2022.02.22 対広島練習試合雑感とざっくりとした今の選手評価

2022.02.22 対広島練習試合雑感とざっくりとした今の選手評価です。

調整途上、練習試合故に開幕前になると別の感想を覚えること確実ですが

この時期の感想を防備禄に残しておくと選手の成長を覚えるので書いておきます。

 

試合は8対2で横浜快勝。

内容は両チームとも調整順調と感じる内容でした。(未だ2月です)

 

広島さん、2月のこの時期にも関わらず各打者振れてました。

この時期、あれだけしっかり振れていれば十分でしょう。

 

そして出て来た投手の出来が良い。

全員一軍級評価でした。

この一軍級という言い回しですが一軍で使われるという意味です。

倉本を私は一軍級と評しますが

この一軍級が層となる事でチーム力が上がります。

 

7失点した大道も一軍で登板できる実力と感じました。

その大道ですが気の毒な失点の仕方というか・・・

大道の失策もあるので自滅とも言えますが

広島さんの守備が全体的にゆるいです。

 

大道からクリーンヒットした打者は追い込まれストレートのタイミングで待ってフォークをセンター前におって感じの打撃をした神里と牧だけに感じましたから内容以上に点をとられた感じです。

牧にホームラン打たれて(牧が凄いとも言う)7失点を喫し未だノーアウト。

心の集中を欠き細川に四球を出しましたが

森君との格の差を感じる投球で併殺に打ち取り山下で終えました。

 

そんな広島さんですが先述した通り守備悪い感じを覚えました。

桑原に暴走気味の走塁で先制点を許したりするなど全体的にゆるいです。

守備で昨季同様今期の広島さんは苦しむかもです。

 

広島さん先発の新人の森は濱口レベルの力がありそうでした。

大きな戦力補強に感じます。

その濱口ですがらしい投球というか今期も昨年並みの出来は期待できそうです。

 

濱口並みが誉め言葉に感じない人も居そうなのが困った話ですが

防御率4前後を期待できるローテンション投手は貴重です。

 

今期、広島さん昨年末に横浜総括記事を書いていた時より強い気がしてきました。

新外国人の入国が遅れている阪神、巨人さんは相対的に評価をさげざる終えず今期は昨年以上に混戦に感じます。

昨年も本当は混戦でしたが横浜が戦力を持て余し過ぎて大負けした事で(ヤクルトさんに遊ばれた感あります)あの結果になっています。

有力な新戦力がなければ混戦間違いないです。

 

そんなリーグ展望です。

広島さんも外国人良ければ優勝できる?かもです。

外国人期待しなくても日本人のみでリーグ上位の戦力ある気がしてきました。

練習試合で一試合みただけですのでズレあるかもですが忘備録です。

少なくても調整順調に感じました。

 

そして横浜ですが

今永、佐野が開幕絶望で暗雲漂ったのにも関わらず

圧倒的な戦力ゆえに優勝候補一番手評価です。

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

ソト(調整中)が相変わらずでも戦力の素性が良いです。

でも、最下位いにもなりそうな予感もあり強いのに弱いというか

この辺のポイントは開幕前に再確認する予定です。

この戦力で最下位は昨年以上にあり得ないのですが脆いチームに感じます。

 

ざっくりとした野手評価。

 

牧 10点 

一人だけ次元が違っていた。タイトルとれる打撃。

同じ土俵で相手投手の栗林が次元が違ってまして・・・ 

 

桑 8点

9点でも良い?がランナー一塁での打ち方が・・

課題はありますが2018年開幕前に大丈夫かな?っと書いていた時代が懐かしく思うような充実度。

一方で相変わらずランナー一塁いると進塁打意識し過ぎて併殺打を打ってましたが最も打つのが難しいランナーなしで無類の強さ。

計算できる選手評価へ。

進塁打を意識し過ぎて無様な打撃(これだけ実力もあって実績ある選手がする打撃じゃない)をした時と違い先頭打者で見事な右打ちをして出塁、暴走気味の走塁で先制点を演出。

広島さんは守備がホント気になります。

一軍当確。

後はランナー一塁の場面で打てれば・・・200本安打級評価になるのですが

2018年開幕前と違いOPS.750~は計算できる選手評価となりました。

新春記事では.280ぐらいと書きましたが.300前後期待できるぐらいの逆方向へ鋭い打撃を披露しています。

にも関わらず進塁打は全くダメという不思議な選手。

イップスを経験した真面目な選手なのでメンタルが他の選手以上に影響する選手かも。

メンタル的なタフさが求められ易いプロだと厳しめの評論になりますが桑がある意味普通で。

プロの世界はタフだとは思います。

充実の年かな。期待しています。

 

参考記事

桑原の2021年ランナー一塁での打率と大きく改善した三振率について - 所持雑感

桑原、復活?の理由と22年も大丈夫そうな訳(.280ぐらい?は期待できる) - 所持雑感

ランナー一塁で打てない原因について 右に打とうとし過ぎてないか?桑原(横浜) - 所持雑感

 

 

