話ではないですが、その先に数字+αが見えてくるかもです

 

この数字+αが出てくるかで優勝の目が見えてきますが現状の想定はMAX+40勝。

想定数字通りなら優勝できないです。

オープン戦最終戦で9番野手をラミレス試していましたが野手に対する見込みって傑出していますね。

その読み通りに貧打になってしまいました。

9番野手のトリガーは打線がダメな事で起きやすいです。

柴田とか9番に向きやすいんですが。。。

オープナーもどき(前提条件を横浜は満たしていませんしオープナー的な先発起用でもないです。ただの中継ぎDAY昔からある形です。)同様、

 

ネガティブな条件で9番野手も発動されます。

さてはて。

予定通り2番に苦しんでいますね横浜。(9番野手の遠因)

石川に体力あればな・・・

肘の状態が悪くなり易いですかね。

大和同様、休ませつつ使う感じになりそうです。

 

毎年、2番打者をキーマン指定している記憶がラミレスにあります。

彼の年初構想が実現した年ありません。

残念。

 

数字+αを発揮できる第一条件は今年から始めている集団指導体制が上手く機能するかです。

これがラミレス初年度ならポジティブに評せるのですが契約最終年にやるのか?というのが私の考えで・・・

まぁ、見守るしかないですね。

今年ダメでも先発投手陣の素性の良さは3年程度続くはずですから。

問題は野手。

投手中心のドラフトをしている間に中畑さん時代の選手がほとんどいなくなってしまいました。

 

ネガティブな意味もありますがセでは阪神と並び野手の世代交代が横浜は進んでいます。

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

何だ、かんだで予想通りの展開を見せている横浜ですが、

その予想通りだとAクラス争いまでなんですよね。

ケミストリーが欲しい所で起爆剤を探している感じに見える横浜です。

 

追記

遅れていたコメント返信しました。

時間かかりすみませんでした。