2022年ドラフト予想と見どころ 捕手を上位指名するか否か・・だが編成的に投手も手薄に感じる横浜に想う

ざっくり優先度で言いますと

 

優先度 投手 先発、救援

次点  捕手

内野  二軍が飽和する?整理が必要な状況

となっています。

捕手は

aaakkkaaa.hatenablog.com

で書いている通り

心技体で言うと今の捕手陣はベスト(ピーク?)かもです。

伊藤(33歳)、戸柱(32歳)、嶺井(31歳)。

捕手として最も力を出せそうな年齢に差し掛かっています。

 

編成が昨年のドラフトで捕手を補強ポイントと置いてないと明言していた通り(数年後を意識すると今期ドラフトでは補強ポイントになりそう?

 

捕手陣は未だ来年は持つのですが

穴が空きそうなのが投手陣です。

今年活躍した投手を、そのまま計算して良いのか不透明状況となってしまいました。

 

出場試合数でみる横浜の各選手の年齢分布から既存戦力による戦力予想は今期か来期まで?

次世代の選手の台頭がないと厳しい状況になっています。

優勝を大目標とするなら早いうちに勝負する必要があり年次が進めば進むほど不透明感が増す状況です。

 

レギュラーと次世代で差の大きい捕手だからこそ捕手を上位で指名したい横浜ですが

優勝を意識すると指名してからモノになるのに3年ほどかかる為指名し難いポジションとなっています。

そして短期視点で俯瞰すると投手側の方が緊急度が高く(かなり危ない)、捕手はドラ3かドラ4で指名したいポジションでしょうか?

 

過去、新人2年目で優勝し主戦力を担った捕手は阿部、古田のみ。

2人とも守備でなく打撃でチームを引っ張っており

優勝を意識する時、牧再びを期待するような指名になります。

 

新人捕手が活躍し優勝するなら過去実績上、彼ら並みの打撃力が必要です。

二人とも二年目でリーグ優勝しており、その時の打撃成績が

阿部でOPS.854

古田でOPS.928 首位打者 

 

経験不足で拙いインサイドワークを考慮するとOPS.800程度ないと厳しい可能性が高くかつ、打撃面でも通じるとまで行くと名球会入りするような選手であるのが必要で難易度高いです。

新人捕手を起用するなら2016年戸柱のようにベンチからの指示が必要な感じです。

 

これは西武森についても言え配球に関してはセに不慣れだった2018年伊藤を参考に考えると打撃はともかくインサイドワークはかなり厳しい感じです。

 

以上を踏まえると

ドラフトで捕手を上位指名している場合は3年後ぐらいを意識している可能性があり小園、森の指名とも一致します。

 

問題は他の選手。

 

チームの主力を担っている選手の多くが今を維持できているか不透明感増します。

野手の高齢化も進んでいますが先発投手陣も芳しくないです。

彼等の多くは選手のピークと言われる27歳を超えてしまいました。

大貫ですら来期29歳です。

捕手のインサイドワークで何処までフォローできるのか怪しくなり始めています。

 

そもそも先発投手、2018年ドラフト3位の大貫以来、即戦力も下からの補充もないですから手薄感増してまして・・・

 

優勝を考えるなら即戦力で大卒、社会人の投手上位指名が必要に感じます。

昨年のようなドラフトを続けていると穴が空くような状況でしょうか?

aaakkkaaa.hatenablog.com

当時のドラフトをみて私も即戦力居ないと思ってましたが

基本的に森が一本立ちするかもしれない時期(数年後)に編成がピークを意識している節があり

そうなると今期は捕手で上位指名あるかもです。

 

その場合は来期、Bクラスかも?です。

 

投手は三浦監督次第と記事で複数回書いていたのは配球次第で何とかなるという裏返しで実力が相対的に落ちてきているからです。

 

再編時期。

救援も補充なく2014年ヤスアキを最後に2019年ドラ3伊勢まで補充なし。

先発投手も2018年ドラフトで指名したドラ3大貫が最後のままでは回りません。

 

野手はドラ9佐野がレギュラーを獲得していますが

より上位の選手が活躍しないと層にならないです。

 

昔(2019年頃)、SNSで議論した時、横浜の育成は滞っていると指摘しても信じて貰えませんでしたが

今なら信じてくれるかな。

あの時は3人ほど意見交換したのですが今一、議論がかみ合わず悔しい思いをしています。

 

必然、あの当時の指名じゃ優勝できないんですが(戦力不足)

どうにも伝わりませんでした。

 

横浜ファームを見ている範囲では進塁打至上主義の打てないなり何かに注力して指導し過ぎると成長が止まり易いのですが

投打に芳しくない横浜です。(今の所

 

その反省がある事で最近加入した選手中心に可能性を覚えますが数年かかる感触です。

っとなると捕手を上位指名して3年後?

その指名をすると近年、補充が少なかった投手力が・・・

という難しい時期になってしまった横浜。

 

野手は2019ドラ2の牧を引き当てた事で一息付けていますが投打に次世代の台頭が待たれる横浜です。

優勝狙うなら2022年だった気がするんですがタイミング合わないですね。

牧が成功した事で急にピークが来た感あり準備が出来ていなかった部分あるかもです。

 

オースティン不在でもチームOPS、被OPSの差分でみると2022年が戦力的に一番充実していた横浜です。

 

昨年は既存戦力でトップと予想していました。

来期は。。。

ドラフトで有力な新規戦力を獲得しない限り今の所Bクラス予想です。

 

連載記事を書き進める事で考え変わるかもですが横浜の今は戦力再編期に当たります。

 

ヤスアキ居てもAクラス争い(阪神の新監督が古いタイプの方なので横浜が上に来るかも?)までと感じる状況になっています。

 

心中複雑ですが天の時、地の利、人の和のうち和が今の横浜にはありそうなので見守るつもりです。

 

昨年、戦力的には上位進出確定と書いてましたが来期は下降局面の予感が強いです。

思った以上に森、山本が伸びませんでした。

彼らが主力選手となり得ないシナリオもチームは描く必要が出始めており不透明感が増しています。

 

これも野球です。

その思考錯誤を期待して見守りたいです。