ドラフト雑感、編成の意図を読み解く、そして、吉持は・・・楽天へ

まずは、DeNAに指名された皆さん、ようこそ。

来年以降の大活躍を期待しています。

宜しく。

さて、

以下は2015年ドラフト結果である。

1位 今永 昇太 駒沢大 投

2位 熊原 健人 仙台大 投

3位 柴田 竜拓 国学院大 内

4位 戸柱 恭孝 NTT西日本

5位 綾部 翔  霞ヶ浦高 投

6位 青柳 昴樹 大阪桐蔭高 外

7位 野川 拓斗 鷺宮製作所

1位は予定通り、今永を指名。

そして、熊原を獲得できたのは、望外の喜びかもしれないが、

これで吉持を獲得できていたらっと思ってしまう。

注目すべきは、

ドラ3で獲得した柴田(22)。

右投げ左打ち、打撃というより守備と、倉本の特徴に近く、複雑な心境を覚える。

また、捕手も黒羽根(28)、鶴岡(28)、西森(27)、嶺井(24)、高城(22)と来て、25歳の戸柱である。

ライバル選手の年齢を考えると、柴田、戸柱ともに即戦力として期待されていると見て良く、

数年後を見越した戦力補充と言うより、結果を出したいと渇望したドラフトだったと考えて良いだろう。

そして、より重要なのは、

遊撃と捕手に関しては伸び代も含め、レギュラーとして軸となる選手は不在であると、横浜の編成が宣言したに等しく、このオフ激しいポジション争いがあると考えて良さそうである。

となると、

楽天が吉持を、2位で指名して居なければ、四球を選べて、右打ちという特性も含め、横浜が2位で指名していた可能性を覚える。

実際の所、どうだったのだろう・・・

吉持については、右打ちの手薄な外野コンバートも可能であり、倉本や白崎と棲み分けが出来ると思っていただけに、少し残念だ。

個人的に、この吉持、来年、活躍するのではないかと見ている。

横浜だったならば、かなりの可能性で一番任されていたかもしれない。

(梶谷同様、ファールで逃げれる技術をもってそうなので出塁率が高そう。この技術、横浜の選手弱いです)

数字を見ると、塁に出すと煩いのに、打率.150ぐらいで出塁率.320を記録した事もある特異の能力を持った選手でもある。

相手投手は間違いなく、塁に出したくないので攻めているハズだが、四球を選び取られてしまったわけだ。

横浜に欠けている部分でもあるので、非常に惜しく感じてしまう。

個人的には3位予想だった。

その場合、獲得できない可能性があったわけだが、3位で左打ち、守備職人の柴田(22)を獲得したところをみると、2位で吉持を獲得した可能性を強く覚えたドラフトでもあった。

遊撃平沢の抽選を楽天が外してなければ、どうなったか?

気になる結果でもある。

尚、この補強をみると、

現有戦力の底上げというより、

レギュラー白紙状態で、ポジションを固定せず、激しい競争の基、上位進出を目指していこうという考えのようだ。

となると、現状の戦力では、まるで戦力が足りず、

FA補強ないし、外国人で補強をしようと考えているハズである。

(もしくわ、激しい競争を通じ、軸となる選手を選定するつもりかもしれない。その場合、補強は小規模。)

まずはバルと、どのような契約になるのか注目される。

少なくても、一軍確約を入れられるような状態ではないだろう。

バルの場合、膝に問題があるので(記憶では)、コンディション悪化し易く、筒香も足を痛めてから守備範囲が狭くなったように、バルも守備範囲に問題を抱えている。

オフの動きに注目したい。

個人的に、

ベイには珍しい個性(楽天の嶋との対決は好印象でした。三振しましたが、捕手と駆け引きできる横浜では珍しい打者です。)をもった宮崎に期待している。

二、三塁で競争させて欲しいのだが、

どうなるのだろう。

いろいろ感じるドラフトでもあった。