先の記事で
前任の監督が残したもの云々で今の成績やチームの成熟度を語るなら、ラミレスなんて辞めた方がいいんじゃないの
この3年で彼は何を残したのさ
ラミレス擁護してる人たちは選手の個の力が足りないから、個の力が足りないからって3年間ずーっと言い続けてるわけだけど、足りない個の力を伸ばせなかった原因はまさに擁護してるラミレスにあるんじゃないのかね
っとコメント頂きました。
残したものがないと感じるのも止む無しですかね。
ラミレスと中畑さん時代でドラフトの方針が変わってまして2016年以降上位は投手、中位以下は素材型に移行しています。
中畑さん時代の選手+2015年、16年、17年に上位指名した即戦力型で戦っていたラミレスです。
そのメンツで戦うしかないわけですから残しようがないです。
そのメンツで結果を出した監督なのがラミレスでした。
そもそも、
チーム再建を託された中畑さんとラミレスではフェーズが違いますでしょうか?
中畑さん時代の4年間の積み上げの上にラミレスがあるのは明白です。
ラミレスの積み上げ評価は、その次の世代です。
即評価できるようなものではないです。
上位(今永、濱口、東、神里)以外は素材型に移行している横浜です。
一般に高卒野手が一人前になるには成功例である桑原を例にいいますと4,5年かかりますのでいないんですよね。
中日平田(ドラ1)や梶谷をモデルケースにすれば7、8年かかります。
また、誰もが成功するわけではないです。
その辺は高田GMが語っていますので、おいおい記事連載していきます。
この辺の諸事情に疎い結果、情報の非対称が生じ過剰な首脳陣批判につながっていくのかもしれません。
そういうレポート記事もないですし、そもそも、この手の情報発信って手間ですから仕方がないですが・・・
ところでラミレスさん中畑さんから受け継いだ選手を育成出来たとは言えませんが中畑さん、TBS時代の選手どれだけ育成出来たんでしょ?
生え抜き最年長は石川(32歳)ですが、
野手では筒香と梶谷。
投手はタナケン、須田、加賀。
これ育成成功したと言えるんですかね。
TBSから受け継いだファーム育成中の選手も含め育成に失敗し中畑さん時代の4年間でホボ壊滅、ラミレスに受け渡し出来ていません。
横浜のチーム平均年齢が12球団でも低いですが理由があります。
泥船さんのコトバを借りるなら中畑さんもダメだったと語っても良いですが、どう思われます?
暴論すぎませんか?
中畑さんにもイロイロ言い訳、事情があります。
そしてラミレスに筒香や梶谷相当する選手がいるかどうかですが梶谷=クワと考えますと同じになり、筒香に相当する選手がいたか?というと居ないですよね。
ファームで誰かいました?
個人的に育成の責任はファームで負うべきものであって一軍監督の実績として議論すべき内容ではないと思ってはいます。
が、
中畑さん育成で失点していまして、その対応で監督権限を剥奪されています。
中村紀洋氏が語る「最下位阪神の若手育成停滞の理由」 | クリップ
より、
ポジションを空けて、与えるということをやるとチームは弱体化するんです。阪神は、その典型。外から見ていてもわかります。そこじゃないですか? 若手が育ってこない最大の理由は
これ阪神さんでなく横浜の話とも感じちゃいますね。
中畑さんもポジションを与えていまして。。。度々チームがバラバラになっています。
ただ我慢して一軍で起用しても選手伸びないです。
日ハムとか実に上手く選手起用しますがキヨシさん時代酷かったです。
気持ちわかるのですが伸びしろが期待されて一軍で起用されていました。
しかし、そういった起用って伸びない場合が多いです。
むしろ阻害しますかね。
参考記事
一軍で起用するに相応しい選手でないとダメです。
参考記事
2015年も毎年の恒例行事でチーム崩壊しかけていたのですが、あの時は副会長憲晴(2012年の直人に相当します。当時28歳。まさかの肩たたきにあっています。)の献身的な行動もあって崩壊せずに戦えています。
その憲晴に対して中畑さんも感謝の言葉を述べていました。
憲晴には過去の反省に基づき様々ケアしていた中畑さんです。
なんですが基本、口下手なんですよね。
そんな横浜も2015年はチーム一丸で戦い抜けました。
