今をわかりやすく説明できるので
ぱりんさんからのコメントに答える形でQ&Aとさせてください。
現状の横浜に関し自分なりに、こんな感じかとまとめてみます。
勿論、外れてる場合もありますベンチの絶望感一杯の様子などSNSで流れ始めていて
結構、きている感じです。
Q1:「進塁打」「最低限」に対する「ねばならない」は、去年の早々に無理と解って無理にはやらせないことにしたと思っていたんですけど
いいえ、横浜の野球は一点を奪う野球です。いろいろ反省もあり常にはではなくなりつつありますが目指す野球はスモールベースボールです。
その集大成だったのが22年のCS。
初回からアクセル全開?(っと監督表現してました)でチームが目指す一点を奪う野球をやってます。
結果、残念な結果に。
石井打撃コーチが2,3年待って欲しいと述べた野球です。
道半ばでしょうか?
参考記事
2022年CS ランナー一塁での打撃成績について - 所持雑感
結果、ランナーが一塁にでても打てませんでした。
CS三連戦、ランナー一塁の場面で
計21打数3安打 打率.143となっています。
本来、塁間が空いたりセットで投げる必要があるなど相手が打者に集中できなくなるランナー出ることは
より打ちやすくなる切っ掛けなのですが
横浜の場合、逆でしてランナーいない場合の方が打てるケースが多いです。
そんな横浜も関根が上手く試合を動かすなどして今期は大分、ましになっていたのですが・・・
右打者が同シチュエーションで打ててません。
桑とか毎年の傾向なので そういうモノとみていますが・・・
普通、1,2塁間空くので右打ち上手い桑とかチャンスなんですけどね。
今年も.196と打ててません。
参考記事
ランナー一塁で打てない原因について 右に打とうとし過ぎてないか?桑原(横浜) - 所持雑感
Q2:チームの不調と、優勝をめざさ「ねばならない」というところに各選手の「立場」や「役割」の「ねばならない」がまたもや紐付いて、佐野や桑原を筆頭に力を制限されて発揮させずにいるってことなんですかね。
A2:そうと感じるケースがあって記事を書いてます。特にチーム状態下降以降が酷い感じです。
参考記事
チーム状態が悪いからこそ最低限の場面で打てなくなるに思う 23.07.17 - 所持雑感
7/16対広島戦、9回の佐野の打撃をみてがっかりしました。
2対3、一点差。
ランナーワンアウトランナー1,3塁。
併殺避けたい。(ゴロは避けたい)
最低限打ちたい、打ちたい・・・犠牲フライを打ちたい。
相手に良いようにもてあそばれています。(配球上)
以前からありましたがこの日の佐野をみては駄目かもしれないと思い始めまして・・・
AS明けもダメでしたね。
Q3,思えば、「フォーム的には完成していてタイミングだけ」と管理人さんが言っていた細川も、和田さんによって「(長打を打た)ねばならない」から解放されて今の状況になっている感じがします。
A3、細川に関してはホームランを打たねばならいでなく三浦監督就任以降三振減らす打撃(逆方向に強い意識がある打撃)してまして
参考記事
当たらない、当たっても詰まる。
2021年以降の細川のBABIPは低迷します。
原因は逆方向への強い意識。
20年以前は.300超 まぁストレートのタイミングで振ってましたので当たれば飛ぶと
21年は.231。
22年は.000です。
逆方向意識し過ぎてバットが遅れ気味でしたが
三浦政権下らしい試行錯誤でしょうか?
