9/25広島戦、早めの継投と我慢の狭間について雑感 そして横浜は同率3位に浮上
前日、疲弊した三嶋も含め中継ぎをバンバン次ぎ込むと言っていたラミレスですが嘘つきでした。
まぁ、そりゃ、そうですよね。
使わないと思っていました。
使える範囲で次ぎこむわけです。
一種のブラフなんですがラミレス、使わないと決めている選手でも使うかも的に論評することが多いです。
闇雲に使わないから(謎継投と言われる奴です)、今があり、ギリギリを耐えているわけですね。
そうは言っても、先発が国吉ですから早め早めの継投に動かねばならず綱渡りの継投になっています。
その国吉が期待以上の結果で3回2/3を投げてくれ、その後エスコバー連投で国吉が残したピンチを救い回マタギするも1失点。
そのエスコバーのピンチを三上をワンポイントで起用し5回終了。
スコアは3対1、2点リードです。
三上も三連投しており回マタギさせません。
この辺徹底していまして三上はワンポイント的な使い方で12連戦回るようです。
試合中の球数少なく、比較で元気です。
さて、こうなると6回から誰?となるのですが今永しかいないわけなんですよね。
砂田は三上の左的な形で準備させているようですし回マタギ前提の今永起用でした。
この今永が6回に2失点し同点。
なおもノーアウト3塁でしたがラミレス続投させます。
ピンチでエスコバー、三上を送って流れを切った采配とは対照的な采配でしたね。
この辺、感じ取ってくれると監督への批評も変わるかもしれないのですが、その後の今永回マタギも含め実にラミレスらしい継投でした。
そのノーアウト3塁のピンチを今永抑えます。
そして予定通りに今永回マタギへ。(批判囂々でしょうが)
これ予定通りと感じない人も多いかもですが予定通りなんです。
そうしないと他の投手が疲弊しちゃいますから。
三嶋を使わないで済む前提のゲームメイクを考えると、こうなるんですよね。
(これシーズン中通じてです。連投制限とか色々あります)
早めの継投と我慢の起用。
ただ投手をつぎ込むわけではなくギリギリを模索しています。
その狭間でラミレスは選手を今永を信じて起用しました。
そして丸に今永がヒットを打たれ右の鈴木になったところでお役御免。
パットンを投入することになります。
ツーアウトでしたし出来れば今永に抑えて欲しかったのです。
ギリギリの継投。
信じてはいるのですが最後まで行かせないところがラミレスらしいですね。
そのパットンが後続を断って7回の裏無失点。
その必然としてパットンは回マタギです。
そりゃチャンス(ワンアウト1,2塁)で代打を出せませんよね。
砂田を8回に投入しても良いかもですが使い減りし易いので使いませんでした。
そのパットンが8回を抑えています。
後はヤスアキでチャンチャン。
横浜勝利です。
非常にタフな試合でした。
8回に勝ち越さなかったら、どうしよう的な状況でしたし良く勝ちました。
負けている時の印象の方が強いかもですが、この手の展開で横浜は勝率良いんですよね。
接戦勝率で巨人の2倍以上あります。
得失点差リーグ最下位のマイナス80(チームWARで最下位クラス)ですが同率で3位浮上です。
ラミレス横浜の負けられない日々は続きます。
奇跡のAクラスと8月ぐらいに評した奇跡が実現しようとしています。
あの時のチーム状態を思うと今の位置は想像できませんでした。
綱渡り的なマネージメントを続けていますが本当にタフな監督ですかね。
いやはや。
7月末日の時点でチーム崩壊しかけていたのですが・・
チームの粘りを足掻きを見届けます。
いつ連敗が始まるか、非常に厳しいチーム状況ですが見届けたいと思います。
チーム状態が厳しいゆえに不可解采配が多くなるかもですがチームを応援して頂ければ幸いです。