日本シリーズ展望、弱いけど強い横浜について雑感

広島さんとのCSファイナル雑感も書きたいですし、ドラフトの事も気になります。

ドラフトを見ることで、編成が考えるチーム状況を類推できます。

記事ネタ的にも面白く、もす少し深堀りしたいですが、明日より日本シリーズが開催されます。

まずは、その日本シリーズの展望について雑感を書いておきます。

その展望を書くために、

横浜のチーム特徴、ポイントを掴む為にCSを振り返ります。

阪神さんとの1stステージの勝ちぬけ率は天気の問題こそありましたが、数字通りなら勝てるかなぁっと期待していました。

対戦成績でなく、本来期待できる数字からです。

関連記事 2017年10月07日

CS展望 広島は、なぜ?阪神、巨人に強かったのか?セイバーでみて、その雑感

横浜の対戦成績が数字の割に巨人、阪神さんと悪かったには横浜の正捕手戸柱と、阪神、巨人さんのベテラン打者が関与していたと分析しています。

そう感じる試合が多かったです。

横浜、経験豊富なベテラン打者が多いチームと相性が悪かったでしょうか?

(広島の新井さんにも、やられましたが)

戸柱君の捕手別防御率、先発、中継ぎの勝ち負けはオフに、しっかりまとめて、来季への期待記事へと昇華させたいですが、二年目の壁にぶつかった感があります。

まぁ、捕手は時間かかりますからね。

期待していますよ、戸柱君。

数字的に対策し易いので、阪神戦は何とかなりましたが、問題は広島さん。

数字上図抜けてました。

強敵です。

昨年は10に1つ。

その一つもないかも的な状況でした。

その当時との比較で、今年は3,4割の確率で勝ちぬけるかと期待していましたので、期待値、跳ね上がっています。

その根底にあるのは、ラミレス野球への信頼のようなモノ。

ファンにとって不可解と感じる采配が多く批判され易いラミレス采配。

ですが長期的視野でみると不可解でも何でもない采配でもあり、横浜は強くなると記事を盛んに書いていた当プログです。

その軌跡を追いますと(自分の過去記事を読み返しました)、

ラミレス野球への期待が確信に変わり始めた構成になっています。

そして、あの9月の巨人戦。

あの状態から、ここまで、良く、チーム作ったと感激しています。

当時、興奮気味に記事を書いていますが、そりゃ、まぁ、横浜、強いですよ。

数字的には足りないものダラケですが、チームとして完成域となっています。

チームは弱いけど強い。

変なチームですよね。

それ故に、魅力的に感じるチームでもあったと思います。

関連記事 2017年08月25日

数字上(セイバー上)、何気に弱い横浜について雑感と手短に展望

よりですが、

昨年との比較でWAR自体は低い数字なのですが、これが面白さで。

勝率は良い。

横浜も、大分、チームらしくなって来ました。

そして、

こういうタフな戦いをして勝ちぬいて来たチームって勢いがつきます。

その期待通りの戦いを横浜はしてくれました。

当時、4位巨人さんとは5ゲームほどありましたが、北斗の拳的に言いますと、ライバルが横浜を強くしてくれています。

感謝です。

そして大興奮の、あの試合。

CSも緊張感がありましたが、実はあの試合の方が、記憶に残っている管理人です。

2017年09月17日

広島三連戦とは違う、チームの変化点を覚えた9/16の巨人戦について雑感、大興奮の理由

そんな横浜ですら3,4割の勝ちぬけ率と思わせるぐらい広島さんも強いハズでしたが、期待バイアスに負けちゃっいましたかね。

これ記事ネタで、しっかり分析したいテーマです。

数字では図抜けていた広島さん、一方、セイバーでは、見えない数字+αの強さを横浜は発揮していました。

数字+αというのが、短期決戦で力を発揮しやすいのかもしれませんね。

物語性満点のチームとなっています。

恒例のFOR REALで、その辺のケミストリーは詳細に公開されると思いますが、

その映画を見なくても、目に浮かびます。

涙流すなら映画館へと、DeNAに代わり宣伝しておきます(1月にはスポナビ閉鎖されますので早め告知です)。

横浜の映画のようなストーリーを追うのも面白そうですが、

もう、日本シリーズなんですよね。

話前置き長くなりましたが、

日本シリーズでも横浜の勢いが続くとかと言うと疑問です。

あのマシンガン継投を成功させたのは横浜捕手陣(バッテリー含む)のインテリジェンスの賜物と思いますが、

その前提での、

対戦経験が少ないです。

投手も、相手打者をイメージし難いですし、力対力の対戦になる可能性が高く、そうなると、マシガン継投の成功率低くなり易いです。

マシンガン継投が成功し難いのには理由がありますし(難易度高いです)、今回、CSで上手く行ったのにも理由がありますが、その理由の一つでもある、相手を良く知っているが、ソフトバンク戦ではなさそうです。

準備をラミレス監督は大事にしますが、

相手をイメージできるかは重要です。

彼を知り己を知ればで言う、彼。

相手を、今回の広島さんほど、知らないわけですね。

数字や、動画でイメージするだけでなく、実際の対戦経験があるや、なしやも大きいです。

球場の空気感も含め、まっさらな状態で、横浜はソフトバンクと対戦する事になりますが、

数字+αの力を発揮し難い気がします。

素の力を、求められ易いです。

セの代表として恥じない試合を期待したいですが、ちょっと不安な管理人です。

広島戦は良い試合が出来る確信がありましたが、日本シリーズは神っているでなく、ラミっている采配が発揮できず、あれ?的な懸念があります。

一方で、

ポジティブに評すなら、大舞台で選手達が覚醒し始めている事ですかね。

その成長力に期待したいです。

FOR REALで、語られるだろうケミストリーに賭けたいです。

結果でなく、内容。

チームの頑張りを楽しみにして日本シリーズを見守る予定です。

チームは弱いけど強い。

この強いが表に強く出たのがCSファイナル。

そして、その弱いがでるかもしれないのが日本シリーズかもと予測しています。

以上、展望でした。