神里 7点

石井コーチ指導効果が期待できる選手の一人。

一軍実績(規定打席)ある選手の指導に関して石井コーチは広島田中、巨人中島と実績があります。

あるレベルの技術レベルがある選手の指導に関しては◎評価。

未だ調整途上に感じ(良くなりそう)最終的に桑以上の期待も。

桑以上の打撃というも凄いですが・・・桑同様リーグ10に入るぐらいの潜在能力を覚えます。

WARで+3.0勝~+4.0勝を桑、神里に期待しています。(計8勝ぐらい)

今シーズンのキー選手。

主役は牧かもだが、この選手の活躍が大きかったと語られるかもしれない選手。

昨年の横浜の2番打者の打率は.215 出塁率.276 OPS.560と打線が切れる原因になっていたが(チームOPSの割に得点が入らない原因の一つ)

その解決候補の一番手。

牧と森の打順と神里 今年のキーマンは神里? - 所持雑感

 

 

伊藤ゆ 6.5点(過剰評価?)

スイングは元々良かった。

沖縄電力で打ったホームランの内容は極めて良く感じました。

外角アウトローをセンターにホームランとか・・・早々、打てないです。

振りも鋭い。

早く一軍投手級相手に見たいです。

塞翁が馬で昨年、一軍に呼ばれなかった故に良かったかもしれない選手。

じっくり課題に向き合えたかも?

大村さん効果?

大村さん復帰以降ファーム育成に明かり覚えますが良くなったのかな? 

昨年のファームで今期一番期待来そうな選手でした。

それ故に私の予感が当たって欲しいもあって記載。

注目選手の一人。

二軍練習試合で一発回答し即一軍に昇格した2019年2月の佐野を思い出しますが

あの衝撃を1とするなら0.8ぐらい。

佐野同様一軍昇格が明言されていました。

練習試合みての感想でおっと思った昨年の知野は0.65~0.70。

楠本がオープン戦首位打者を獲得した年の佐野はシーズンの活躍を割と確信をもって語れましたが

伊藤ゆに関しては一軍練習試合などで、その予感を佐野同様確信に変わる打撃をみてみたい所です。

一軍での打席を積極的に与えていて欲しい選手。

問題は当時の佐野同様ポジションがない事。

そう言いつつ開幕一軍一塁で守ってる?とか・・・

首脳陣に嫌われそうな金髪にするなどあえて自分を追い込んでる男の活躍期待しています。

 

 

大田 6.0点

粗密の激しそうな打撃。打率.270、本塁打10でOPS.700前後(外野手のOPSとしては物足りない数字)とか記録しそうな選手。

出塁率低そう。

スイングの状態はまずます。

調整途上かな。 開幕前になると別の感想が出てくるかもしてない選手。

進塁打意識して逆方向にもっていくのは流石でした。

最も進塁打意識している右打者に外角にストレート投げたら、そりゃまぁはある。

 

 

楠本 5.5点

2019年オープン戦首位打者を獲得した時よりは好印象。

当時の記事を読むと2020年にプチブレイク?と評していたが2021年に後ろ倒しへ。

当時は層が薄く中途半端に一軍で起用されて成長が阻害された気もしたが森はどうなるんでしょう。

レギュラー級と評して良いのかやや物足りない?部分もあるが

今後の調整に期待。

天才と呼ばれるセンスは健在。

2018年を底に横浜の選手層は厚くなって来ているかも?

(大村さん復帰と横須賀ファーム設備新設がポイント?)

ファームの状況良くなってる?

 

 

知野 5.5点

結果は出してるが。。。 本当は5点でも良い。

場を奪う必要がある選手特有のタフさを覚える選手。

昨年二軍でOPS.800程度と予測していた選手です。期待は大きいですが

知野が一軍に昇格できなかった事でみる 知野の立ち位置について2021年2月 - 所持雑感

う~ん。

昨シーズン終了間際の手打ちから振るようになっていたので少し安心はしたのですが

2番知野にみる渇望感 そして知野への悪影響に思う - 所持雑感

何とも・・・

この手の奪いに行く選手というのは倉本同様、技術評価以上の結果を出す場合あり

急速にアジャストする場合あります。

彼の本番はシーズンでなく2,3月。 

明日でなく今日が重要な選手。

優勝するチームに割といるラッキーボーイと言われるような場を奪いに行く選手ですが

こういう選手がいる事でチーム内競争が激しくなります。

開幕前要注目選手。

 

 

細川 5.5点

昨年のオープン戦時を5点とするなら5.5点評価。ちょっと成長。

楠本と同じ評点にしているが一軍で起用したら打率..250弱ぐらいに対し細川は微妙。

昨年も同じ事を評していますが間の取り方が後少し。

同じ右打者の牧の後に細川が打席に立つので余計に差を覚えるかもしれない?

スイングの出来だけならチームでもトップクラス。

後は間。

全般的に差し込まれ気味。(外の変化球対策?)

