5/13チームOPSと6/13チームOPS変化 打のインプット、出力変化
1位 巨人 0.700→.686 吉川、坂本離脱の影響
2位 横浜 0.673→.677 楠本らが離脱した影響から数字的には回復していません。
3位 広島 0.670→.640 -0.030 得点力が大きく低下 5/8を最後に横浜と対戦してないからか?
4位 中日 0.661→.647 -0.014 4/29に離脱した大島が5/20に復帰して尚低下気味
5位 ヤクルト 0.655→.692 +0.037 捕手中村が5/3に復帰以降投打にバランス改善
6位 阪神 0.596→.625 +0.029 未だ貧打気味だが0.600を切るような状態からは回復、バランス悪い打線にも関わらず横浜と違い上手く得点を奪っている。
純粋な打線の状態で行くとヤクルトが良いです。
中村復帰(打率.306)以降投打に状態挙げています。
これで昨年活躍していた青木や川端、オスナ、山田(本塁打打っていますがが打率.239)らが不調、サンタナは故障なんですから。。。
打線構成(正直バランス悪い)は横浜以上に難しいハズなんですが得点奪えています。
悪いなりに四球を奪うなど大人の野球を実行中。
こんなバランス悪いと村上四球でおkになるのですが(実際現時点で51四球得てます)・・・
6/13時点での各チームのアウトプットにおける効率。
参考
チームOPSでみたセ 短観 2022.0613 打撃編 - 所持雑感
チームOPSで期待される得点と実際の乖離(相関0.95)
1位 ヤクルト期待得点 239点 実際の得点 244 乖離+4.8点 シーズン換算+11.0点増やす
2位 巨人期待得点 253点 実際の得点 250 乖離-3.1点 シーズン換算-6.7点減らす
3位 広島期待得点 202点 実際の得点 235 乖離+32.6点シーズン換算+72.8点
4位 阪神期待得点 192点 実際の得点 206 乖離+13.4点シーズン換算+29.6点
5位 横浜期待得点 212点 実際の得点 193 乖離-14.1点シーズン換算-34.9点
6位 中日期待得点 202点 実際の得点 188 乖離-13.9点シーズン換算-32.1点
横浜と中日の打線効率が悪く、この数字は過去10年でワーストレベル。
横浜は昨年に引き続きの不名誉。
横浜の非効率性の原因の一つについては参考記事に書いているので読んでください。
尚、何処かが大きなマイナスを記録している以上、何処かが輝きます。
この場合、チームOPSの割に得点を奪えないわけですから被OPSの割に失点の少ないチームがいるわけで。。。
それも中日と横浜です。
投打に両チームは苦戦しています。
リーグの負の側面を横浜、中日が背負う事で光輝くチームがいますがOPSの割に得点を奪っているチームと言うと阪神、広島。
阪神さんは打線として歪にも関わらず小技を駆使し点を奪っています。
阪神が現在記録しているシーズン換算+29.6は歴代5位の効率。
終盤の選手起用、代打、代走を絡めた攻撃は昨年のヤクルトですら苦戦させています。
欠点はあれども総合的にみてに矢野さん優秀な監督さんなんですが・・・
本ブログで具体的に褒め記事書いた事あります。
運が悪いのはいざ優勝の局面で高津監督と言う歴代でみてもとんでもなく優秀と感じる監督さんがいて優勝できなかった事でしょうか?
