【阪神担当・倉世古記者】巻き返しの鍵は「四球力」 12球団最多240個が強み とは言うが実は弱みでもある阪神貧打の原因❔

www.sponichi.co.jp

 

こういう考えが支配的なのがNPBです。

しかし前記事で書いている通り待ち球気味の打撃アプローチで得た四球はデメリットもあり

 

好球必打を犠牲にしカウント悪くすることで打撃が悪くなり三振増え易くなります

四球あり気の野球し過ぎると四球出塁が目的になってしまい打が低調になる危険があるのは

横浜で何度も何度も目にしているのですが・・・

 

先の記事でチーム三振が昨年比1.2倍の1200ペースである事を書いてましたがカウント管理に苦労してそうなデータが出ており(我慢強い打撃アプローチ)

結果打てないのは待ち球を採用する他のチームでも確認されています。

 

四球を増やす代わりに打てなくなり易い。(技術があるとデメリットを極小化できます

我慢強いアプローチの結果起きうる四球増と対になり易い三振増と打力低下。

 

そのデメリットとなりうる打撃を、現在、低調になっているかもしれない事を書かずに

 

巻き返しの鍵は「四球力」っと言っちゃう所に記事の片手落ち感を覚え残念に感じます。

 

担当記者さんですからね。

不調の虎であっても、強みが健在であることを強調したい

その強みが現在の不振の原因かもしれないわけです。

そこを紹介する事で野球の面白み、深みが増すと思うのですが

 

news.yahoo.co.jp

「打線全体が調子落ちているんですよね」と湿っている打線に言及

 

の原因になる可能性なるだろうという事で交流戦明け対戦前に予想記事を書いてました。

交流戦初優勝おめでとうと チームOPS、被OPSでみたセ 23.06.20 - 所持雑感

引用

+阪神打線の待ち球よりの野球を他チームが織り込み始めておりどうなるか?

駆け引きに注目しています。

 

そりゃそうだよねっと思うとともに

対戦した結果、駆け引き以前でした。

 

対戦してみると阪神さんの打線が想定上に湿っていて手が付けられない状態となっています。

岡田監督談話聞く範囲ではかなり厳しそうな状況です。

今が底かなぁ。

 

阪神担当・倉世古記者が言う巻き返しの鍵である「四球力」が原因で湿っているかもしれないというのが

皮肉な状況というか・・・

(4番)大山(悠輔)は少しいいかなという感じですけれども、あとは調子いい人がほとんどいない

っと田尾は評していますが

チームの初球打ち平均7.7%に対し4番大山は初球打ち11.4%っと積極打法よりの打撃アプローチとなっており

積極打法寄りの大山はチーム方針関係ないんですよね。

昨年と大きくは変わってないでしょうか?

 

今、状態落ちてる選手はチーム方針で待ち球気味の打撃アプローチしてる選手達でしょうか?

アプローチ的に近本と中野が昨年との比較で顕著ですが

 

彼ら前年まで積極打法を持ち味としていた選手達です。

まぁーしょうがないよね。

 

初球打ち 

22年13.5%だった近本が今期4%へ

同じく14%だった中野が6%へっと半分以下ですから不慣れなもあるわけで・・・

 

勿論代りに彼らの四球増えていますがデメリットもあるわけです。

記者さん主張する通り、そのまま四球力を巻き返しのカギにしてくれると助かるんですが

そんなわけないので岡田阪神の駆け引き、巻き返しに注目しています。

 

 

因みに

こんな記事ばかり書くと待ち球ダメじゃないと誤解されそうでフォローしておくと

 

理想は

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

早打ちも待ち球も同じく求める理想は好球必打。

ボール球を振るなっというだけで、打てる球を打って行こうです。

求めるものは同じなんですが

そのアプローチが違う事で成績で差が出やすい。出てしまう場合がある。

 

結局、選手にその能力があるか、否か、選球眼の問題になりますでしょうか?

 

選球眼の指導は時間かかると言うかかかりますよね。

広島菊池の四球率、ずっと低いまま(うろ覚え)と思いますが意識してやり過ぎると持ち味殺しちゃう場合あり

 

さじ加減が難しいです。

 

 

今後に注目です。

駆け引きの結果、もう少し後に停滞するだろうと落ちてくるだろうと交流戦明け前記事の予想記事として書こうと思っていたのですが

 

ここまで悪化しているとは思いませんでした

 

「やっぱり1、2番がもうちょっと活発じゃないとなかなか点は取れない。近本と中野を入れ替えてもそうは変わらない」

っと田尾は語っていますが

対戦相手的に大山の前が沈黙してくれると楽にはなりますよね。

このまま行くとも思いませんが暫く尾を引いてくれると優勝争いしているチームとしては助かります。

 

今後、相手がゾーンで攻めてくるので阪神の1,2番もやや早打ち気味にアプローチしていくと考えており

どこかで状態が戻り気味になるとは思いますが待ち球、四球あり気、球数稼げがチーム方針で潰れ役を1,2番に岡田阪神が期待しているなら不調期長引くかもです。

 

これ今年の横浜で言うなら佐野がいい例で

期待通り3番で元気になり始めていますが

 

個人的に思う 横浜後半戦の見どころ 崩れかけている打線バランス 宮崎ら - 所持雑感

にて

3番でリハビリ中と記事で書いてた理由です

 

別に佐野も1番で早打ち禁止されてたわけじゃないんですが

出塁を伸ばしてくれと言われてみたいで

主将故に配慮というか・・・

四球が2倍ていど比率で伸びてましたが代わりに昨年比打てなくなっています