最下位のDeNA、頼みの綱は今日合流の2人の大砲助っ人 打高投低は変わらず?
引用
「実戦感覚から遠ざかっていることだし、幸い打線は現状でも比較的好調だから無理に復帰を急がせる必要はない」
本当に横浜打線の状態は良いのでしょうか?
この手の記事を書く人の多くが、
ある数字だけを強調します。
今回はリーグ一位の打率を強調していますが
その質が重要です。
打率より得点相関の強いOPS.でみると横浜は
1位、広島 .729
2位 阪神 .686
3位 ヤクルト .684
4位 横浜 .659
5位 巨人 .615
っと打線好調とも言えない部分が浮かび上がってきます。
WARでみても(打撃)
1位 広島 +9.2点
リーグ平均に対し+9.2点取れる打撃成績。
しかし横浜の総得点52に対し広島は47点しか奪えていません。
興味深い数字ですが打線バランス悪いのかな?
2位 ヤクルト +2.7
3位 阪神 +1.6
4位 横浜 +0.1
リーグ平均並みの数字であり強みとはなっていません。
投手との比較でマシとはいえ明確なストロングポイントではないです。
だから、リスクある調整試合無しのぶつっけ本番昇格を監督は考えているわけです。
必要性はありそうです。
問題は上手く行くかで打者監督なら経験上、その難しさを理解しているのでさせないと思うのですが
体調が良い。
スイングが良い。
から打てるわけじゃないから調整試合、実戦が必要な事が多いです。
調整なし。
それ相応のリスクが伴います。
参考記事
外国人野手上げるの早すぎない?に思う 打者の目線についての雑感と優勝?意識しているのかな? - 所持雑感
プランB、Cを未だ描きれてないのは監督采配で垣間見られます。
焦りと評しても良いかもです。
外国人が揃うまで我武者羅に勝ちに行くような采配?かもですが歪のようなモノを中継ぎ中心に溜めつつあります。
ソト、オースティンが実戦不足でタイミングを合わせられなかったときに我慢の采配(2016年梶谷や2019年宮崎、ソト。2017年桑原ら)をラミレス同様する事が出来るのか?
プランAで、ダメだった場合は腹を括るような感じには見えますが
そういうリスクを負った調整試合なしの起用です。
本当に今日試合で出るのでしょうか?
コーチ、しっかりリスク説明しなさいよ。
打撃担当何ですから。
投手出身の故の経験不足とも感じる部分もありますが
どちらかと言うと勝負(リスクを負う)をしなくてはいけないと感じる必然性。
私は焦りと評しましたが
監督心情的にはどうなんでしょうか?
勝負の世界で生きて来た監督です。
インコース強気で攻めるような感覚。
勝負勘のようなモノなのかもです。
上手く行くと利得は大きそうですが失うモノも大きそうな勝負手。
まさか開幕序盤で行われるとは思いませんでした。
既存選手の見極めに時間をかけると思っていたのですがソト、オースティンが復帰しますと出れない選手が二人出ます。
リスクの割にモヤっとする部分があるのは見極めが出来ているのか心配になるからかもです。
影響大きいのが外野。
桑、関根、神里のうち二人出れなくなるわけですが
この辺合って柴田2番で固定しようとしているのかもしれないです。
1番は日替わりでも2番は固定したいのかもですね。
上手く選手の役割を整理して山下上げて欲しいです。
私が、その真価を見定めたいのもありますが代打が弱すぎます。
登録枠も一人余らせている事からみると二軍で上げたい選手が居ないのかもですが
山下を私は見たいです。
彼にも勝負させて欲しいでしょうか?