分岐点 結果こそがチームに必要な理由 2021.05.17
数字分析していてがっかりし過ぎて
希望を見いだせず乱筆気味になっています。
チーム状態が落ち着くまで休止すると書いていましたが
つい記事を書いてしまいました。
現在の混乱の原因ですが監督マネージメントの拙さにあるのは間違いなく
ざっくり全体で10%ほど戦力を減しさせている可能性があります。
さらに、その減じた戦力(チームWAR)でも運用下手な事で勝てていません。
最も平均的な采配にマネージメントしていても最下位なのは動かないのですが(大本は編成)
かなり酷いです。
2019年序盤、投手コーチに就任して自身の考えるしたい野球をした結果
10連敗の原因を作り最後は先発完投育成の弊害で先発も力尽き優勝を逃す一因を作るなど
投手コーチ時代と変わらぬしたい野球をしている三浦です。
投手コーチ、二軍監督を経ていろいろ考えを変えて来ているのですが不十分でした。
その結果起きているのがチーム内での重苦しい空気。
佐野が構造的な問題。
佐野の前を打つ打者と佐野の特性がかみ合っていません。
私が良く言う言葉で言うなら打線バラスが悪い。
結果、得点圏で打てない佐野が苦しみ始めています。
調整が必要でしょうか?
簡易に表現すると
佐野が打てる右投手の時、佐野の前の打者が打てず得点圏が少なく起点となっています。
佐野が現在記録している25得点はリーグ2位です。
シフトや佐野対策などで苦手となってしまった左相手の時に佐野の前(1,2番)が活発に打つことが多く得点圏が多くなっています。
相手も佐野の弱点を突けるので勝負してきます。
横浜の打線構造上、相対的に多くなる苦手な左投手相手に佐野が得点圏で打てません。
チーム敗因の原因となっています。
監督から状態をあげて欲しいと言われ追い込まれていますが通算で3割打者に状態を上げて欲しいと言われても
悩んでしまいますよね。
苦しい。
自責の念にかられ打撃を崩しかけているのはみての通りです。
打順調整しなさいよなんですが
動き鈍いです。(中日戦で動かすかもですが)
今の状態を打破するには結果が必要です。
いろいろチームを混乱させるマジックワードを三浦は意図せず発してしまっていますが
例えば
25歳で「クビになる可能性」を意識した脱臼から復活… 関根大気が“DeNAの粘り役”になれたワケ【3月に入籍】 - プロ野球 - Number Web - ナンバー
引用
「一軍の選手は初球から積極的にいくタイプが多くて、粘れるような選手がいないよな」
関根のやるべきことは定まった。
っと球数を稼いで欲しいと要望し初球凡打に対するリスクを想起させてしまっています。
困ったことに前任者は少しでも楽に打席(他の面でも)に入らせる事を意識し野球やってまして
トンネルの先でつかんだ1勝――神里和毅の疾走と苦闘 | 横浜DeNAベイスターズ
引用
キャプテンの佐野も、状況をなんとか好転させたいと考えていた。あるとき神里は、佐野からこんな話をされたという。
「去年だとかは、チーム状況が悪いとき、田代(富雄)コーチが『27球でアウトになってもいいから、どんどん初球から行け』と言ってくれて、気持ちが楽になった部分があった。今年も、そろそろそういうものがほしくないですか」
気持ちを楽にさせる魔法の言葉を様々使っています。
球数を稼いで欲しいと言われると積極性が失われ易いです。
失敗を恐れスイングが鈍りますが
チームの結果が悪いと、このマジックワードがチームをますます苦しめかねないです。
今のチームには結果が必要です。
三浦も意図せず選手を委縮させ追い込んでるわけですが
委縮させない為にもチームに結果が必要です。
球数を稼ぐ競争をしているわけでなく三浦の意をくんでいた関根は早々に二軍降格しています。
その面で監督の考え方は明確ですが
打てないならせめて球数を稼げって思っているでしょっと誰もが思う訳で
最低限と言うのを求める監督さんです。
無理に進塁打を打とうとして凡打する打者が二番に多いです。
いろいろ制約がある横浜です。
そんな横浜ですが元々は自力あるチームです。
優勝するほどの戦力はありませんがAクラス争い出来るぐらいの戦力があります。
何かを切っ掛けに本来の力が出始め状態好転するのは間違いないです。
その切っ掛けにより結果を出す。
その結果を伊藤光昇格で出せるか?
大きな転換点、分水嶺に感じます。
ここで少しでもチームに余裕が出ればイロイロ好転する予感があります。
余裕が生まれる事で監督変わる予感あります。
したいより勝ちたいを重視するようです。
経験する事で修正していく可能性があります。
その経過、経緯を期待したいです。
苦しんだ先に何が産まれるのか、どうなるのか?
その為にもチームに結果が欲しいです。