昨年生じた課題に対し対応を行っている一方で新たに発生する課題に関しては準備不足の可能性があります。
この辺が
さらっと書いていた
開幕三戦目の先発ラインアップをみて雑感 7番神里に期待したい - 所持雑感
引用
試合は負けましたが見どころの多かった横浜です。
ポジ面多いかな。
ポジネタも多いので書きたいテーマ多いです。
懸念は試合前や別記事でも書いている通り中継ぎで
どの程度、深刻か?も記事で触れて起きたいですが監督運用次第でして表現難しいです。
本当は開幕前に書く予定でしたが時間ありませんでした。
中継ぎかもです。
本拠地開幕三連敗後に関しポジ面多いと評していましたが
概ね、その予想通りに4連勝。
そして4/3現在、4勝4敗の五分となっています。
捕手固定をラミレス時代に戻し投手と紐づけする形にしているのが大きいかもです。
結果、21年前半戦にて三浦次第と言っていた
引用
山本だけの個性というより回りを支える方々のアドバイスも効いてそうです。
今期、機能してなかったワイガヤが一時的の可能性もありますが復旧したかもしれません。
かつてセ、No.1捕手陣と評した事が短期間ながら再現されるかもしれません
その期待値通り後半戦、投手と捕手が紐づけされ劇的に防御率が横浜改善しています。
ビッグデータに対し情報過多過ぎて一人では回しきれないのかもしれませんね。
勿論、三浦が理想とする捕手個人で配球するのも上手く行くと回るのですが・・・
ラミレス時代のように完全に再現されてない懸念ありますが21年前半前のような有様にはならならず対応も早いようです。
そもそも横浜の先発陣、ほどほどに駒揃ってますからね。
チームで上手く配球しているようです。
そんな影響もあって個人に依存し過ぎて破綻していた横浜はチーム防御率 4.71でも好成績でした。
他、様々ありますが
したい野球(道半ばなので折衷案採用)は現実に敗れ修正し今年になっています。
懸念より現実よりで勝ちたい采配をしている三浦横浜です。
この辺のバランスをとってるのが石井コーチな気がします。
彼等の目指す野球をやり過ぎると短期的に勝てなくなる場合もあります。
4/7の関根が6回ワンアウト満塁で引っ張ってゴロを打とうとし過ぎるあまり併殺に倒れましたが
右方向にゴロを打ちたい打撃をし過ぎて相手の術中に嵌ってしまった関根です。
満塁でなくランナー居なければ別の打撃をしていた可能性ありますが
この辺が難しさなんですよね。
初球(わーい待ってましたで打ちに行って芯をズラされた)を右方向にゴロを打つことは出来ましたが4-6-3の併殺。
最悪の結果となっています。
その後、再三宮崎が歩かされて関根にチャンス回ってくるのですが結果をだせず。
初球併殺の影響を受けてか消極的な打撃を8回のチャンスしていましたが経験不足を感じる所です。
相手も右方向にゴロというのを織り込んで配球します。
外の変化球打ちの教本は逆方向でして左の関根が打つとしたらレフト方向。
菅野対策の教本に書いていますが
参考記事
菅野対策② 伊勢氏の提言の難しさとセの打者のレベルアップについて雑感 - 所持雑感
この辺の駆け引きが上手いのが大和らです。
経験がモノを言う世界かな?
その辺のいい塩梅を昨年との比較で追及しているようには感じますが経験不足な打者になると非効率になる場合もあります。
石井コーチの言うベータ―を追い求めるあまり最悪を呼び込むというのも微妙ですが
読み合いになると、そうなる場合もあります。
ある意味最悪の打撃なのですが道半ばな横浜です。
この6番にヤクルト中村のような打者が嵌ればいろいろ流れが良くなるのですが・・・
そんな貧打気味の横浜。
チームOPS.657。
この打線で良く点をとれてるイメージありますが
昨年と違い2~5番に好調な打者を集める事で得点を奪っています。(結果、6番が重要になるという流れ)
2021年の横浜の2番の打率は.216でしたが良い打者を集めることでシナジー効果が産まれ易いです。
この打線に関しては
本質的にソト、オースティン待ちですからしょうがないかなぁ。
これ後手後手とは思いません。
では
何が後手後手かって言うと中継。
延長の10回に2軍から上がって来たピープルが登板しましたが
彼、中継ぎとして期待されていたとは言えない投手です。
ないから外国人枠が余っているにも関わらず一軍開幕に不在だったわけで
そのピープルが同点の10回に出てくる。
入江、砂田が3/30の中日戦を最後に出ていませんが開幕一軍、勝ちパとして入っていた入江、砂田でなく
ピープルが登板し記録上(大和の守備をどう評するか次第ですが)3連打でワンアウトもとれずにサヨナラ負けを喫したわけです。
これの意味する事は中継ぎ序列が短期的に崩れてるかもしれない可能性がある事でしょうか?
