中継ぎ投手の使い方をみると抑えは森原か入江のどちらかになったようです。
伊勢は結果こそだしていますが記事でも再三書いている通り生命線のストレートが去年ほど通じてなく投球スタイルの変更を求められているように思えます。
抑えに抜擢するのは難しかったでしょうか?
他に候補としてはヴェンデルケンいますが
四球が多い(BB/9で4.31)。。。使わないと思ってましたが抑え候補から外されていました。
帯に短し襷に長しの中継ぎ陣で抑え候補は入江と森原となります。
メンタル的なモノに関して懸念ありますが抑えに一番近く感じるのは入江でしょうか?
ストレート 被打率 .245 空振り率 7.26
フォーク 被打率 .233 空振り率 29.5%
参考記事
運不運とも言えないヤスアキの状況、守護神の必要条件とは? 23.07.16 - 所持雑感
引用
なお、抑えとして分かりやすいのは中日マルティネス。
ストレート 空振り率 14.5% 被打率.286
ツーシム(スプリット) 空振り率 33% 被打率 .164
組み立てが楽です。
新人時代のヤスアキの内容に近いですが追い込めばほぼいけるわけですね。
を参考にすると組み立てし易そうです。
しかし勝負球のフォークの被打率が.233と高い。
WHIP 1.27と高めですしヴェンデルケンほどとは言いませんが四球率高い(3.80)です。
結果、被出塁率も.323と高い。
メンタル強くないと追い込まれそうな感じです。
2016年のヤスアキなどランナー出すことで顔青くしてましたが
ランナー出ることで球界のドレスコードに沿った配球を強いられ打たれやすくなります。
危ない部分はあるかな。
但し奪三振率(K/9)で10.27と勝ちパを担う中継ぎ投手としてはヤスアキについで高いです。
うん?
何度か記事で書いてますがスキル的課題あれどもメンタル的経験値でヤスアキ、上手くやっていた部分あり
結構、内容良かったんですよね。
結果悪かったですが持ち直しも期待できる内容でした。
メンタル上の懸念。
入江に関しては経験上の問題です。
案外上手くいくかもですが経験不足補える圧倒的な成績を誇るわけでもないです。
可能性にかけ入江を抑えに抜擢するなら挽回の可能性もあったヤスアキでも良いぐらいです。
不安を覚えてはいます。
すんなりいけるかどうか?
失敗すると尾を引きそうです。
では最後に残った森原は?
これが入江以上に難しく感じる。
経験豊富で四球も少なく(BB/9で0.90)計算しやすようにみえますが難しい。
全体の投球割合の70%弱がストレート。
ストレート 被打率は.167 空振り率 14.4%と素晴らしいですが
全体投球の22%を占めるフォークの被打率が.438 空振り率 7.25%と機能しているとは言えません。
決め球ともいえるフォークが機能してないので三振も入江と比べ低く7.65。
抑えとしては低いかな。
う~ん、難しい。
相手が球質に慣れてないのもあって今は通じているかもしれませんがストレート一本ってかなり難しいです。
また、150キロ前後のストレートも球速自体は早くないです。
気持ちで押してるのですが
う~ん。
ここすんなり決まらないと今の横浜ですと終了になりかねません。
しかし、これも野球でしょうか?
ヤスアキ抑え交代の理由はわかるんですが代替候補がいるようで居ない。
結構、リスキーなんですよね。
ヤスアキ自身は抑え交代でメンタル(信頼を感じない起用でメンタル最悪でした)回復するとみています。
後は抑えの代替候補次第ですが渋い状況には感じています。