オールスター前、横浜は積極的な理由で先発10人体制を維持していました。
その目的は新戦力の掘り起こし。
そのデメリットは質に劣る先発候補が登板する事。
当時、巨人が中5で回し(その反動来て欲しいですが)たのとは対照的にリスクを負って戦力の底上げをした横浜でしたが先発候補は増えませんでした。
代わりに二次的な要素で先発抹消を繰り返す事でできた空き枠を利用した中継ぎ増員により新戦力が出てきています。
今日の情報として興味深いのが大貫抹消。
7連戦初戦に登板した井納も抹消されており誰かを先発登録しないと回りません。
現在先発は5人。
斎藤、櫻井、武藤らを勝ちパでも起用させる事を考えますと浅い回で投げれるビハインド要員が不在になります。
井納(この人は昇格直後調子良いんですが一軍にいると?になります。術後の影響?)、大貫らが今の陣容上長い回を投げれる可能性が低いです。
伊藤のコンディションへの危惧もあります。
捕手三人制にして代打、代走出せるようにしたいです。
野手で削れる選手いませんし中継ぎもですから登録人数を増やす目的で先発10人、もしくは7人で回す可能性あるかもです。
7人の場合は今のローテを大きく動かす必要のない日曜再登録が濃厚と思っています。
10人体制の場合は大きく動かす必要があります。
今永、上茶谷、濱口(今一番元気?)、石田、平良の5人はまずまず試合を作れそうです。
日曜に井納、大貫、中川らを投げさせる形で登録抹消を繰り返す。
櫻井、斎藤、武藤らは日曜のブルペンdayに備えつつ起用。
伊藤のコンディション懸念ありますが中継ぎ登録枚数増やす事になりそうです。
今の陣容プラスで一人、3回程度を任せられるビハインド要員欲しいです。
東が下で投げ始めました。
折りをみて10人体制にしても良いのですが今年は過去最高戦力ゆえにイロイロできます。
若干心もとない部分もありますが選択肢があるというのは正義であり戦いは数を実感する状況です。
巨人が本当に羨ましい。
チームとして横浜は強くなってきています。
この複雑運用を支えているのが三浦、木塚コーチに二軍なのですがチームの総合力が試されています。
この時期にチーム作りをするような指揮官がいるというのも影響していますがフル回転させないんですよね。
昨年も思いましたがタフな運用をし続けます。
参考記事
横浜最後の武器であった中継ぎフル回転させると思ったんですが(怪我人が相次いだ奴です)。
ラミレスしませんでした。
この時期でも未だフル回転させていませんが(休ませつつ鞭をふるっています)、ホント、タフな監督です。
2018年もタフな運用をしていましたが(8月単独最下位から盛り返し3位に肉薄しています)、今年もタフな運用をすることになりそうです。
この手の内容を伝える媒体0なので評価されないのですが今年もネットの片隅でつぶやいておきます。(勝てばレポートされるかも?)
このチームは強くなると書いた記事(2016、2017年)がありましたが質が当時と違っています。
別物のチームに感じています。
あの時のチームは個の弱さを別の方法論でカバーしていました。
その素晴らしさは2017年のCS突破で頂点を迎えましたがリーグ優勝を目指そうとするとチーム力が求められます。
戦いは数。
その数を準備出来つつある横浜です。
それでも想定戦力足りないのですが無理やり帳尻合わせちゃうんですかね。
波乱含みですが期待して見守る予定です。
これにて暫くブログ休載です。
カナロコ記事以降モチベーションありませんでしたが休ませてください。
復活したら書くかもです。
面白いネタ、要望ありましたら、コメント欄に書き込み願います。
2016年、17年の強さと今の質の差に関しては後日、もう少し言語化してみたいです。(しないかもですが)
積み上げを感じないが故にラミレスへの評価が低くなっていますが、この短期間で別物のチームになった感あります。
関係者の努力もあり、より組織を感じるチームになりました。
最後に、
予想チームWARでみたセ予想 数字では過去最高想定の横浜について - 所持雑感
開幕前記事で
これで山口がいれば優勝候補筆頭予想だったのですが・・・
が現実化しそうで心中複雑な私です。
山口と丸、どちらかが欠けていただけで巨人さんと横浜の戦力は拮抗しそうなのですが補強は大正義です。
横浜も浅村(二塁で+3.0勝)を獲得できるぐらいの資金力あればなのですが、ないものねだりしてもしょうがないです。
戦いは数であり、質も必要です。
山口が今年記録しているWARは+4.0勝。
この+4.0勝が大きいです。
その差を埋める努力をチームはし続けています。
期待したいです。