チームOPSでみたセ 短観 2022.0613 打撃編

チームOPS

1位 ヤクルト .692  

2位 巨人 .686

3位 横浜 .677

4位 中日 .647

5位 広島 .640

6位 阪神 .625

 

チームOPSで期待される得点と実際の乖離(相関0.95

1位 ヤクルト期待得点 239点 実際の得点 244 乖離+4.8点 シーズン換算+11.0点増やす

2位 巨人期待得点 253点 実際の得点 250 乖離-3.1点 シーズン換算-6.7点減らす

3位 広島期待得点 202点 実際の得点 235 乖離+32.6点シーズン換算+72.8点

4位 阪神期待得点 192点 実際の得点 206 乖離+13.4点シーズン換算+29.6点

5位 横浜期待得点 212点 実際の得点 193 乖離-14.1点シーズン換算-34.9点

6位 中日期待得点 202点 実際の得点 188 乖離-13.9点シーズン換算-32.1点

 

打撃寸評

ヤクルト中村復帰以後のヤクルトさんの数字の良さが目立ちます。

チームOPSから期待される得点も多くバランスが良いです。

シーズン換算+11点は過去10年でみた60サンプル中17位に位置します。

高津監督、20,21年に続き期待得点でプラスを記録しており戦力運用上手い監督さんですが

いやはや。

ピタゴラス勝率と監督は相関しない(中継ぎの影響が強い)と言われますがチームOPSから期待される得点と実際の乖離は相関してそうな傾向がありダメな監督さんは継続して数字宜しくないです。

現役監督を除くならワースト評価は

中日谷繁、広島野村。序でやや離れて広島緒方。

通年に渡り大きなマイナスを記録しています。

傾向的にしたい野球を目指し過ぎるとマイナスを記録し易いでしょうか?乖離を生みやすく感じています。

 

したい野球を意識し過ぎた結果部分最適化の罠にはまり全体でみると大きなマイナスを記録しています。

盗塁は増えました(部分最適)。

しかし得点減ったてきな感じでしょうか?

コンディション維持も横浜と違い万全。

hochi.news

横浜がシーズン中に試合前練習とは別に早出の全体練習を課しているのと実に対照的なチーム状況でしょうか?

石井コーチ的には弱いチームだからこそ練習すべきと考えているようですが全体練習課したら楠本がミートグッバイ(早出の全体練習との因果は不明ですが肉離れと疲労は因果関係あります。)するなど

短期的にみるとマイナスとなってはいます。

長期的視点と短期で乖離があり横浜の目線が今期ない可能性も覚えますが

チーム強いだけに勿体ないと言うか

しょうがないですかね。

石井コーチの3年待ってくださいにも合致するかもです。この戦力でBクラスと言うと昨年に続き相当な非効率野球しないと難しいのですが・・・

 

尚、現役監督除いた過去実績ベストは

ラミレス。

リズムの良い打線組んでます。

また中畑監督も凄いというか。。。投手運用が不味く勝てませんでしたが(ピタゴラス勝率が悪い年がある)期待得失点で歴代トップを記録しているのが実は中畑さんでして。

これ記事で書いても良いかもです。

 

記事ネタとして温め続けていますが

 

中畑監督の場合監督力と言うより持ってる明るさなのか一般的な名将とは言えず表現難しいです。

2013年に期待得点と実際の乖離で歴代最高を記録しています。

 

2013年の良さは得点圏打率が.300近くあったのが主因とは思いますが

殴り合いになると当時の横浜は滅法強かったです。

選手への厳しい対応が多い監督さんでしたがトータルでみるとチームを乗せています。

 

激しく選手を叱咤している割に本人、けろっとしており引きずらず(巨人時代に駒田と衝突している割に本人は気にしてなく駒田が気にしていたりと。。負の感情が継続し難いポジティブ思考な方?もしくはコトバ足らず?桑にも不信を持たれていましたが)に前へ、前も良かったかもです。

 

 

今思うと、あの時代は面白かった。って人多いかもですね。

 

 

ラミレス、中畑監督時代に劇的な試合が多かったですが勢いを感じるチームでした。

反面三浦監督になって劇的な試合減っています。

逆転勝ち減りました。

 

 

巨人打線は普通に強いです。坂本復帰で何処までヤクルトさんに続けるか?

 

 

広島は現実路線にシフトしており過去を思うとえっ?です。

現在記録している得点効率は得点圏打率の高さに起因している為維持できるかわかりませんが今の効率性は歴代トップの2倍弱の効率性です。

試合数の過誤も覚えますが一般的にはこのまま維持できない数字です。

何処かで落ちて来るとは思うのですがちょっとびっくりです。

交流戦で苦戦していますが大好きな横浜と対戦して数字を戻すかも知れません。

number.bunshun.jp

引用

機動力野球とはつまり、多少のリスクを覚悟しながら仕掛けることで相手を揺さぶるメリットを得ることだが、現実にはチームは大胆な現実路線に舵を切っている。

対戦して思いますが合理的な試合運びを今期の広島さんしてまして

過去の広島さんとは違う感じです。

戦力的には横浜以下と推測していますが現実路線にシフトしており非常に手強く感じています。

このチームと横浜の相性が悪く・・・数字以上に点を取られ失点しています。

不慣れなパでは苦戦しましたがセに戻ると勢い戻るかもです。

 