中畑さんは横浜を強くさせた功労者なのは間違いないです。
参考記事
《人間の本気は、人間の本気によって呼び起こされる》
人間の本気の偉大さを感じた4年間でした。
それでも育成面ではマイナスな事をしていまして高田GMにより1、2軍の昇格に関し監督権限を剥奪されています。
中村ノリのことばの続きですが
競争がないままベテランを外して若手を使うような起用法を用いるとチームは低迷するんです。若い選手にポジションを与えると、ほどほどにはやりますが、ズバ抜けてはこない。そこで満足してしまうんですね。競って競って、結果で、そのポジションを奪い取った場合は『自分の力で勝った』という自信が生まれます。競争で奪い取ったポジションはレギュラーに定着します
与えると勘違いしちゃいます。
「1軍で試合に出させていただいて、成績を出していないのに『いける』って思っちゃいました。下積みが大事なのに、(試合に)出ちゃったから。レギュラーは勝ち取っていかなきゃいけない。やっぱり自分で掴まなきゃいけない。自分で獲ったレギュラーは離しません。それが大事。斎藤と一緒にこっちまで誇張されて、大した実力もないのに勘違いしていました」
中畑さん時代の選手ではないですが細山田も、そんな感じで勘違いしていたそうです。
本人が悪いですませても良いのですが中畑さん、若さと新しいものに希望を見出すのか?既存戦力に対して厳しかったです。
結果、毎年0スタート。凡事不徹底の原因となっています。
参考記事
まさか集大成と位置付けられた2015年も解体する事になるとは思いませんでしたが倉本と桑原にポジション与えちゃっています。
あのオープン戦成績で二人とも全試合出場。
ほぼフルイニング出場でした。
そこに競争はなく開幕一軍レギュラーが決まっていた感じです。
まさか、あのまま開幕一軍レギュラーを与えるとは思いませんでした。
メンタルに課題を覚える発言、プレーがクワには多いですが中村ノリヒロの言葉通りの選手になってしまった感あります。
ほどほどにはやりますが、ズバ抜けてはこない。
中畑さんも2012年とは違って明らかに力の劣る(当時です)桑原や倉本を使い続けはしませんでしたが影響大きかったと感じています。
ノリさんのコトバを借りるなら若い選手にポジションを与えると、ほどほどにはやりますが、ズバ抜けてはこない。っとなってしまった横浜です。
高城もほどほどにやれるようになり様々擁護記事を書いていますがずば抜けて来なかったです。
あまりに批判が酷かったので高城のファンモドキになっていますが当初は心情的に応援しにくい選手でした。
高卒新人の2012年とかキャリアハイに近い45試合ほどに先発マスク被っていますが、こりゃダメと思いましたけどダメでしたね。
中畑さん時代、白崎とか弛んだキャンプをしていた話も聞きますが我慢の起用の罪深さを感じる状況です。
高城や白崎も梶谷、筒香、桑原と同様、実力不足だったんですから彼ら同様二軍からキャリアを始めていれば良かったんですけどね。。。
実力不足なのに新人一年目から起用すると、かなりの悪影響を与える印象があります。
昔は実力不足でも一年目から起用して成功する選手多かった記憶もありますが2000年代以降、そんな選手いないかもです。
その面で割を食ったのが高城、白崎だったのではないかと考えています。
二人とも器は大きかったんですけどね。
流石、ドラフト上位指名選手と思い期待していたのですが・・・今はオリックスで研鑽しています。
頑張れ、白崎、高城っとエールを送りつつ。
本論に戻りますが中畑さん時代の失敗もあって育成の比重は二軍に権限が集中しています。
現在の横浜の野手レベルですと一軍以前と感じる野手が多いです。
参考記事
認めたくないですがライバルチームの広島さんでは一軍に出場できないと思われる選手だらけです。
ファームの育成結果をみていますと野手に関して機能しているように感じませんでした。
ドラフト上位の神里は例外として最近加入したばかりの下位ドラフト指名の佐野や楠本の方が可能性を感じる状況となっており塩味になっています。
ファンとして辛いです。
次、高田GMのコトバより横浜の現状認識に続きます。
開幕前の段階で高田さんも認めていたわけでして結果的に、その懸念通りに推移した横浜でした。