三浦がしたいを優先している理由について それがチームの為になると信じるが故

2018年オフの怒りが今の記事に反映されており

その怒り、懸念のままに横浜は優勝を逃しましたが

 

幾つか横浜編成には重大な過誤があり、その過誤が原因で低迷する可能性を私は捨てきれていません。

2021年開幕前に戦力あるのに前向きな最下位になるのでは?っと書いていた理由です。

 

戦力はあるんですよね。

困った事に。

過去の私の記事で言うなら、ここからチームは反撃だ(伊藤光と今永)とも書くのですが現監督がしたいを優先した野球をしていることで戦力を減じており前監督時代の戦力の最大化とは真逆の野球をしていることで

 

違いが原因で勝てない事で現首脳陣に無言の圧力を加えているような状況です。

表層だけ三浦はラミレス野球を継承していますが

あくまで表層だけで根っこが違います。

無理して似合わない服を着ている印象ありますが

苦戦止む無しでしょうか?

っと思っていたので戦力はあっても最下位予想でした。

 

牧と言う素晴らしい内野手が加入して戦力がマイナスというのは本来なく

前年との比較で多少マイナスかもですが総じて昨年に近い戦力が横浜にはあります。

昨年、横浜が記録した数字は過去最高でした。

戦力は十分あります。

 

従って今永に、今のチーム方針にマッチしそうな伊藤光の昇格でチーム状態いっぺんする可能性ありますが(勝つ事で三浦のメンタルが安定する

 

個人の経験(伊藤光)に頼った昔の野球になるわけで

何ともなぁーはあります。

その野球観でも勝てますし優勝できます(横浜の選手構成では無理です)ので良いのかもですが・・・

選手選択からやり直す必要が出てしまいチームで勝つのと個人で勝つのでは継続性の有無で雲泥の差が出てきます。

 

昭和の野球では捕手引退=低迷の呼び水になり易かったですが

今期は良くても伊藤光の力の衰えと伴に横浜はさらなる苦衷の迷路に入り込む懸念を覚え始めています。

 

高城、嶺井、戸柱三人そろって文殊の知恵というラミレス時代の経験が失われつつあります。

あの経験を一過性のものとしてみるのか、継続として捉えるかで球団の姿勢が問われますが。。。

 

さて表題の件です。

具体的に三浦によりどれだけ横浜が弱体化されているのか?

数字で記述しようと思ったのですが

書いていて2018年オフの怒りを思い出してしまい希望を見いだせるような記事になっていませんでした。

 

普通、この手の異常値とは修正し易いので浮上の芽なのですが

修正し難いと私が思っている。

理想と現実のギャップに三浦は嵌り苦しみ続けていると書いていますが

嵌っていると評している時点で修正困難と見始めているわけです。

 

おそらく伊藤光というラミレスとは違った野球観を持つ捕手を全面に押し立てる事で先の記事で指摘した事の修正を図るとは思いますが

 

それをどう考えて良いのか

伊藤光や三浦、ラミレスの野球観自体は独立したものでみると間違ってはいないのですが

全体最適化論でみるとズレる。

コーチとラミレスが野球観でぶつかっていた形跡はライターさんが語っている通りで

野球が違い過ぎる。

 

現在、三浦がしたいを優先しているのも

ラミレスの作った野球観では横浜が強くなれないと思っている事に起因していると思います。

 

思想、哲学、宗教観の違いのようなモノです。

 

で、問題はラミレスの野球観が勝てばいいという形に拘らない無宗教

理想はありますがリアリストよりで勝つことが大事な人。

なのでドンドン方針を変えます。

 

対して編成、三浦、コーチらの考える野球とは

こういう形で勝ちたい、勝つべきだと言う理想系が強い点でしょうか?

