CS勝ちぬけ、おめでとうございます。
地力で劣る横浜が良くぞと思います
この地力の差を、采配で埋めたと感じますが、最後まで相手に野球をさせ無かった感があります。
結果、広島側が期待バイアスに負け、自滅した面(敗因の一つ)もあったかもですね。
4戦目は特に、そう感じました。
2勝2敗の時点(3戦終了時)で広島さん系の記事を読み、妙な空気を感じてしまいました。
その予感通りにシリーズが終わったかもです。
2017年10月21日
チャンピオンの9割が勝ち抜くCSについて雑感
にて感じた通り、
広島さん、最大の敵は広島さん自身と考えています。
が大きかったかもです。
そうなるように、監督も攻めの采配をしていたように感じます。
そして、今日もです。
三嶋の登板には驚きました。
早々に石田を諦め、2回から、この投手を起用するとは、ラミレス擁護記事を良く書く私でも想像していませんでした。
濱口の起用はわかるのですが、三嶋ですからね。
この三嶋の評判が良くなく、防御率6.53ですから、当然と言えば当然で、打たれると、監督批判に繋がりやすかったです。
そんな投手を、こんな大舞台で、僅差で使うのには、ビックリしました。
使う理由は論理的に説明できます。
ですが、相手に流れをわたしかねない采配でした。
負けた場合は、あの起用がぁっと言われかねない采配です。
シーズンとは違う戦い方をっとは言いますがシーズンに結果を出せたとは言えない選手を起用するのを嫌うのもファンです。
これは現場も同じで、シーズンで成績を出せた選手の方が起用しやすいです。
ですが、監督は監督です。
戦力を余すことなく使い、攻めました。
三嶋には、どういう場面で使うか、話していたと思います。
役割を明確にし、選手を信頼して送り出す、これでチームを作って来ました。
これが、また、評判が悪かったわけですね。
○○使うな的に良く批判されていました。
結果を出せない選手を使うなは、そうなのですが、
ラミレスさんの場合、あるレベルで、実力があると認める選手には、明日は明日の風が吹くで、何度も起用して行きます。
そして、その信頼に三嶋は見事にこたえ、
広島さんに傾きかけた流れを切っています。
リスクを負った攻めの采配が多かったです。
シーズンとは違う積極的な采配に、うなりました。
短期決戦の醍醐味を私達ファンに、これでもかと味あわせてくれたシリーズだったと思います。
また、
地味にビックリしたのが、
ベンチに今永が居なかった事です。
CS勝ちぬけるために、中継ぎ待機させると思っていたのですが、
しまませんでした。
今永をフル回転(状況に応じ今日、明日、中継ぎ起用)させるとばかり思っていましたが、ベンチ入りもさせず休養させています。
監督は最後まで監督で、先を見越していました。
選択肢を増やす起用を監督はします(選択を残す采配)。
今永のベンチ外にする事で、5戦目に負けても、6戦目で勝負できます。
5戦目、負けても今永が控えている事で6戦目をポジティブにさせる事できます。
5戦目に今永使って負けるとダメージが大きいですが、それを避ける事にも繋がります。
5戦目で勝ちぬければ今永に余力をもたせてソフトバンクとの決戦に向かわせる事ができます。
そして出来ました。
ラミレスって凄いなぁって改めて思ったシリーズでした。
これほど、監督采配が目立ったシリーズって記憶にないですが、どうなんですかね。
野球の楽しさを感じさせて頂きました。
横浜の2017年は、もう少し続きます。
贔屓チームの野球の試合が見れる事に感謝したいです。
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