大きな転換点を迎えさらに変化の予兆を覚え始めた横浜について 

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柴田先発起用をトリガーに現状分析をしようとしていたのですが情勢大分変ってしまいました。

 

柴田先発起用のメリット、デメリット様々ありますが

メリット①は先の記事に書いている通りです。

記事で詳細を書く予定だったメリット②は①を根幹をなす守備力強化。

大和のバックアッパー強化です。

大和故障で①の効果がかなり減退します。

横浜で一番欠けたら困るポジションが遊撃大和です。

層が薄く故障離脱、もしくはコンディション悪化による質低下はかなりきついです。

 

コメントで中井降格、倉本昇格の意図を聞かれましたが単純な話で柴田を二塁で先発させると遊撃バックアッパーが居なくなるからです。

 

開幕前に書いた

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通り、

彼(柴田)を先発させると控えは貧弱。

そのリスクを冒してまで替えの効かない選手と遇するには今は(成長して、そう遇される可能性はあります)実績上物足りない感じです。

ソトを外野に回してしまい大和、柴田のどちらかが故障しますと一気に戦力が落ちます。

 中略

故に柴田以外の選手(柴田が先発すると控えが薄くなりすぎる)の試験が優先されますます柴田のオープン戦出場が減るわけです。

中略

大和がフルシーズンで戦えるなら、今の陣容でも良いのですが・・・

この大和フルシーズンの危惧が現実化しつつあり、その対応で柴田を仕上げる必要があるわけです。

そのバックアッパーとしての倉本昇格でしたが・・・

柴田の対左に課題がある事(試験した結果保留。左腕ガルシアへの対応をみますと暫く難しそうです。)で右の中井を再昇格させるに至っています。

当初は左右関係なく柴田を二塁で起用したかった(だから倉本を昇格させた)ようですが方針転換しいます。

 

二塁は中井と柴田で分け合う形になりそうです。

 

そして大和のコンディション維持に関しては6/9の西武戦で柴田を遊撃で先発させてました通り柴田となりそうです。

本来、その役は倉本でも良いのですがチームに余力ないようですね。

 

中井と入れ替わる形で下に再降格です。

 

以上が大まかなメリットでしたが問題はデメリット。

開幕初期構想が大きく変化しそうです。

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開幕初期構想におけるポイントはソトとクワでした。

そのクワが頓挫し次にソトを外す可能性が出始めています。

ソト2塁構想は現状白紙撤回になり、さらにそのソトが外れかけています。

 

ソトが西武戦で先発2試合連続で外れましたが違和感を感じる起用法でした。

確かに今のソトは不調ですし復調するのに時間かかる感触を私も覚えています。

宮崎不調時のような少しのズレの調整で済むのかわかりません。

これをどう考えるかです。

 

その理由を考えると横浜が誇る先発投手陣の充実ぶり。

守りを全面に押し出す戦略に転換する可能性を覚え始めました。

得点力想定1試合当たり4点弱程度に低下するかもですがファンが望む野球になりかけています。(点を取れない事は文句言うと思いますが

なんでもっと早くやらないんだと言われそうですね。

その背景を考えますと先発事情が相当良いみたいです。

戦いは数です。

そして兵站(補給が続く)。

先発みてつくづく思いますが野手と違い本当に層が厚いです。

大和故障でシーズン終わりかねない脆弱性と違い今永故障しても耐えられそうな陣容、層の厚さを覚えます。

これなら戦略の基本ベースにおいても良さそうです。

平良、東らのが不調で落ちても問題なく調整時間を与えられるぐらいというのが凄いですし不調と言えど試合をまずまず作れていた彼らを落とす判断が出来た背景と推察しています。

 

開幕以前の読みより先発投手は上かもですね。

その上昇分を若干消す形で打撃力が低下しトータルプラス?かもですが。

 

余裕があったら濱口の1回降板に関して記事を書きつつ、先発事情を考察していきたいです。

不調気味のソトを2試合連続で外し他の外野手(桑原、佐野)を先発させ6/9の西武戦で坪井コーチの進言により代打でソトを先に使い楠本(ソトより打つ評価)を勝負所で使って逆転の満塁本塁打へと繋げましたが何かが動き始めている感じです。

 

動いた結果、結局開幕構想の微修正になるかもしれませんが何か変える事も視野に感じる起用になりそうな予感を覚えた週末西武三連戦でした。

 

その予感の確認は明日からの試合でわかります。