個人的に思う 阪神さんの見どころ 待ち球気味の打線は下降気味 23.06.24

横浜の投手側の事を書くか、阪神さんの事を書くかで

先、阪神さん

 

まず岡田阪神の特徴は待ち球となっています。

矢野阪神時代は積極打法よりでしたが一気にカラーを変えて来ました。

開幕前に書いていた通りなので予想通りでした。

岡田阪神時代が、そういう打撃アプローチでした。

そして、その野球で優勝もしています。

実績ある手法、手段でしょうか?

 

それが嵌り開幕当初、阪神さんは四球率を前年より大きく伸ばしていたのですが・・・

ここに来て待ち球のデメリットが目立ち始めています。

 

 

各球団が対策をとり始めています。

 

 

分かりやすい初球打ちデータですが

横浜が287打数の89安打 打率.310

巨人が287打数の97安打 打率.338

他・・・

6位 阪神 198打数の62安打 打率.313 

 

去年は横浜と大差ないレベルでしたが阪神さんかなり減りました。

今年の阪神は例年との比較で

ともかく振らないです。

打ちに行かない

我慢強い打撃アプローチしています。

ワンボールナッシングからの打数も阪神さんが一番少ないですが

例年との比較でカウントが悪くなり始めてから打数が増え始めてます。

横浜より打数が増え始めるカウントは並行カウントからです。

特に多いのがフルカウントや追い込まれてのカウント。

 

結果、徐々に選球眼などの問題もあって打てなくなり始めています。

別に待ち球自体(有効な手段となりうる)は良いんですがカウント悪くなると打てなくなるのは統計が教えてくれてます。

 

なかなか居ないんですよね。

昔は粘りの打撃からヒットとかありましたが

奪三振率が昔との比較で段違いの現代野球では難易度が高いです。

aaakkkaaa.hatenablog.com

80年代の2倍ぐらいありますからね。

今の三振数。

 

また、阪神さんの選球眼に問題あれば初球打ち自体が増えてるハズで

増えてないと言う事はボールをみるようにと言われている証左っと想像しています。

そもそも昨年までのチーム成績と傾向変わり過ぎでしょうか?

 

結果、デメリットがで始めており三振数が増えてると。

カウント悪くしていますから当然の結末と言えば結末なのですが

PA/kが前年の5.22→4.49(横浜は6.67 この数字凄いかも)です。

これ分かり難いと思いますのでシーズン成績に直しますと打席5350(リーグ平均)として1015三振していたのが

23年は1191三振するペースとなっています。

大雑把200三振増えるわけです。

この4.49というのは 500打席ある打者(多い打者で600)が111三振するわけで

横浜は交流戦明け、大貫でなく奪三振能力の高い東を土曜ぶつけてきましたが阪神さんの、この特性を睨んでいた可能性があるとみています。

 

バウアーが雨で流れるかもしれないのに早々に抹消したのも阪神戦にぶつける為と推測しており

如何にも

阪神さんにとって相性が悪くみえます(癖の問題ありますが)。

 

明日の対戦は見ものです。

戦力は阪神さんの方が上でしたが下降局面となっています。

これ横浜だけでなく他のチームもやってくるわけで。

 

打線が下降局面に陥っており阪神さんのチーム方針が関係してそうな状況でしょうか?

 

阪神さんも

東、相手にいつもとの比較で浅いカウントで打ちに行ってるように見えましたが

普段から打ちに(浅いカウントで、振る、アウトになると怒られるようだと厳しい。談話聞いていると怒られるようですが・・・)いかないとダメな場合あって

 

ゾーンで攻める傾向の強い東、山本バッテリーに良いように牛耳られています。

そして明日、バウアーです。

横浜の先発として最も奪三振率が高く11を超えており

おそらくリーグで一番三振奪える先発投手。

 

リーグで最も三振を喫し易いチーム対

三振を奪える投手の対決です。

 

読みとしてはバウアー有利としたいです。

チームも、それ期待しての起用でしょうし。

 

尚、横浜のPA/kは6.67と近年になく三振しないチームとなっています。

去年もリーグで最も三振しないチームでしたがより深化しています。

ラミレス時代は早打ちでも三振も多かったんですけどね。

待ち球をチーム方針に21年リスタートしたチームがこうなるとは思いもよりませんでした。

横浜の場合、いろいろチーム方針が二転三転していますが試行錯誤しながら前に進んでます。

 

横浜のように早打ち気味のチームと相性がいい投手は軟投派の大竹のような投手。

早打ちで凡打を量産するわけです。

この手の攻略に石井コーチ長けてまして次回対戦時には阪神大竹(そろそろ目が慣れるでしょう)を打ってくれるものと期待しています。

 

明日も投手戦かなぁ。

 

ロースコア対決。

前記事で書いている通りクリーンアップでしか点取れないバランスに横浜も陥っています。

なんですが

 

ひいき目ありますがやや横浜有利な状況でしょうか?