この辺、気の毒とは感じます。
打より投手運用が得意な監督さんですが投手編に回します。
阪神のチームOPS.625とかなりの出力不足で打線バランスはかなり良くないですが一点を奪う野球に長けています。
代走から始まる終盤の構成は見どころ。
しかし、横浜、他チームとの比較でこれだけ駒がいて、この非効率って
昨年もあれだけ優秀な選手居(平均以上の選手が多いとバランス良くなります。四球などで逃げれません)て最悪の打線効率でしたが
にて標準以上の選手として
打てる打者が4人と5人では野球変わります。
ヤクルトさんと対戦し互いに決め手を欠く貧打合戦していましたが参考記事にある通り当時ヤクルトでコーチをしちあた石井コーチにも解決できませんでした。
横浜の場合、長らく4人で野球やってます。
規定打席をクリアした打者でRCWINでプラスを記録で来た野手で言うと
2014年は筒香、梶谷、グリエル、バルディリス(OPS.768 RCWIN+0.34)
2015年は筒香、梶谷、ロペス、バルディリス(RCWIN+0.87)
2016年は筒香、梶谷、ロペス、桑原
2017年 筒香、梶谷、ロペス、桑原、宮崎←バランスが比較で良かった理由
2018年 筒香、ソト、ロペス、宮崎
2019年 筒香、ソト、ロペス、宮崎、神里←DeNA時代初の2位
2020年 梶谷、佐野、宮崎、ソト 番外編でオースティン
2021年 牧、佐野、桑原、宮崎、ソト 番外編でオースティン
2021年の打線の良さを覚えますが21年に6人も標準を超える打者がいた横浜です。
これで得点奪えないというのが悲しいと言うか・・・
6人も居てアウトプットの効率が悪かった横浜ですから
今の状態ではダメなのかもしれませんね。
ただオースティン復帰すると、昨年より横浜の打線の組み方良くなっていますので効率良くなるとみています。
昨季は三浦監督責任と言って良くオフに散々レポートしていますが
今期、そこまで悪いように感じず後、少し調整するといけそうには感じています。
感じていますが数字を使いこなせてないチームなので・・・
アナリストの助言がコーチの手かせ、足かせになっているそうです。(球団OB)
球団のアナリストたちが提示する戦術案と齟齬が生じることも少なくないと聞く
うん、齟齬生じているよね。
みていてわかります。
個人的にはアナリストは解体して彼らの好きなようにやらせた方が良いような気がするんですが
遠回りにみえて近くなるかもしれません。
これ後で別記事で書くかもですが
昨年の非効率性、球団も把握しており原因はわかっていると明言していた結果
週明けの横浜は一味違うかもしれないと書くに至っていますが
チームが自ら考えてというよりアナリストの助言に縛られて変えてるようで徐々に何やってるんだよっと書くようになってきています。
私、やっぱりアナリスト解体した方が良いと思っています。
チーム一丸で野球する為にも彼らに合わせないといけません。
その結果のフィードバックも含め現場に任せた方が最終的に上手く行く気がするんですよね。
彼らが必要と思う、そのデータを彼らが求める形にしないと
咀嚼できないデータ、方向性を提供する事でチームが混乱しているかもしれません。
チームOBが指摘している通り混乱を招いている部分も感じます。
止めましょうっと推奨したいです。
球団も下手に指導しない方が良いと思うんですよね。
指導し過ぎると伸びません。
オーバーティーチングの弊害は昔から指摘されていますが教える事(正解を与える)が正しいとは限りません。
データは彼らが必要に応じて使えば良いんじゃないのかな?
中途半端になる危惧があり不安です。
データを使いこなすというより振り回されてる危惧を横浜から感じます。
若く経験不足な捕手にありがちな事ですが近い状況に感じます。
広島が高い得点圏打率で歴代最高の得点効率を実現していますが出力不足(インプット少ないと幾ら効率良くても得点増えてません)でしょうか?
この異常値とも言える数字を、そのまま維持できるかは疑問。
徐々に低下気味。
広島さんは横浜戦だけ極端に得点圏打率が上昇し強いとかある?と疑いたくなる状況。
確かめてみると横浜だけ打って良し守って良し・・・
記事でも横浜と対戦してないから元気ないように感じるのでは?と書いてましたが
過去の数字見るとそう感じる有様。
5/8を最後に横浜と対戦していませんでした。(比較となった数字が5/13)
単純に西川が6/5に離脱したからとも言えますが(バランス崩れました)アウトプットが良くても深刻な出力不足(インプット)からチーム状態苦しそうです。
書いていて
がっかりして来ましたが
なんでこんなに退化しちゃったんですかね。
データ提供自体は中畑監督時代からやっていて上手く機能していたハズなんですが
突然、機能不全に陥ったような錯覚を覚えます。
チーム強くインプット(チームOPS-チーム被OPS)みていると現時点で2016,2017、2019年のチームより強く口惜しさは募りますが
しょうがないです。
チームOPS-被OPSの差分でみた寸評のつもりでしたが打撃雑記です。
データに振り回されない為にも自らが考える必要があります。
アナリストのこうすれば良いんじゃないの?でアプローチすると今の横浜では副作用が大きい可能性があり
今の監督、コーチ陣を鍛える為にも無用なデータ分析を提供しない方が良いとみています。
最終的には
参考記事
チーム被OPSでみたセ 短観 2022.06.13 投手編(守備も含む) - 所持雑感
引用
私的にはこんな異例の数字をみせつけられて不満なんですが彼らが横浜から離れる方が嫌です。
しっかりと後に残せるモノを作って欲しいです。
この苦しみもチームの、球団の血肉にして欲しいです。
怒っていますが応援してもいます。
ラミレス退任で0スタートをした球団です。
ここで再度時を巻き戻すのは実に愚かしいです。
横浜一心で事に臨んで欲しく愚痴りつつも見守りたいです。
これに尽きます。
頑張れ三浦横浜、愚痴は言うけどその成長を期待しています。