先の記事の続きです。
調子の良かった関根を上位に上げなかった理由に
3番宮崎、6番関根(ヤクルトでいう21年6番中村)の関係が上手くいっており関根がシチュエーションを利用して打線を操って事があったと考えています。
その上手くいっていた形を崩した理由としては2番が不在だった事。
結果、関根を2番にあげてます。
その佐野と宮崎に挟まれた2番関根が機能していたのはその成績(結果)が教えてくれますが
佐野の調子が悪すぎてついに佐野1番を解体。
チーム方針、要望を主将として意識していたのもあったと思いますが四球率上がった反面打撃が低調に・・・
そして関根を1番に上げましたが
その関根も1番で先の記事に書いてる通り苦戦し始めています。
その1番での成績
先の記事で書いている通り特性的に佐野より苦戦し易い可能性を覚えています。
(読みに強く依存してしそうな打撃を関根はしていた為相手を知らない交流戦だからこそ関根が打てなかった?もあるかもです。)
ここで関根が打てるとチームとしては大きいです。
ただ、どちらにしろ2番が手薄なわけで
桑の復帰が待ち遠しい状況でしょうか?
昨年序盤、四球あり気で野球やって成績低迷し過ぎた反動でブンブン丸になり成績を戻しましたが
この人を1番に戻すのか?
ポイントです。
1番桑、2番関根、3番宮崎、4番牧、5番佐野、6番戸柱、7番ソト、8番遊撃
に最終的になるような気がしますが
個人的期待は神里。
6番に神里とか実績ありますからね。
2番じゃ勿体ないとか、当時の三浦監督らしい2番軽視と捉えかねない発言と伴に6番に神里を据えてチームに勝利をもたらしています。
未だに2番軽視の傾向を覚える時ありますが2番でオースティン(コンディション不良で二軍、この人が期待通りの活躍すると理想像がまた変わりますが)らを起用するなど今は違っていて、
こういう試行錯誤があるから今の首脳陣を信用しています。
21年は打てない打者を2番(21年2番の成績は打率.215)に起用して大いに得点効率を下げてましたが・・・
3年で横浜も随分変わりました。
今期も2番の成績が良いわけではないですが開幕初手、1番佐野、2番宮崎で始めておりその苦労が偲ばれます。
その解決の一助。
あるレベルの長打力と走力を期待できる神里を6番置く打線。
起点も、仕上げも期待できる。
いろいろ出来るのでみてみたいはあります。
その為にも神里、しっかり結果を出してアピールしてください。
場は与えられるモノでなく奪うモノです。
楠本と競争になるのかなぁ。
試されている梶原と伴に3人で切磋琢磨して欲しい分野でしょうか?
そして佐野がリハビリで3番に移動した結果、宮崎が5番へ
いつか何処かでみた打線バランスになりかけています。
②、宮崎5番
つなぎの2,3番から仕留める5番になる事で意識が変わるのか過去実績上成績低下し易いです。
また、関根が上位に回った事で下位打線が弱体化しており捕手が打撃の良い戸柱なら多少、緩和されるかもですが
ボールゾーンで攻めやすくなってしまいました。
5番で打率.320 出塁率.346 長打率.800・・・どちらにしろ凄いのですが
この人は技術有るので求められることをしっかりやれちゃうんですよね。
それが良いのか悪いのかわかりません。
ただ、この5番が出塁しても返せる打者(長打が必要)がいないわけで打線が切れやすくなります。
打線が寸断されるわけですね。
それがわかってるから宮崎も打撃が荒くなり易く(チーム状況に合致する打撃)成績が低下し易くなります。
いつかみた道です。
得点パターンがクリーンアップに依存し始めてる感じでしょうか?
