DeNA・石井琢朗(野手総合)コーチによる意識変革によって起きたかもしれない得点力低下の可能性について思う
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協力打線にはなっていますが実はチーム成績から期待されるほど得点が増えてなく減っています。
連勝街道を突き進んでいた8/20のシーズントータルの数字で-13%ダウン。
この辺が難しいのですが
桑原が出塁(四球)を意識するあまり積極性が失われ深刻な不振に陥っていたのは報告している通りですが
結果としてはでてないです。
ピタゴラス勝率でみると横浜の数字は優秀です。
チームWARの割に勝ってもいるかもですが(調べていません)
チーム打撃成績の割に得点が増えているか?というと増えてなく
実は未だ良くないです。
この辺はシーズン終えてからまとめて書きますが(多分)
チームOPSから期待される得点から-10%ほど得点力が下がっています。
また、振り切らない打撃をし過ぎていた影響(柴田らがいい例ですが)で長打力が横浜は低下しており暫く本塁打でてない時期があり
昨季ほどではないですが
今期もチーム力を下げる原因になった可能性があります。
但し、チーム方針によりチームの打撃成績が押し下げられていた可能性をチームも知っていたようで
途中から打撃方針が緻密だけに偏る打撃方針になってなく四球数リーグワーストが示す通り
ベースはラミレス時代に近い打撃方針になっています。
これ別にラミレスとか言う話でなく当たり前の話で(打者有利なカウントで勝負しないと成績悪化し易いです)
その当たり前を無視した野球をしようとしていた結果戦力あるのに最下位になり過去10年でワーストの非効率野球をやった経緯がある事で修正早かった可能性ある横浜です。
その非効率性を戦略室か石井コーチが修正してくれた可能性あります。
結果としてみると道半ばです。
道半ばにも関わらず成功例として捉えるのは成果を観測しきれてないからで確かにチーム打撃は多くなりましたが
それが必ずしも得点増加に結びついてないのを解説者は勿論の事、横浜ファンの多くは理解してないとは思います。
成功例は記憶に残りますが
バント成功する事で得点が減少している可能性を観測するのは難しいです。
横浜の場合バントが多いわけではないのですが(ヤクルトよりは多いです)
何が今期の根詰まりの原因になかったか?は自分なりに言語化する予定です。
去年のように得点圏打率リーグ1位で過去10年でワーストの得点効率とかでないので分かりにくいかもですが
今期レベルだと運不運の部分も大きくなってるくるかも?です。
チーム成績の割に得点が増えてる、減ってるとを言語化している解説者、ライター少ないです。
細かな野球で得点した成功例は記憶され易いです。
一方でアウトカウントを献上してランナーを進めることで押し下げている可能性に関しての議論が足りてないと感じています。
だから去年の横浜や今年の中日ようなチームが存在するのですが
今期は何が根詰まりの原因になったかオフに気が向いたら記事化します。
昨年ほど酷くはないですが
目指す野球が難しいです。
石井コーチが成績低迷を2,3年我慢して欲しいと呼びかけていた背景でしょうか?
ソトや広島田中、巨人中島などあるレベルの技術がある選手の再生、育成には実績あるのですが
この野球が難しく、その欠点を石井コーチも理解しているので自分の指導が誰にでも嵌らないと評していますが(選手に出会うと評しています)
森など石井コーチに合わない可能性ありまして
森の技術レベルが低すぎてダメかもしれない危惧あります。
その意識を鍛えるのに石井コーチは実績あるように感じています。
故に実績組の再生、進化に定評あるという評価です。
一方で
技術を鍛えるという面で実績上今一な感じなんですよね。
原石を鍛える事に関して評価芳しくないです。
意識あれども技術がないと表現できません。
なかなかソトのように上手く行かないです。
ソトの再生や、技術があって意識高い野球が出来る素養があった佐野らに石井コーチ効果がある、あった可能性は高いですが
問題は意識高くても実力が伴わない選手達で。
さてどうしたもんだか・・・
蛯名の指導をみる範囲で技術が伴わない選手には昨年ほど無理させていません。
桑原も途中から積極打法に切り替わりました。
昨年ほど意固地ではないと感じるのですが
この辺が今の横浜の課題には感じています。(チームも認識している)
進塁打などはサブウェポン(助攻)に属し、このサブウェポンがある事で戦術幅が広がりますがメインウェポン(主攻)の打撃力が低下する傾向ありまして
難しい課題にはなっています。
強打の打者の多くが最低限打つのが上手く振る力のない選手は最低限打てませんが
ヤクルトの畠山など最低限打つのが上手く2015年に打点王を獲得しています。
打てない打者は四球での出塁も難しいですが最低限も難しいです。
軽打の打者には相手が最低限だけ警戒する配球をし技術が無いと文字通り何も出来きません。
これが強打の打者だと長打を警戒する必要もある事で最低限だけ警戒する配球にできません。
技術ない打者ほど技術がない事で4番打者のような打撃を強いられますが
この辺は仕方ないのかな。
石井コーチも理解しているので去年ほど森を二番で起用していませんが
去年の横浜と違う部分です。
あのレベルの森を去年は17試合で2番起用しましたが
今期は4試合のみ。
去年よりは得点効率よくなった理由でしょうか?
より適性がない(求める野球を今は出来ない)知野二番を今期みませんが
起用面、指導で改善見える横浜です。
2番で森が打てるようになると、その走力から理想的ですが
知野同様、オフに期待しています。
因みに去年もでしたが森に関して今期も来期につながる助走のようなモノを感じないので不安を覚えています。
課題多すぎて飽和してるのかな・・・