広島さんで言うなら薮田、岡田、ジョンソンが抜けたような感じでしょうか?
なんですが、
横浜って伸び時の6番手候補多いんですよね。
はい。
本来は、
今永、石田、濱口、井納、ウィーランド、そこに新戦力の東で先発6人枠が埋まります。
埋りますが、
候補として熊原、飯塚、京山。
他に綾部(故障中?)、平良と居ます。
彼らのさらなる成長を促す為にも一軍で起用したい時期です。
現状、力は劣ります。
ですが彼らの成長力を期待するファンは多いと思います。
年初に監督が構想としていた井納中継ぎ再配置の意味です。
井納が中継ぎに再配置しませんと彼らを一軍で起用できないです。
その隙が生まれないです。
私が彼らに期待している理由も、そう言った所作を監督が構想していたからです。
そして彼らはオープン戦でまずまずの投球をしてくれました。
また、4月は6連戦が一つしかなく今永、石田、濱口、東、井納、ウィーランドで回した場合、戦力が浮いてしまいます。
そんなわけで、
ラミレス構想的に井納を中継ぎ再配置する事で枠を空ける事を目的としていました。
そして、6連戦の時に、お試し枠として熊原、飯塚、京山らを起用しようとするものだったと考えています。
未来投資も含みます。
清宮への記事でも書きましたが力の劣る状態で起用する事で見えるモノもあります。
その結果次第でドラフトが回るわけです。
選手の伸び代を図る為にも、あるレベルで一軍で起用するのは大事です。
梶谷と同じ事情です。
他のライバルとの比較で走攻守、経験値で抜きんでいていますが故意にポジションを空けることで若手の育成をしようとしています。
梶谷や、井納の力が劣るわけでなくチャンスを与えようとしていたわけです。
そうしたいと思える選手が横浜にも増えて来ました。
以前は、そこまで至ってなく不振の選手を使い続ける必要がありました。
選択肢があるのは大事です。
そうしてチームを作り(見極めもします)ながらピークを9、10月に持っていくつもりだったのでしょう。
そんな青写真でした。
その青写真も3人抜けた事で難しそうです。
当然の想定としてプランBへ移行です。
井納にも説明していたと思います。
選手の、ヤル気を引き出すのが上手いです。
ラミレス体制になって腐っている選手を観た事ないです。
初期構想上、一番大変な役割を井納に与えていました。
準備を大事にする監督です。
ご本人も準備しているので、慌てないようなことを仰っていましたが戦えると思いますよ。
開幕ダッシュは難しいでしょうし苦しい戦いを横浜はする事になると思います。
それでも選手が揃いきらない、この4月が、後に活きてくるものと期待しています。
昨年も石田が約2か月、ウィーランドも1か月半、濱口も1か月、それぞれ離脱していました。
去年、その範囲で戦えていますのでラミレスなら、なんとかしてくれるモノと期待しています。
出来て、当然とは思いません。
ですが、マネージメント実績が優秀(毎年、向上しています)ですし楽しみでもあります。
配球も苦しい時にこそ、面白味があり、力を試されます。
力ない投手をリードする際には知恵が試されます。
それをするのが監督の仕事であると言う人が居そうですが、
力の劣る人材を駆使して勝利をもぎ取るのは大変です。
兵力の劣る状況で勝て(戦略の劣勢を戦術で覆すのは難しいです)って難しいです。
相手が居る世界です。
戦力で劣っている状態で勝とうとしますと相手の力量を知恵で大きく上回る必要があります。
これなかなか出来ないです。
相手も頑張っています。
だから倉本を凄いと私は褒めています。
実にマニアックな攻防でした。
技術的劣勢を知恵で跳ね除け続けて生き残りました。
そんな人、そうは居ないです。
同じ理由で監督采配で勝てる試合はわずかです。
選手の力量が総てと言って良いです。
出来ないモノは出来ない。
歩けない人に采配で歩けるようにするのは物理的に不可能です。
それは魔法と言います。
それでも、ラミレスさんに期待したい自分がいます。
セイバー上、Bクラス相当の戦力に関わらずAクラスを確保し日本シリーズに進出した監督です。
一般的な野球ファンのワクワク感とは違う趣ですが楽しみにしています。
今年は、どんなマネージメントを魅せるんですかね。
4月が後の優勝につながったとなることを信じています。
今年でなく未来につながる何かを確認できるような予感を私は覚えています。
割合、皆さんポジティブに、この事態を評価しているようですが想定以上にやってくれそうな期待感があります。
一方で不安はに、続きます。
この面でラミレス横浜は苦戦するかもです。
記事、長いので分割しました。