コメント頂き上記記事を起点記事として投手側の事情をさらに書き進めようと準備中でしたが。
(中継ぎが薄くなった原因へと考察進みます)
対広島オープン戦一試合一打席だけの直感ですが柴田の打席内容が大変良かったです。
その一打席だけで記事を書いてしまいました。
その影響でラミレス構想に変化がみられかもと書きましたが早速、練習試合で楠本2番を試していたラミレスです。
その辺の諸事情を書き進めるべく記事を書いている最中です。
2番適性のない選手が多い影響で2番宮崎で固めかけたのですが柴田に可能性が生じ始めたことで様相がわかるかもしれません。
中継ぎの層の薄さは、ここ数年来の話ですが柴田の件は生ものとなっています。
柴田だけでなく他の選手の結果も含めて全体最適化していきますから監督構想、序列の変化が激しそうです。
まずは2番宮崎に関し記事化しました。
その効果は高かったです。
回りが打てなくても当該期間中の得点力は改善した横浜でした。
大和(打率.216 出塁率.248)が打てなくなり桑原(打率.224 出塁率.275)も元気なかった9、10月に横浜は114得点しています。
8月、故障から復帰直後の大和が打率.395 出塁率.439と気を吐いた影響もあってチームOPS.773と高かった8月は打線回りが良くなく得点が増えず
チームOPS.724とリーグ平均以下の時に得点が増えてしまった横浜でした。
2番宮崎、理論的にも実績的にも効果的です。
ただ宮崎を2番に上げますとコア4+1(1番打者)だけで得点を奪うような形になり易く9番野手をしたくなったりします。
シナジー効果を考えると勿体ない感じです。
そこで2番にコア4以外の野手を配置し得点力を増すことを志向したわけです。
その候補だった桑原が不調に陥り頓挫し始め次善の策の宮崎2番でチーム成熟度を高める始めた矢先だったラミレス横浜でした。
それが今、現在です。
試合途中に入るケースの多い柴田の2番適性があるかもしれない事で2番楠本らを試しやすくなり始めています。
一方、年初構想上2番候補だった桑原は二軍降格となりました。
打撃で不振でも守備、走塁で一軍当確な桑原です。
桑原以上に上手い外野手はリーグにいないと言う評価です。
チームNo.1でなくリーグ1番です。
だからゴールデングラブ賞を受賞しています。
その彼が二軍に落ちるのは現在の外野手候補に劣るからではないです。
むしろ今、一軍に残留し外野でしのぎを削っている選手たちこそが当落線上にいる選手たちとなります。
当落線上にいるからこそオープン戦で見極めが行われます。
桑の二軍降格は力に劣ると判断されたのでなく2軍の試合で打席を与える事で復調して欲しいという事と思います。
代わりに桑原復調の場としてオープン戦は使わないわけです。
その代償に習熟度を高める必要のあった2番桑原は遠のいたという評価です。
これも柴田2番の可能性が見えた結果なんでしょうね。
本来、オープン戦は調整の場ですから、そのまま桑原起用でも良かったハズです。
それを指揮官はしませんでした。
他の選手の見極めに使うようです。
いろいろ求められる2番ではなく桑原は1番ないし下位打順でのポジションを狙う形になりそうです。
1番ないし下位打順なら2番との比較で自由に打てます。
オープン戦で1,2番コンビの成熟度を高める必要もありません。
昨年までの柴田には感じなかった2番の可能性を柴田が見せたことで風が起き始めているような気がしています。
桑原が一軍レベルの投手を、あるレベルで打てるのはわかっています。
実力上位ですから焦らずtake it easyで臨んでください。
今一軍にいる選手の方がよほど開幕ボーダーです。
もし打撃を理由に桑原が開幕一軍に選ばれない可能性があるとしたら守備・代走要員である宮本の守備、走塁が桑原以上の可能性を見せたときとなります。
追記
「今は外野陣が皆、調子がいいので1軍に置いておくと、打席数を確保できなくなる可能性が高い」
「2軍にいけば4打席は立てる。状態を戻して横浜(開催のオープン戦)あたりで戻ってもらえればいい」
っとの事でした。
記事でも書きましたが評価を落としたわけではないです。
少しでも多くの打席を立たせたいという事のようです。