バウアーの価値が高いのは阪神さんの天敵のようなキャラクターもあるんですよね。

中4で投げれますからスムーズにローテいじれるわけで・・・

 

バウアーの癖がばれてなければ明日も良い試合できそうです。

 

普通は巨人さんのよう浅いカウントで打ちにいけなんですが(それで一回バウアーは攻略されています)

あの時と違い伊藤が配球の主導権握っていて・・・

個人的に打たれるイメージがわかない感じです。

 

積極果敢に普段から振ってないとゾーンで打ちにいけませんから打ちに行ってくれると助かるんですけどね。

巨人さんがバウアー打てたのも、普段から打ちに行ってるからで

相性的なモノもあります。

巨人さんは比較でバウアー打てるのかな?

次回対戦時は打てないかもですが

 

 

6月に相手を突き放すような差配を三浦監督しています。

先発完投育成して先発が早々に息切れし総崩れした2019年の苦い記憶がよぎりますが

バウアー居ますし何とかなるでしょう。

 

如何にも気の強い闘将よりの監督さんです。

これがプラスになって勢いで懸念を乗り越えて欲しいモノと期待しています。

 

 

 

 

追記、こんな記事ありました

www.ronspo.com

確かに阪神さん四球増えました。

しかし副作用で三振大幅増と。

 

チーム出塁率は1位横浜の.322に対し阪神さんはリーグ2位の.316。

現在、待ち球気味の打撃アプローチに各チームが対応し始めておりゾーン中心攻められチーム状況悪化しています。

 

阪神さんの6月出塁率は.290。

 

四球も出塁の一形態ですがヒットも出塁の一形態です。

バランス悪い状況でしょうか?

 

今後、どうなるかです。

この手段自体は否定しませんし時に有効ですが技術難度高いです

横浜の選手(昨年の桑や佐野のでも書きましたが)が度々、この四球絡みでボールを稼げで苦戦しているのをみているので厳しいと思うんですが

 

奪三振力がこんなに上がった時代にリスクある作戦に感じています。

まぁ岡田監督らしいと言えばらしいです。

成功体験あります。実際、優勝もしました。

 

岡田阪神、落合中日(待ち球)対 原巨人早打ち時代を思い出します。

あの時代は阪神、中日、巨人の3強でした。

待ち球自体は有効です。

ただ、あの時代は未だ三振数少なかったからねぇ・・・

 

ヤクルトさんの事も書く必要あるかもですが

度々、ヤクルトさんが極度の打撃不振に陥るのも待ち球気味の打撃アプローチが関係しているかもと考えています。

実際、一部の選手を除いてなかなか選手育っていません。

人を選ぶイメージです。

これが出来ると強いんですが・・・

 

21年横浜の苦闘を思い返すと、もしかして考えていた以上に阪神打線厳しくなってるかもしれません。

あの時は交流戦間際で田代コーチがベンチ入りし行き過ぎた方針(別に初球打ち自体をチームは禁止しているわけじゃないんですが気楽にいけなくなった)を緩和してくれましたが

 

阪神さんはどうするんですかね。

 

岡田監督、試合後、新人の森下がボール球を空振りするから四球を選べなかったとお冠でしたが振りに行きにくくなっちゃいますよね。

未熟な打者はスイングしながら目線を、ズレを合わせていきますが

それを出来ないとなると打てない打者はますます打てなくなる危惧あります。

 

www.chunichi.co.jp

引用

連打で無死一、二塁とし、森下の打席でじだんだを踏む結果が待っていた。「(カウント)3―1からあんなくそボール振るからのお」。ルーキーは高く浮いた136キロの球を空振り。フルカウントとなり、最後は右飛に終わった。

 

選球眼に課題(修正即できるモノではないです)ある選手を起用している以上、その持ち味を期待するなら許容しないと萎縮して文字通り何もできなくなります。

東以上にコントロール良いバウアー相手にボールみていったら三振し易くなるだけでしょうか?。

打線から外した方が・・・

 

代り居ないのかなぁ、難しい野球ですからね。

 

昔、横浜ファンの方とファーストストライク(早打ち)について議論した事があり選球眼悪い選手に待ち球させたら三振するだけと話した事あります。

 

ただ、これがなかなか通じないんですよね。

解説者も、OBも待ち球(打てないなりの何か)させろっとラミレスの方針を批判してましたし

 

これ何気にNPBスタンダードです。

最近は多少変わったと思いたいですが

 

確か阪神岡田監督も批判していたと思うので

まぁー野球哲学の違いに感じます。

どっちが正しいって話ではないですが

どっちも手段として有効

ただ待ち球は未熟な打者がやると初球凡打同様、相手を楽にさせるというか

結果が同じになり易いんですよね。

 

振る事で目線のズレ(記事でも書きましたがボールは最後までみれないんですよ)などを修正できる可能性あるんですが

 

振らないと・・・ホント

どうするんでしょう?阪神さん。

かなり深刻な状態になってそうな選手いそうですが

 

打撃練習でボールをみるだけの練習とか聞きませんが

振らないと悪化し易いです。

 

日ハム新庄が振る、積極性(進塁打も否定する野球)を前に出しつつ野球して選手を鍛えてますが

選手セレクトとしてはそんな野球の方が選手出てきやすいです。

その後、選球眼の良い選手をセレクトしているようですが