ソトと同じアプローチです。
外の変化球対策ですが詰まり易い。
三振恐れて打球に強さ失われてたそうです。(結果でもそうですが)
それを和田コーチが三振はいくら喫しても良いから振りなさいと指導し直しています。
参考記事
知野にみる育成への期待。転換点 過去を知り今を、未来(苦労する?)を - 所持雑感
引用
DeNAでは三振をしないようにしてたみたい。そんなの気にして打っていたら持ち味がなくなる。立浪監督にはある程度の三振はしてもいいって許可はもらったんで、思い切って振らせてます。
欠点修正しようとして欠点克服できず長所も消してしまう。
細川は中日に移籍した事で長所戻るかもです。
21年、22年とボール当たっても前に飛ばず低BABIPになっていましたが
持ち前の打球の強さ戻るかもしれません。
予想通り打球に強さが戻り
さらに和田コーチにより当てる技術(未だ怪しいですが)をみにつけられて今に至ります。
因みに三振を喫しないというのは最低限にも通じ一点を奪う技術の向上にもなっていて強みにもなっています。
むろん、マイナス面もありますがプラスもあるわけで前半戦勝てたときの一因にもなっていました。
Q4,和田さんが立浪監督にミスを責めないように確約してくれて、監督の気が変わる前に細川が期待に応えたのが大きいのでしょうが。
A4,そう思います。
Q5:昔、田代さんが2軍監督時に20点取られてボロ負けしたときに選手全員呼び出されて「さぞや怒られる」と思っておそるおそるミーティングに行ったら大量の酒が用意されていて「まぁ・・野球やってりゃこういう日もあらぁな。まぁ飲め」となったとか。
A5:それ理想で 田代コーチにはすでに21年交流戦前に三浦監督救われています。
同じことを考えているかもですが
Q6:ここまでチームが酷いときに、「守りを更にガッチリ」とか「役割を」とか言っても一生懸命やって欝になった人間に「頑張れ」って言ってるのと同意で、楽にさせてやらないと向上しないだろうな、と何か思いました。
A6:メンタル下がっている人にプレッシャーかけてしまってまして・・・・後ろ向きにさせちゃっている懸念はありますね。
そんなプレッシャーに負けない強さをチームは選手に求めている感はあります。
これはこれで大事とは思うのですが
Q7:98年組ってストイックで真面目なんで、「楽にやりましょう」を1番苦手としているのかもしれません。
A7:闘争心強いメンバーでしたね。我も強かったですが。だからこそ名球会入りにしたメンバー何名もいて一流の成績を残せたものとみています。
この経験が強いのか三浦監督、選手にタフさを求めまして、これはこれで大事なんですが今回はマイナスに働いている感じです。
Q8、1回優勝を忘れて選手達には開き直ってもらいたい。こういう酷すぎる状況が無いと開き直りって出来ませんから。
A8、それが望ましいですがおそらくできません。
卵が先か鶏が先かですがともかく勝利が重要で勝ち方を思い出すことですかね。
今は勝ち方がわからなくなってしまってるからベンチで選手たちが頭を抱えているわけで・・・
勝ち方を思い出せば自然落ち着くものかと。
で、
この勝ち方は?何で
>「進塁打」「最低限」に対する「ねばならない」
という図式です。
これを全面にして勝とうとすると今の打線では抑え、セットアッパーらが一点も奪われてはならない、絶対抑えなくてはならないわけで
ねばならないの負の連鎖となっています。
7月、中継ぎ防御率1.70にも関わらず6敗(伊勢2敗、ヤスアキ2敗、入江1敗、ヴェンデルケン1敗)もしていますが
かなりきついですかね。
結果
打線はもっと点をとらないといけないと思う。
投手は抑えない(点を与えられない)といけないと思う。
そんな関係性です。
Q9:全体で不調になった原因は、根が深いように思えます。
A9:そこまで根は深くなく単純に勝てば反転するかと。
勝てば良いのです。
そんなわけで
バウアーの中4完投があったのですが・・・
あれじゃダメでチームで勝つ必要があります。
具体的には勝利の方程式の確立が急務で ここ次第です。
セットアッパー、抑えがしっかりすればおkです。
故に三浦監督はヤスアキの役割を替えたわけですが・・・
これ監督によっては
苦しんでいるヤスアキをみんなで助けようでチーム一丸になれるチャンスでもありました。
それで上手くやったのが広島新井監督です。
ヤスアキ以上に不調で内容も悪かったですが期待の言葉をかけ続け今やダブルストッパー化しかけています。
三浦監督、ちょっと厳しいんですよね。
これが良さとは思うのですがが今はマイナスとなっています。
+横浜にはベンチに高城がいない。
チームのメンタルが低下しているときに、その原因を作ってる主力選手では鼓舞できないんです。
まずは成績を戻すことが求められるわけです。
他者に気を遣う余裕が失われやすくなるが故に中心選手の扱いは注意が必要なのですが・・・
懸念事項でしょうか?
ですので主力選手が不調になった時には
主力とはいえなくなっていた高城や在りし日の石川のような選手いると状況が変わってきます。
もしくは2015年に選手副会長にも関わらずベンチウォーマーとなった山崎でも良いんですが
参考記事
憲晴と中畑さんの思い出、2015年の横浜について雑感 - 所持雑感
2015年の最下位はチーム一丸の基、最後まで戦い抜きましたが
今回はちょっと毛色が違う感じで
私も、ここまで状態悪化するとは思わなかったです。
横浜が低迷しそうなのは交流戦中に感じていたので記事でも予見できましたが
ベンチに憲晴や高城のような選手が居ないのかもしれませんね。
もしくは幸運の置物と評されたキャプテン石川ですが。
佐野が追い込まれてるのも、そういう選手が不在なのが理由とみています。