 

阪神は打てないなりに体制を戻しつつあります。

矢野監督いろいろ言われていますが近年の監督さんの中では評価上です。

実績評価でみますと高津監督を別格とするなら原、ラミレスに準ずる評価です。

編成が打てる外国人の補強するだけでチームは優勝争い出来きそうです。

昨年も外国人野手機能してない状況下で優勝争いしてましたがもう少し評価してあげて欲しいかな。

序盤の躓きはスアレス不在(編成が獲得した代替外国人の不振)と外国人野手の不振のダブルパンチが響いていますので

矢野監督というより編成にこそファンは文句言うべきとは感じています。

バランス崩れるとなかなか戻せないのですが

戻すところに矢野監督の確かな手腕を覚えます。

今年で退任表明しています。

レームダック状況とは思いますが流石でしょうか?

 

 

中日は

難しいじゃないかと。

現在記録している非効率性はシーズン換算でいうと過去10年の60サンプル中で下から4番目。

元々の数字も良いとは言えずチーム混乱してそうです。

一時期、リーグトップの戦力を誇っていましたが秋の日のつるべ落としでチーム戦力落ちるともに内容も悪化してしまいました。

 

 

横浜は

数字は良いのですが昨年に続いて得点奪えず残塁の山を築いています。

佐野1番が機能しているようで機能していませんが

部分最適化の罠に嵌っている危惧あります。

佐野1番も上手く調整すると機能する可能性あるのですが、その調整努力をしてなく牧にチャンスが集まるように打順組んでおり牧次第になってしまいました。

 

佐野1番になって本塁打を除いた際の生還率=(得点-本塁打)÷(総出塁数-本塁打)が8%と今の横浜を象徴する数字を記録していますが

そろそろ調整して欲しく期待しています。

 

佐野自身が関与しない形(本塁打除く)で本塁に還って来れたのは1番佐野ではわずか2得点のみです

代走出すと戻ってこれるケースもありますが走者佐野では単打ですと難しいです。

 

昨年の佐野の全データで計算すると生還率26.7%

長打が絡むような打順でないと佐野の高い出塁率が活かせないんですよね。

去年の佐野は桑に次いでチーム内2位の73得点記録していますが

1番佐野にする事で今の所、その得点力を横浜は失っています。

 

佐野1番、2番にバントないし進塁打を命じている時点でチームが勝つ確率を失わせている可能性ありますが(二塁に送っても長打絡まない限り戻って来れない)

 

もう少し考えて欲しく期待しています。

 

たまたまでなく、なるべくしてなってる可能性があるのは早々に佐野1番機能してないのでは?っと過去記事で書いている通りですが

戦略室の怠慢でしょうか?

キミたちは監督を説得する必要があるのですが理解していますか?

強い失望を横浜の戦略室には覚えています。

 

昨年ほどチームは理想主義に走ってない横浜ですが戦略室と意見の乖離があるのか

上手く数字をつかいこなしてない状況が垣間見られがっかりしています。

その一つの表れに佐野1番とその非効率性が見えますが(効果的な部分もありますが未整備過ぎる

戦略室の指導不足を感じます。

一部媒体で戦略室との不和が報じられ始めましたが不和と言うより数字を使いこなしている感じがしないんですよね。

 

監督にはモチベーターと同時にアナリスト気質が求められ始めていますが

そのアナリスト(数字に強い)的な気質があまり感じない横浜です。

 

ネガティブな部分はありますが

ラミレス時代に感じていたコーチと監督の衝突はなく

横浜一新に象徴される一体感。

チーム内の空気は悪く感じません

悪くなり始めると田代コーチをベンチ入りさせてるのもある?のかもしれませんが

ラミレス時代に感じた監督とコーチの不和がなくなっているのは大きいでしょうか?

進藤、仁志二軍監督の目指す野球とも一致しています。

 

普通に上に行くと思うのですが

かみ合わせが悪いと言うかチームは強いのに・・・

今のチームにオースティン復帰したらリーグで抜けた戦力になります。

いろいろ勿体ない。

東も指の豆問題(あの状態で一軍で投げさせ続けた事が今の状況を招く原因にもなっておりコラしたい)が解消気味なのか二軍で好投を続けています。

 

何だかなぁはありますが

次、投手編予定。

先の記事でも書いてますが効率性と言う意味で横浜は昨年以上に宜しくないです。

統計上の下限を記録した2021年以上にチームの戦力運用宜しくないですが

解消予定でしょうか?

っと予測しています。

本当に下降気味の時は中日さんのように内部不和が起き始めますが

そういう路線の不一致を横浜の場合は感じません。

 

そんな横浜ですが

交流戦でも横浜優位に戦えると予測していた通り

素の力で横浜は強いです。

 

後は互いを知ってるセで、その戦力を活かせるかです。