2月の記事で前向きな最下位になる可能性があると書いてはいましたが前政権とは違う野球、打てないなりの何かよりを目指した結果一部で副作用が生じています。
犠打、盗塁、進塁打は主菜にはなり難くメインを彩る副菜のハズですが肉食メイン過ぎてチームの形をいじってきています。
いじって来ていますがファームで10年間指導し続けて、その副菜が横浜で根付かなかった現実があるが故に
打つ手がなく我慢の采配になってしまいました。
プランB、Cないです。
作れない采配しているのでしょうがないというか
外国人の早期起用を優先した結果決め打ちに近い編成となっており
ダメなら我慢の采配になりそうです。
さらにチーム方針の浸透を図る為
相手と戦う前に自軍チームと戦っていると錯覚するようなチーム状態となってしまいました。
理由は先述した通り前年までと違う野球を目指しているからで慣れてないというか
様々な部分で弱体化が見えています。
盗塁被企図数が多いのも今までと違うからで、その副作用とも感じます。
意図せず横浜打線がストレートに弱くなったのも今まではと違うからですが
これ可能なら補足記事書きます。
現在の後手後手の原因の一つは三浦監督自身が目指す意識の浸透を優先した結果でもあります。
勝ち筋を消すような采配もしています。
象徴的なのは小技をさせるのは勿体ないとして6番抜擢した神里にバントを命じ失敗した事。
さらに神里を翌日から懲罰交代させ得点力を落とした事でしょうか?
右腕ガンケル相手に相性が良くなさそうな桑原が1番にスタメン復帰し打線バランスを崩してまで6番に関根を起用しています。
中継ぎ左腕からチャンスを作りましたが桑原はガンケル相手に沈黙。
上手く行きません。
そこからチーム状態がさらに悪化し今に至ります。
神里も苦しいですが監督も苦しかった采配です。
「(神里は)ナイスバッティング。2番に置くと小技(を求め)もったいないかなと思って。佐野、宮崎のクリーンアップも状態がいいのでランナーが残って回ってくる6番を打たせた」
その6番神里に小技を命じてからチームが浮つき始めた感あります。
参考記事
7回、無死1,2塁で6番にバントを命じる状況に思う 焦り? - 所持雑感
翌日の試合から神里はベンチメンバーへ代わりに6番関根となりましたが
意味不明です。
いや意味はわかるのですが・・・
走力に劣る4,5番を本塁に返す為にも下位打順が死んでるからこそ6番に長打力が必要。
だから監督は神里を6番で抜擢し中日戦で勝利を呼び込んでいます。
にも関わらず長打力に課題の有る関根を使っては。。。
それ関根の持ち味ではないですよね。
監督もわかっていて懲罰させているわけですが苦しい。
打順バランスを崩してまで6番に小技を求め始めています。
6番を打っていた関根にもバントを命じています。
チームの勝利の前に大事な事があって先々を考え意識の浸透を監督は重視しているようですが、
今、それやると厳しいです。
前向きな最下位になるだろうと思ってはいましたが
チームが浮つき始めている感もあります。
監督もわかっていると思いますが苦しんでいます。
ともに苦しんでいます。
重苦しく感じてしまうチーム状態です。
理想と現実のギャップの整理に苦しんでいる感じです。
ミスを減らすリスク回避の野球が原因で動けなくなっているように感じる場面が増えてきました。
ラミレス時代、ヒューマンエラー以外は概ね野球(打てない時もある)で済ましていましたがミスをすると懲罰されるような感じとなっています。
一部委縮しているとも感じるチーム状況です。
その象徴が外国人来た時どうするの?と感じる守備体系。
ソト一塁が基本線だったと思いますが現在結果を出し続けている牧(.388 5本塁打、17打点)を一塁で起用し続けています。
当然、そこには理由があるわけですがリスクがあるんでしょう。
後手後手となっています。
現在は我慢です。
もう、打つ手はないです。
そうしてしまいました。
外国人が打つか、打たないか。
外国人が抑えるか、打たれるか。
外国人が活躍すればチーム状況回復、ダメなら我慢。
それしかないです。
下から誰か上げて欲しいかったですが外国人の状態を上げるのが先となってしまいました。
山下上げて欲しかったですが二塁牧、もしくはソト2塁を考えると厳しい状況でしょうか?
山下を上げる時期を逸した感あります。
我慢です。
外国人が打って、投げればチーム状態回復するはずです。
大本を探ると横浜が育成に失敗してるからなんですが外国人依存度の高いチームになってしまいました。
ラミレス時代から感じていた根本的な事が原因(二軍で育成が出来てない)で三浦が苦しめられています。
6番神里の処遇も含め焦りが原因なんでしょうね。
苦しいと冴えがなくります。
監督は大変です。
この状況を打破するのは勝つことです。
勝てばチームが落ち着きます。