試合の視聴が以前との比較で減っていますので昔のようなキレはないと自覚しています。
データだけで語る難しさは過去記事で語るとおりです。
限界ありますが
その前提で読み進めて頂ければ幸いです。
宮崎の三振が増えているということに関しコメント頂きました。
先日、2打席ほど宮崎の打席をみましたが極端に何かが衰えたようなモノは覚えませんでした。
昨年のロペスのようなスイングの劣化のようなモノは感じなかったです。
打席数少なく試行錯誤の過誤とも思ったのですが、どうもそうとも言えない部分があり記事化です。
まず宮崎の数字の確認ですが
2020年 460打席で打率.301 三振29 PA/k(三振一つを喫するのに要する打席数)は15.86
2021年が63打席で打率.300 三振10 PA/k6.30
コメント頂いた通り普通の打者よりいまだ三振少ないですが宮崎にしては多くなっています。
率にして2.5倍ほど悪化しています。
ここまで見ての感想は試行錯誤の問題とも思ったのですが
他に違和感感じ記事もみて、はっと気づき調べるとどうもチーム方針の影響の可能性を覚え始めています。
引用
投打ともにストレートが弱点か、打者は選球眼にも課題が?
ラミレス時代というと投打にストレートが長所でした。
チームwFA(ストレートで増減)でマイナスを記録しているのを見るのは中畑監督時代の2015年以来です。
参考記事 2017年記事
CS展望 広島は、なぜ?阪神、巨人に強かったのか?セイバーでみて、その雑感 - 所持雑感
当時の記事を読んで頂ければわかる通り投打でストレートが武器になっていました。
この傾向はラミレス時代の特徴のようなもので2016年-2020年まで全年代でプラスを記録しています。
逆にラミレス政権以外は今のところ直球で+を記録したことがなく2014年-41.8、2015年-18.6となっており2021年に記録している-12.1ともどもチームラミレスのカラーとして色がついています。
監督采配の影響でしょうか?・・・
っとなると初球ヒッティングが減っているのではないかとあたりをつけたら減ってまして。
カウント球を積極的に狙い撃ててない傾向が見えます。
初球ヒッティング自体0ではないのですが宮崎で16%→9%ほどと半分に減っておりチームでもみても14%→8%と減ってます。
慎重に撃ちにいけてきな指示がでていそうです。
丁度、関根のことで記事が出ており
25歳で「クビになる可能性」を意識した脱臼から復活… 関根大気が“DeNAの粘り役”になれたワケ【3月に入籍】 - プロ野球 - Number Web - ナンバー
引用
「一軍の選手は初球から積極的にいくタイプが多くて、粘れるような選手がいないよな」
関根のやるべきことは定まった。
関連性を覚えます。
初球から行くこと自体を否定してないとは思うのですが粘りを打線に求めており、その結果の副作用で打者によっては三振が増える場合があったり長打率(カウント球を積極的に撃ちにいかないので)が減ってそうなのは宮崎や佐野をみていて感じてましたので
点と線がつながった感あります。
佐野も大きいのを撃ちに行くスイングではないような感じでゴロが増えていますね。
去年の佐野なら、そのうちボール上がってくるでしょうっと思えましたが(これは監督采配とは関係ない?かもです。)
打撃好調との風聞もありましたが急速に冷えてきている原因になっていそうです。
采配の良し悪しでなく副作用のようなもので上手く機能すればいい場合もありますが
悪いと副作用しか残らない。
先日、少し観戦しましたが私の感覚も好調とは感じませんでした。
阪神バッテリーにカウントなどで主導権を握られていましたが
参考記事
最下位のDeNA、頼みの綱は今日合流の2人の大砲助っ人 打高投低は変わらず? - 所持雑感
記事でも書いていましたとおり打高とは言い難い状況です。
理想と現実でギャップがあり、それを埋めていく作業。
それも含め野球です。
クレバーな監督さんです。
早晩アジャストしてくれるものと期待しています。
これも含め前向きな最下位とも言えるのかもしれません。
戦力はあるんだけどなぁ・・・2016年を思うと出ている選手は皆さん経験豊富です。
戦力あるので戻せる可能性もありますがチームカラー、方向性を決めるようなものですしどう変化するのでしょう?
目論見(理想)どおり機能し始めれば嫌らしいと言われる打線になります。
アナリストが助言するにしても監督の大目標が嫌らしい野球とするなら現状方針堅持の元、各種数字を上げていく事を求められるような気がします。
シーズン終了後の、この数字がどう変化しているか?
注目したい数字です。