2015年05月19日
セ・リーグ 投手力を含む守りについて今後の展望予想
にて、
守りを中心に、セ各球団の展望を書いたが、
各球団に差がなくなって来ていると感じる。
さて、
表題の、
横浜が優勝するにはなのだが、
過去、セで優勝したチームを参考に書きだすと。
レギュラーが居るというコトバで代表される、メンバーの固定化。
打線の軸が決まっている
投手の軸(抑えを含む必勝パターン)
センターラインの固定化、特に捕手
過去実績を見る限り、
投打守の主役が固定化されており、固定化される事で互いに習熟度が高まり、より有利に戦って優勝したケースが多い。
個々が役割を理解しやすく、準備がし易いのだろう。
(スコット鉄太郎、JFK、石井&波留の一、二番コンビ、アライバ、etc)
選手に圧倒的な経験値があるようなチームでないと、日替わり打線的なモノは、なかなか機能しにくいし、これは投手(特に中継ぎ)についてもいえる。
こうすれば勝てる(打てる、守れる)があるチームは強い。
言いかえればチームの型と言っても良い。
横浜が現在、接戦に強いのも、
<<他のチームとの比較>>
で、
投打の形があるからとも言える。
但し、
に関し、横浜は、過去の優勝チームとの比較で弱く感じる。
その辺、今後、どう推移してくるか、誰が出てくるか、楽しみに注目して行きたい。
また、主戦捕手になって2年目程度で優勝するチームは、過去20年間で見渡した範囲では、
その年、首位打者を獲得したヤクルト古田、OPS.854を記録した巨人阿部のみであり、新たなモデルケースをっと期待している。
最も、他のチームの捕手状態も似た・・・巨人を除いて似た状態であり、
、、を過不足なく備えたチームが今のところなく、
今年に関しては必須でないかもしれない。
だから、混戦感が漂うのだろう。
上記、が良好であることでもたらされる、接戦に強い(型があるので、接戦に強くなる)等、様々あるが、
個人的に着目しているのが、
ホーム勝率.600以上
チームDER、Aクラス→総失点が少なくなる
、はチーム成熟度を表す一つの数字のようなモノとみている。
横浜の場合、このは、今の所、問題がない。
2015年05月18日
横浜首位の一つの要因、スモールベースボールと合致した戦力状況について
横浜の課題として、
強いて上げれば、
この。
横浜のチームDERは73%(5位)とリーグ平均との比較で未だ未だ低い。
DERとは、インプレイの打球をどれだけアウトにしたかという数字だが、
これが低すぎると、投手の素の力が発揮されず、
LOB率(防御率に強い影響を与える、投手が出したランナーの内、ベース上に残ったランナーの割合)も、総じて低くなる。
横浜のLOB率はリーグ5位の73%。
この数字が、リーグ平均なみに、あと5%程度、良化すると、横浜の場合、
現在のWHIP1.23(失策を除く1投球回数の被出塁数)から計算して
予想防御率
=1.23x9回x78%(+5%良化)
=1.23x9x(1-0.78)←残塁率から生還率に変換
=2.43
っと防御率が良くなる。
このLOB率に強い影響を与える数値として考えられているのが、チームDERである。
このDER、
予想防御率の係数計算として使用したWHIPにも、強い影響を与える為、様々な形で、その失点を減らす効果が期待できる。
個人的には、
このチームDERがリーグ平均並みになって欲しいと期待している。
力があるのに・・・っと評される投手は全般的に、この数字が低く。
投球回数をクリアした投手の中では、
横浜の三嶋(65%、リーグワースト3)、山口(68%、ワースト4)が悪い。
横浜のチームDERの悪さは
複合的なモノ(ポジティブに解釈できる部分もある。試行錯誤中?)の影響を感じ、
その解釈が難しいが、
良化して欲しいと期待している。
尚、ホーム勝率.600、
チームDERリーグ平均以上(Aクラス)を満たさず、リーグ優勝したチームは、私が知る限り、セではない。
投打守の型(その中身が良くなる事で)が決まることで、接戦や、ホーム勝率、チームDER等が良くなるのだが、今後に注目である。
横浜のチームとしての努力は感じるので、その努力が結実する事を楽しみに待ちたい。