本質的には選手側の問題と捉えても良いですが
足りないのはわかっていたと思うんですよね。
足りなくなる可能性があるのは直感でわかるとでもいうべきか・・・
昨年度実績上2014年ドラフトを最後に戦力になっている中継ぎは2019年ドラ3伊勢のみです。
登板過多気味の三嶋を昨日使ってしまいましたが
これ明らかに後手後手です。
無駄に中継ぎ使うなら
ラミレスのように8,9回にピープルなり、入江なり使い試験させるべきです。
打たれたら撤退戦を視野に戦力の堀起こしをすべきでは?と思えます。
結果、今日三嶋を登板させ難くなるわけですが
どうみても回らんでしょうに・・・
後手後手です。
その後手後手の原因に何があるかと言えば2020年と21年のドラフトで即戦力中継ぎを獲得してない事。(数年後を睨んだドラフトしています)
2019年ドラ1の入江が中継ぎで機能しなければかなりキツイ陣容になります。
そもそも論で入江が計算できても足りないのですが
櫻井も故障してしまい今期難しそうです。
ここが本当に厳しい。
今期、新外国人のクリスキーは予定通り二軍にていろいろ改造されそうです。
序盤、中継が足りなさそうに感じます。
ラミレスですと三嶋やエスコバーでなく先々を見込んで早い段階でピープルや入江、砂田を昨日の試合積極的に使っていたと思いますが
防御率が悪く打たれていた三上や三嶋をチームバランスを考慮した結果使っていたラミレス。
これはパットンにも言えて打たれるパットンを躊躇なく使っていました。
そのバットんが怒りのあまり冷蔵庫パンチして横浜の中継ぎが回らなくなりましたが三浦横浜の使い方、ラミレス以上に過酷です。
昨年のオフに中継ぎへの懸念表明を示していますが懸念通り中継のケアが足りなくなってきています。
なら
ラミレスのように打たれるかもしれないにしても誰が機能して誰がダメなのか試合をしながらチーム作りをする必要があるのですが
4/2の試合を見る限り後手後手となっていました。
この混乱が早期に収まるかわかりませんがポイントでしょうか?
昨日の三嶋、エスコバー起用の時点で
手詰まり感を覚えたのは間違いないです。
どう?中継を使うか?
昨年よりは動き早い(配球傾向のテースト改善も早かったです。)横浜ですので方策を練ってくれるものと期待しますが
ファームも含む中継ぎ候補みても後手後手感強いです。
ネガティブに評してしまいましたが
オースティン、ソト、今永、東不在というのは額面戦力上昨年の開幕序盤に大差ないいです。
昨年の一年が今につながってる部分もありポジティブに評しても良く他の横浜ファンさんはきっと評価してくださってるとは思いますが
所持雑感的には戦力予測、近未来予測に重きを置いており
そのポイントでみると
オースティン、ソト待ちになりかけている貧打気味の打線と
中継ぎ運用は見どころでしょうか?
キャンプ中なら未だしも中継ぎに関し、この段階では打てる手少ないです。
その意味で後手後手で、時間かかる懸念あります。
(開幕前に記事化しなかった部分)
オースティン、ソト復帰後の打線の青写真のようなモノは見えますが
見えないのが今永、東復帰後の投手陣です。
豊富な先発候補(京山、阪口が機能するかは知りませんが有吉含め候補は多い)との比較で候補自体が少ない中継ぎですが
打線との比較(打線は各所に故障が出ても回せるようになっています)で青写真描き難く感じています。
シーズン半ばで中継ぎにしても適性などあってそうそう上手く行かないんですけどね。
経験ある投手なら可能ですが・・・横浜の先発陣は石田を除き若いです。
なんでこんなにアンバランスなんですかね。
ここにwhy?があります。
何か思惑有るのかもしれません。
故障上がりの投手多い横浜です。
先々を睨んで先発10人体制でも考えていたのかな?
横浜のライターはこの手の戦力面での分析苦手なのか?
監督に思惑を聞いてくれないんですよね。
中継ぎ破綻しましたが大変でしたね程度でインタビューする可能性ありますが
中継の層が本当に薄く想定外が発生すると玉突き的に破綻し易いです。
懸念点です。