中日チーム被OPSとチーム防御率の関係 雑感

中日四球病、その病魔についての雑感

横浜の四球病、山口君の場合

中日の四球病、田島投手の場合

2014年05月11日

中日 守りの課題についての雑感 

2014年05月13日

中日 守りの課題についての雑感 

余談偏のマシソン、

田島投手に送る巨人山口と、記事を連載して来ている。

意図的には、四球病と揶揄された中日の現状解析であり、そこに至る背景を自分なりに説明してきたつもりだ。

個人的な見解だが、四球が増えるのは投手の能力が劣る場合に起き易いと感じる。

それ故、投手優位の低反発球時代、前年との比較で、その四球を、チームに関係なく減らしている。

当たり前と言えば当たり前で、投げる所がなくなる事で四球は生まれ易くなのである。

そこを強調したく、投手に重点をおいた解説をしてきた。

順番で言うと、気持ちが萎縮して四球が増えるのでなく、投げるボールがなくなる事で、気持ちが萎縮し、四球が増えるである。

実力のない投手に気持ちを強調しても、その実力がない事で打ちこまれるだけである。

良く言う、良い打者でも3回に一回は打ち損なうは多分に虚実を含んだ表現である。

なぜなら、その数字の背景には最優秀の投手から、リーグ平均以下の投手まで様々な数字が含んだ数字であるからだ。

力の劣る、投手がコントロール重視で、ど真ん中の力のないストレートを投げれば、痛打されるだけである。

では、5月まで四球を連発していた中日投手陣のタスクはどうなのかと言うと、実は中身はかなり良い部類である。

グラフはチーム被OPS防御率の関係を20112014年で散布図を作り、その防御率の関係を表した数字である。

相関係数は0.91。

かなり強い相関である。

が、中日の2014年はポンッと中心線から外れている。

例年の成績から期待される被OPS防御率の関係で行くと、

中日の期待チーム防御率は3.57である。

が、現実のチーム防御率は4.39。

ここまで外れのには、当然理由があり、良くも悪くも捕手・谷繁の影響なんだろう。

2014年04月13日

名古屋の低いPKと谷繁補正に関して 雑感

2014年04月30日

捕手谷繁と、後継育成に関する雑感

例年なら、チーム防御率で3.5程度あったかもしれない中日。

むろんシーズン途中でもあるので、データの母数が少ない事で、そうなっているだけかもしれない。

また、一軍レベルに達していない投手を二軍に落とす事で四球率も急速に良化してきている。

その落した投手も、二軍で調整をする事で、その力を十二分に発揮できるようになるかもしれない。

中日のチーム状態が本質的に良化するような状況とは、

おそらく、

OPSはこのままで、期待防御率と実際の防御率が一致した時だろう。

今、危うく感じるのは、その乖離が原因。

その乖離がなくなった時、

私は、捕手・谷繁を称賛したいと思う。

余談

実は、中日程でないですが、直線から外れているチームが、2014年、もう一チームあります。

直線を引けば、チーム防御率がわかりますので、あー、あのチームねぇっと直ぐわかると思いますが、仕入れたネタ(データ)も刻々と変わりますし、ネタを仕込む土日は、来週から始まる交流戦に想いを馳せたです。

記事ネタとして、とっておきます。

どう推移するんですかねぇ。

中日の近藤コーチと森コーチを合わせたような位置づけの中西投手コーチも居ますので、徐々にアジャストするような気もします。

巨人もですが、継続は力と感じます。

ある日、突然、チームは強くなりませんし、弱くもなりません。

横浜を見続けて、つくづく、そう思います。