なんとなく雑感 桑原、戸柱他

オカルトとしか思えない相性の悪さで、昨夜も阪神戦を落してしまいましたが、どうも宜しくないですね。

以前ほど、えいやっしてないのですが(煮詰まって最後、えいやっ気味で降板しています)、石田のコントロールが甘かったです。

もう少し、慎重に入って欲しかったとラミレス監督が談話していたようですが、嶺井のような安全重視型でも、どこまで耐えられたか・・・

リスクを負って攻めるケースの多い場合、調子が悪いと、そのリスクが跳ね返り易いです。

ですが、

野球の場合、確実はないです。

球数を減らす為にも、

かもしれない運転(安全重視)と、ハズだ(えいやっ的な)で、上手くバランスをとる必要があります。

かもしれないが過ぎますと、逃げの投球になります。

打たれるかもしれないは常に存在するリスクですし、どうリスクバランスを取るかが配球の妙でしょうか?

私の経験上、ハズだ(えいやっ)をしないと、リスクを負った攻めに対する経験値が溜まり難いです。

戸柱の場合、谷繁がモデルケースでしょうか?

その為には論拠(理由)。

そのコースに、その球種を、どの時、どの場面、どんな打者だから、チーム状況・・・

等々、

理由が多数ある事で、確度が増し配球強度が増すモノと考えています。

一方で、最近の打者の進歩を考えますと、配球でフォローする限界も覚えます。

MLBに近くなって来ていると思っています。

配球傾向が90年代、2000年代、統一球時代と大きく変化していますが、解説者が、その変化を説明しきれてなく、乗り遅れているような感触を覚えています。

聞いていて、情報更新が追いついてない感じる解説者が大多数ですが、時が止まっている感じですかね。

結果、外がぁになるのですが、

昔と今は様々な理由で、外がぁなんです。

確かに、昔は今よりインコースが多かったです。

http://www.baseball-lab.jp/column/entry/282

その外がぁも、外に対応する為に巨人・坂本が思考錯誤(タイミングの、とり方を変えています)し続けたように、変化の兆しを覚えます。

外を克服し始めた打者が多くなり始めています。

参考記事

2016年12月10日

巨人坂本、その軌跡を確認する事でトレンドの変化を想う

坂本だけでなく、筒香も、イロイロ変えていますが、変化が激しいです。

結果、一周回って、インが増え始めており、インを使える投手が台頭し始めています。

戸柱の配球と言うより、リーグ的にもインが増え始めていますかね。

その使い方に皆さんが趣向を凝らし始めています。

そこが面白いのですが解説者が悪いでしょう。

その時代背景、変化の理由を解説してくれていませんから。

現役時代で時が止まっている感じです。

中日の二軍が2012年に焼の原になりましたが、止む無き事でしょうか?

時が止まって見えます。

急に、

話が変わって桑原。

桑原が絶不調に陥りましたが、

前にポイント置きすぎちゃいましたかね。

この人の打撃スタイル。

本来は、右に重きを置いて(ポイントが後ろにあります)、インコースには自然に反応して引っ張る長野系統に属す感覚派なのですが、

打ちすぎたのが仇になったかもです。

一回、調子を崩しますと、感覚派なので、気持ちが迷うのか、今は戻るのに時間かかるタイプに感じますので、

何処かで一回、打って欲しいです。

また、ある日、突然打ち始めるでしょう。

土台は、梶谷同様しっかりしています。