この対応でチームは宮崎らを上位に回し疑似1番ともいえる5番桑、6番関根で起点を形成していたのですが
宮崎の四球も3番時との比較で少なくなっておりわずか1。
四球率でみると3番の時が10%ほどありましたが5番になって3%とかなり減っています。
最も5番宮崎で、代わりに牧が打ちやすくなってるみたいですが・・・
う~ん。
打線構成上、仕留めに行く感じで無理に打ちに行くケースが求め始められてしまっています。
後ろの打者との兼ね合いもあり出塁して怖くない打者が宮崎です。
チームの事を考えるなら長打を狙うざる終えないです。
5番で今の下位打線ですと例年の数字に収れんしそうな予感あります。
それでも凄いのですが
③、佐野
3番になった事で四球から解放されフラットな感じで振れてそうです。
スイングは問題ないとみてとっており復調に期待したいです。
気になるのは研究されていろいろ苦労しているというか
まぁ徐々に戻り始めているように感じるので大丈夫でしょう。
三番になって四球が減り(相手も後ろが牧、宮崎なので勝負する必要がある)打ちにいってます。
ここは復調の可能性大と期待しています。
④、捕手の使い方
序列見てますと戸柱と伊藤が評価上=に近く
山本が序列落していますがしょうがないかな。
個人的には打たせてとる系の平良(今は伊藤)、大貫(当初は山本)と
左腕は苦労している石田と組んで実績があり、
その石田の上位互換である今永は戸柱が良いと考えています。
実際、そうなる感じです。
伊藤はエース然しているバウアーで十分やってくれるでしょう。
横浜が優勝する際にはバウアーが脚光を浴びてるハズで、その女房の伊藤は影の立役者として大いに名をあげるものと期待しています。
開幕当初は山本2ないし3 戸柱2ないし3 伊藤1ないし2でスタートしましたが
今は
山本が1(東)
戸柱が3(石田、今永、大貫、そのうち平良も❔)
伊藤がバウアーとガゼルマン。
ガゼルマンとかみていると(石田も)良く抑えていると思いますが
伊藤も戸柱もあーだこうだいろいろやっています。
それが今永やバウアーに還元されてる感じでしょうか?
ただ問題は打線をいじった事で関根が上位に回り捕手の打撃が以前以上に重視され始めた事です。
打率.208と打ててない伊藤の扱いが難しくなり始めています。
あのスイングで良く打てると思うのですが
熟練の技で補っている伊藤です。
打撃に関してはコメントで推し選手居ますか?聞かれた時に書いてる通り、開幕前から戸柱です(投手は去年の入江ほどではないですが坂本)。
21年までは低BABIPでしたが打撃開眼した22年からレギュラークラスのそれになっており以前は.220程度だった数字が.300近くとなっています。
2022年開幕前に
引用
しかし、戸柱打撃好調とは思ってましたが本当に良いですね。
ビックリです。
.250以上打ちそう。
BABIPも.300近く行くかもしれませんね。
彼、過去の打撃ではコンタクトに課題あったので.250切る年が多かったです
この延長線上に23年戸柱は位置しています。
実際BABIPで.300近く打ったのですが 結構、過去記事読むとへぇーと思う事があります。
打撃が未熟ですと当たっても打球前飛ばず詰まるのですが
22年に.292と数字が良くなり今期につながっています。
当時、間がよくなったと評していました。
細川が昨年、BABIP0となっていましたが間が悪いと、そんな数字になります。
参考記事
引用
当たらない、当たっても詰まる。
2021年以降の細川のBABIPは低迷します。
原因は逆方向への強い意識。
20年以前は.300超 まぁストレートのタイミングで振ってましたので当たれば飛ぶと
21年は.231。
22年は.000です。
首脳陣の方針と細川のキャラクターが一致せず迷走していたのはBABIP推移でみえますが
三振怖かったそうです。
まぁわかるんですが・・・
この辺の試行錯誤(低迷)があったからこそ中日で花開いたとも言えるので無駄ではないとは思うのですが
ここ横浜にとって長期的な懸念事項です。(チームの長打力が低下している懸念がある)
話戻りますが
以前の戸柱は強振の強打者に多いタイプで元巨人のセペタみたいに低BABIPでしたが
打球が詰まりやすく、点で打つような打撃でした。
これが面、線を覚える打撃になっており間が広く(以前は狭いと評してました)なっています。
ここが関根との違いですが明確なブレイクスルーを戸柱は遂げてます。
関根の場合は戸柱のような低BABIPではないので解釈が違いますが。
元々、あるレベルで打てる力があって。
それがスタンスを可変にし読み(経験)を組み込む事で打てるようになったと解釈しています。
