の記事の補足でもあるのですが
打線の形が決まりつつあります。
倉本を遊撃で固定し宮崎の守備固めで3塁に回る選手が柴田になり始めていますが
これ変な采配なんですよね。
まず二遊間の守備力は倉本<柴田。
三塁守備は逆に倉本>柴田。
実際、三塁に倉本が回るケースの方が圧倒的に多かったですが8月20日より三塁に柴田が試合途中に回るようになっています。
倉本は8/20までは10試合ほど試合途中から三塁を守ってましたが8/20を境に、その頻度を減らしつつあります。。
様相が変わり始め終には課題があると思われる速球派右投手相手にも遊撃で先発起用されるようになってきています。
柴田と同様に守備位置変更されつつあるのが大和です。
倉本遊撃の結果大和二塁になり始めています。
軸として倉本を意識し始めている感じです。
にて打撃復活した倉本を評し
2016年は
当時の課題は
スイングが弱かった。
インコースを引っ張れず逆方向のゴロしか打てなかった。←イチローなら引っ張れましたが
強い打球は少なく当てに行く打撃の為、ソフト、ミドル、ハードで打球速度を分類すると56.6%もミドルが占めていた。
昔、主流だったチョコン打撃。(師匠の川端も同じ傾向あります。併殺も多い)
しっかり振り切らない打撃。
ミドルは、その打球速度を考えると処理し易いボールになります。
そして圧倒的なゴロ。(逆方向にゴロを打つ昔の打撃)
ゴロ率60%。
この数字が大幅に改善されており
倉本 Batted Ball
— ふぐすまのベイ好きおっちゃん (@DeNA_bay_stones) 2020年9月5日
GB/FB
'16 2.34
'17 1.78
'18 1.19
'19 1.30
'20 1.09
FB%
'16 31.6
'17 26.0
'18 32.3
'19 38.8
'20 42.5
Hard%
'16 33.0
'17 32.0
'18 32.6
'19 15.4
'20 42.5
技術的には、そうなっていると思っていたんのですが今日初めて数字として状態確認できました。
やはり数字良くなっています。
ゴロが少なくなり打球が強くなっています。
三遊間に飛ぶにしても内野の頭を抜けるような打球が増えていると思いますが
勿論、ラミレスの使い方、アドバイス(2016年型に戻して左に起用する)があったのは大きいですが
倉本が基礎打撃技術を上げていたも大きかったです。
あの準備があったから今活躍できています。
以前の記事でも単純に2016年型に戻したから打てたわけではないと記述してましたが本日数字でも確認できました。
御願いしてデータを出して頂いたふぐすまさんには感謝です。
確認できて良かったです。
主はアナログ評価(技術評論)で数字はあくまで従なんですよね。
技術があって数字がある。
打率が良いから良い打者でなく。
○○という技術があるから打率が高い。
ラミレスの起用頻度を見ますと倉本のレギュラー化が進んでいます。
現在、ファームで試合出場しつつ調整中のオースティンは右翼。
その場合ソトは一塁。
ソト外野に回る場合は山下や中井らが出場し易かったですが状況変わりつつあります。
二遊間は遊撃倉本基本線に二塁を柴田と大和で分け合う形になりそうです。
となると後は倉本の打順。
一時、2番でも試していましたがオースティン復帰を考えると2番はオースティンが濃厚。
(もしくは細川、神里ら外野勢で2番を打つ)
6番倉本(長打が出にくいので)で走者を返すよりはリンクマンとして9番で起用した方が2017年同様機能しそうです。
その効果は
で書いている通りです。
その破壊力は2017年の成績で、あの得点に打点です。
このまま課題の速球派右腕にも倉本が対応できれば打線がより機能しそうです。
ワクワクしてきました。
後は問題の戸柱の打順。
今期、良く書きますが戸柱が打線の切れ目になり易く置き場に苦戦していました。
倉本9番に押し出されるように本日6番を打ちましたが
戸柱が打つようになると本当の意味での強力打線となります。
ラミレスの起用の方向性を考えると守備専の野手を起用しづけるイメージないので何らかの可能性を戸柱に見出しているのかもしれないです。