去年は後少しと評しながら難しいと思ったが・・・

今期は本当に後少し。(今のままではダメだけど)

首脳陣が積極的に細川を起用している理由と推察。

何かを掴むと一気に花開く、そんな状況。

その何かが難しい。

記事書いていて思いましたが開幕向けて注目選手が凄く多い。

 

 

 

 

蛯名 5.0点

新人時代より良く感じました。課題だった左投手が投げるクロスファーイヤーにもまずまず対応。

 

 

梶原 5.0点

体が未だプロの体になっていません。

が、妙な伸びしろを感じる選手。

昔の横浜なら開幕一軍に残れたかもだが・・・

いやはや。

 

 

森  4.5点

打撃だけみると二軍の選手。

二軍OPS.700ぐらい。

昨年の同時期の評価では700も打てない選手評価でした。

実際ファームOPS700切りました。

その意味で成長は覚えるのですが

素材は一線級、バネの強さは凄い

凄く良い打球も飛ばすがまるでダメな打席も多く安定を欠く選手。

間を崩され易い典型的な選手タイプで一軍で起用しちゃいけない選手評価。

が、昨年同様、多分使うのでしょう。使われてしまいそうな状況。

ライバルの知野が昨年一軍昇格する前に期待通り二軍OPS.800ぐらいを記録し、その評価軸で同じ評価。

今年と昨年で変化なし。

本音は知野に関しては少し後退したとも感じるのですが何かテーマ持って打撃してそう。

森は少し成長してOPS.700弱から.700なので成長を評価しても良いのですが

彼の場合場、レギュラーとして期待されており(計算されてしまっている

困ると言うか。。。

間を崩され易く自分の打撃が出来ない選手を昨年同様、あまり使って欲しくないのです。が使うように思える。

今期の細川は昨季と違い成績悪くても間の調整出来ていますが(もしかするとを覚える状況)今の森の出来はそれ以前。

短期間で修正できるものなんだろうか?

この手の選手育成評価実績、先述の神里と違って石井コーチ宜しくないです。

選手に出会う、指導が嵌ると石井コーチ評していますが

あるレベルの技術レベルがないと嵌らないイメージあります。

森に、その技術がない気がします。

杞憂で終われば良いのですが

無理やり使えば中村ノリヒロ言う通りほどほどに通じるが突き抜けて来ない選手になりそうな懸念覚えています。

シーズン通して使うと素材の高さ故に器の大きさで打率.220ぐらい打ちそうな気がしますが

安定度を欠く予感あり(間を崩されるので打撃の状態が安定しない)。

 

 

森のライバルたち

柴田 

森なみ、もしくはより酷い状態。

間が崩れ切っていて絶不調。ヒット打った場面をみましたが

ヒット打つ前の間の崩され方は最悪。

球種とコースを読み切ってヒット(形を作れば綺麗な流し打ちしていました)を打ってましたがちょっと不味いんじゃないのかな?

調整中。

より多くの打席を与える必要ありそう。

下で集中的に打席を与える為にも伊藤ゆを上げる際に落とされるかもしれない一番手。

 

 

倉本

いつも通り。左投手に強い打撃をしてました。

右腕大道からストレートを引っ張ってクリーンヒットですとおっと思いましたが詰まりながらライト前へ。

2月の時点で気が早いですが遊撃を守れる選手では打撃の状態一番手評価

一軍で打率.250 OPS.650ぐらい打てそう?

継続して試験されそうな選手。

森と誰をセットで起用するかで倉本、柴田、大和は競争していますが

柴田が調整不足(ファームで打席を重点的に与えた方が良いぐらいの状態?)で脱落気味?

昔は柴田が開幕一番手故にオープン戦起用されなかった時期ありますが

 

柴田がオープン戦で起用され難かった状況と倉本を二軍に落とせない理由について所感 打順選考④ - 所持雑感

CS柴田の出場を阻む編成状況について想う - 所持雑感

 

森一軍が前提になるとまるで違う世界観になります。

かつ、知野が結果を出してる。

さらに伊藤ゆも居る。

そりゃまぁ横浜強くなるわけですな。

というか牧が二塁守るから起きた事ですが。

牧加入によって引き起こされた事ですが戦力展望がまるで違います。

ラミレス時代と違う理由です。

ラミレス時代に優勝候補と言っていた人は戦力読みを決定的に間違えている気がしますがあれはまやかしいの戦力です。

当時、弱いけど強いと独特の表現使ってましたがチーム勝率5割の目安であるWAR+40勝を一度もラミレス横浜は超えた事がないです。

チーム戦力の割に勝ってしまったが故の悲劇なんでしょうが

本当に強いチームとは牧のような選手が二遊間、捕手に居る事です。

今期は柴田が下にいるかもしれない所にラミレス時代との差を覚えます。

 

 

大和

評論できず。未だ調整途上。コロナで隔離されていたハズ。

 

 

捕手の打撃に関して

益子 妙な打撃力覚えましたが一軍より二軍で牙を磨ける方が後々良いかも。

伊藤 調子あがって無いなぁ

戸柱 打撃は昨年度程度期待できそう。調整順調。

 

山本 凡退してましたが昨年より状態良く見えました。 打率.200以上は打つんじゃないのかな。

期待値としては.250打って横浜の正捕手問題に終止符を。