関根は21年の時点でBABIP.281と足掛かりのような数字を記録しています。
BABIP自体、年度相関の低い数字で解釈必要ですが以前から、あるレベルに達していたと考えてください。
その関根の評価ですが
練度が溜まり難いファーム可変が影響してか関根の水準は打率.250(OPSで.700弱)ぐらいにみえており
頭の良さで打ってるように思えます。
関根は伊藤に近い状況です。
スイングは関根>伊藤 伊藤も大分衰えました。
ここどうなるのか注目。
5番宮崎を返す為にも捕手の打力が必要となっており
後ろをケアできないと良く見た四球おkの配球。
厳しい所を攻める(際どい所を四球おkで投げる)ようになり一般的な宮崎の数字になりそうな懸念あります。
それでも宮崎は5番でOPS.800 .300打ちそうなんですが・・・
宮崎の後ろの打者強化が必要な感じです。
⑤、バウアー
この人は大注目です。
別記事に続く
横浜が優勝するにはMVP級の活躍をバウアーに期待する必要があるモノとみています。
⑥、中継ぎ再編
気になる伊勢の数字
いろいろ書いていますが
21年と違い首脳陣がいろいろ考えて打線構築している所に好感を覚えています。
関根をなかなか上位にあげなかった事など私に近い感覚をチーム首脳陣が共有していた可能性を覚え
実際、関根を上位にあげた際は1番でなく回りを活かせる2番(1番佐野、3番宮崎で挟まれていた)で起用しています。
それなりに対応してくれるものと期待しています。
尚、今の打線バランスだと6番に関根を再配置しても打てるとは限らない感じです。
足の遅い宮崎の後ろを関根が打つのは難しいと言うか
長打力求められます。
正直、打線が寸断され始めてる懸念がありますが
しょうがないかな。
難しいです。
それでも牧中心に得点奪えるハズで佐野も復調すると思いますから期待して見守りたいです。
肉離れで離脱した桑や、コンディション不良で落ちたオースティン戻るまで我慢になるかもしれません。
苦しいながら、打線を如何に構築するかは見どころでしょうか?
そうは言っても
1番関根で出塁率が現在.289で2番がさらに打てないとなると
どうしようなんですけどね。
3番佐野が起点になって4,5番が返す野球になると得点効率が著しく悪化するんですが
ただ打つだけと感じる野球になりかけています。
首脳陣は、それ目指しているわけでなく現状の打線バラスで点をとろうとすると
1,2番の出塁率悪いと、そうならざる終えない懸念があるわけです。
関根に注目です。
序で宮崎と佐野。
宮崎5番の兼ね合いで下位打線強化が必須でありどう対応するか?
戸柱が出場試合数を増やすかもしれませんが
現状、増えそうで増えず平良の時にぐらい?
チームに勢いを与える為にも、もう一手欲しい所ですが
桑不在なら冒頭書いている通り潜在能力でみると神里となります。
そろそろチーム方針と合わせるのを諦め優等生辞めて欲しいのですが
使い方みて分かる通り、優等生辞めても結果を出した選手が起用されています。
自分とは何者なのかを神里には思い出して貰いたいです。
関根に関して懸念が多いですが
関根のような打撃スタイルで一年通してやるのが難しい故です。
常に例外あるとはいえ、その例外に関根はなれるのか?
その有様は打撃が未熟にも関わらず3割近く打った2016年倉本と重なります。
倉本も優等生とは言えない野球していましたが
雑草のような逞しいタフな打撃を関根に期待しています。
佐野の状態が戻ったら本格的に打線いじりたいところです。
チームで最も打ってる打者が5番って
それで良いの?っとチームも考えているハズです。
見どころ
ペナント再開に手が回らず投手面はおいおい書きます。
後は阪神さんの下降局面。
いろいろ理由ありますが
そろそろ岡田阪神の特徴を捉えて各チーム(大竹とか慣れれば打てそうですし)が反撃しそうなんですよね。
横浜もきついですが相手もいろいろあります。
桑原の故障がなければもう少し余裕を覚えたのですが
短期的❔に混戦になりかけています。
そもそも中日さんが戦力の割に弱すぎるだけで、このチームいつ浮上してもおかしくないんですよね。
チームWARでみても去年に引き続き高くリーグ4位を中日さん記録しています。
(バランスを自ら崩していて戦力活かせてません)
その混戦からの打破をっと言うなら
バウアーとなります。
あの質で中4で投げれるというのは大きいです。
広島戦の結果をみて懸念されている癖が関係ないなら横浜は相当優位に進められるんじゃないかと期待してます。
横浜も打線、ブルペンに懸念ありますがバウアーが期待通り活躍できれば十分補えるでしょうか?
暫く休んでいたのでバウアーも肩が軽いのかなぁ。