2023年開幕戦。
対阪神戦 相手先発は青柳。
左をずらり並べています。
結果、4回までパーフェクト。
6三振喫しています。 9回投げると13.5三振。(=三振率)
22年シーズンの青柳の三振率は7ぐらいですから良いように牛耳られていました。
カウントの主導権を青柳に奪われた理由に横浜打線が積極的に打たない野球してまして
初球打ち0。
ファーストストライクを打つのも0。
対して青柳は積極的にストライクを奪いに行っており
その結果として三振の山を築いた横浜です。
狙い球があって見逃していたのかわかりませんが
21年序盤にみたデジャブ―覚える野球で開幕戦からイライラさせられています。
状況が動いたのは5回牧から。
はじめて牧がチームとして初球を打ち出塁します。
因みに青柳からヒットを打った打者は牧、京田もファーストストライクを振ってまして
結果論ではありますが
昨日の青柳に待ち球気味のアプローチは機能しなかった感じです。
チームとして何か狙いどころがあって
それに対し昨年、横浜に痛い目をみた青柳がにその狙いを外した可能性ありますが
時に下手な考え休むに似たりの格言通り試合序盤は横浜にとってキツイ展開でした。
他、雑感
1番佐野
横浜の得点は途中出場した9番京田が出塁し佐野が続いて(四球、2塁打)
途中から3番に入った宮崎が返す形で横浜が記録した3得点の総てを叩き出しています。
22年の1番佐野は2,3番が打てなかった事で佐野の得点が増えず機能しなかったわけですが
3番が打つことで得点奪えました。
佐野が1番に入ると下位と上位がリンクし易く得点の香が強くなります。
昨年、1番佐野は佐野の得点こそ増えませんでしたが
佐野の打点は増えてまして・・・3番より実は試合当たりの打点多いんです。
勿論、たまたまで下位が機能していたからなんですが
実績上、下位と上位をリンクする打者の打力が横浜の場合弱く大量点奪えていません。
ラミレス時代との比較で大量得点が減ってる原因ですが
リンクが切れているからです。
打線が点になり易く、結果得点効率が下がり結果、過去10年でワーストレベルの非効率を記録し続けている横浜。
ここ改善すると点増えるので頑張って欲しいです。
佐野1,3番に関し様々議論ありますが
上位と下位を連結する能力の高い佐野を活かす為にも回りが重要です。
3番佐野が重宝がられるのも4番牧の打点を増やす効果があると伴に佐野自身の打点も期待できる事です。
その機能を1番に期待するなら、その周辺環境整備が重要になります。
まして佐野と牧の間に二人も入るなら、そうなりますよね。
昨夜、京田起点から佐野がチャンスを広げ宮崎が返していても
破壊力今一だったのは
宮崎が打った後に牧が続かず
+2番が昨日、先発した林も途中出場のソトも含め一度も出塁できてなく潰れる形になっています。
WBC組の牧(4打席で3三振)、ソト。
ソト不調に陥ると長いイメージあるので時間かかるかもです。
となると下位の起点が重要になり
昨夜で言う森や京田の立場ですが
不調の森を我慢できるような打線にならない可能性あります。
個人的に1番佐野が良いと思ったのは競争枠として8番を捉え、準レギュラー組で最も調子のよい打者を8番に置いて欲しい、置きやすいからでした。
結果出した人をどんどん8番に抜擢しすればよいと感じます。
昨日の試合のように1番佐野(試合展開次第でがらりとメンバーが変わる)はベンチメンバー全員を使い切る事を前提としています。
守備交代も含め選択肢が多く、こう使える、あー使えると
選択肢が多いです。
昨日の例でいうと
宮崎、京田が代打で出た際でも、その後の選択肢が凄く多いんですよね。
宮崎、京田を残すにしても実に様々選択肢があります。
投手に京田。
神里代打で宮崎でしたから。
2人を残そうとすると
1例、
宮崎三塁(林と交代)、京田一塁、佐野レフト レフトの関根を中堅へ
実際
宮崎三塁、京田遊撃(森と交代)、桑原を出して中堅へ
などなど選択肢が実に多彩です。
その後出てくる選手の守備位置なども含め切れるカードが多く面白いです。
ほぼ全員が試合に出れる。
役割がある、挽回できるチャンスがある。
その過程で誰かしら見出せるモノと期待しています。
参考記事
21年のメンバー固定を思うと随分変わりました。
メンバーの固定は固定で良い面あるのですが固定するが故に新戦力の抜擢が難く想定外(主力の故障)に弱いです。
何処かで形が定まり1番佐野から違う形になるとみています。
その過程を見守りたいです。