 

今の野球では横浜は強くなれない。

優勝できないと思っている。

そこに頑固さの原因があるかもしれません。

 

遠回りしてでも理想の野球をしたい。

けど、勝てない。

頭ではわかっているけどしたい。

そんな迷い、苦衷がある事で横浜は迷走している可能性があります。

 

本来、そういう迷いを与えない為に編成は調整すべきで

その癌は外国人野手なわけですが

三浦の野球観に反するソトとオースティンを残留させている時点で三浦を苦しめています。

 

三浦の意志は横浜一新、ラミレス的野球観の一掃である以上

それに編成は合わせるべきでした。

もっと言うならラミレスを招いたのがそもそもの間違いなんですが

 

中途半端な編成になっています。

仁志招聘が一つの答えで

中畑、三浦、仁志が本来横浜が目指していた野球の継承路線でしたが

間にラミレスと言う異分子を挟んだ事で迷走し始めている可能性を覚え始めています。

 

おそらくラミレスでなければ戦力に劣る横浜ですとAクラスになれなかったかもですが

あの5年間を丸々捨てる事になりそうで。

結果的に横浜は暗黒期に入り始めている危惧を抱き始めています。

ここまで一新よりになるとは私も思っていませんでした。

 

そこに編成の意志も覚えるのですが中途半端。

気の毒なのが三浦です。

三浦を大事にするなら、今回の仕儀を招いた当事者である進藤が火中の栗を拾って監督をやるべきで

ラミレスが形作った野球をぶち壊し焼け野原にした上で

三浦に引き渡すべきでした。

中途半端に勝てる戦力を三浦に残してしまった事で三浦が苦しんでいます。

 

リフォームって難しいんですよね。

その前の設計思想に対する理解がないと最適なリフォームできません。

その設計思想に対しネガティブな人が指揮をとったら作り直したくなります。

 

勝てる戦力があるので腹を決められない。

オースティン、ソトが居なければ状況変わっていた可能性ありますが

編成の過誤を覚えます。

三浦を監督にするなら、ソト、オースティン不要です。

 

彼らをいれる以上、リフォーム寄りの設計で今シーズン臨むと思っていたのですが

ソト、オースティンの契約年数を考えると

編成の意志は野球を変えるとともにリフォーム的な事を三浦に期待していたわけですが

 

三浦が優勝を目指し強いチームを作ろとすればするほどソト、オースティンは邪魔。

手詰まりになります。

そのどん詰まりの象徴が打てない2番打者、そんな関係性です。

 

さて、ここからどう三浦が考えを改めるのか?

それとも突き通すのか、その悩みを試行錯誤を見守りたいです。

 

三浦の采配をみていますと生粋の理想主義者とまでは行かず

負けず嫌いな可能性あって変化の可能性を覚えています。

コーチ時代と違い、修正早いですから

今の野球とは別の野球している可能性も捨てきれず

はたまた石の上に三年の精神で押し通すが

 

捕手を巡る起用をみていると二転三転、配球も含め修正し続けておりどうなるかわかりません。

一番の早道は昨年と同じ形にする事ですが

しないと思う。

しないと思うから理想と現実のギャップに嵌ると私に思われ指摘され続けている。

 

したいと出来るは違うと今期、随分記事で書いていますが

これが今期の横浜のメインテーマと見ています。

そこから何が産まれるか?です。

その創造性に三浦は間違いなくかかわります。

その方向性次第で横浜の近未来が変化しそうです。

 

良い意味でも、悪い意味でも転換点になりそうな予感です。

 

転換点を覚えるが故に

三浦がやってしまったチーム弱体化を数字面で記述するつもりでしたが

ネガティブ過ぎるので止めておきます。

三浦采配の何が悪いか具体的に記述しちゃい過ぎるとファンの心理逆なでしちゃうと思うので

 

その選択も含め見守りたいと思います。

同様な理由で編成がどうして失敗したか?の長期連載も休止したいと思います。

 

コメントを読んでますと私が2018年に感じた思いと同様な想いをして頂いてる方々が出始めていますが

私の過去感じた悲憤を呼び起こすような記事構成になっており時間をおきたいです。

 

一連の連載記事を冷静な気持ちで書きたいのですが

無念が先立って感情的な記事になってしまい。

未だに書けません。

編成に情状酌量の余地があると思いつつも最大のチャンスを逃したと思い始めていて無念が風化せず募り続けています。

 

さらに三浦を苦しめる今の状況が編成の失敗を私にどうしても想起させる事で上手く昇華できないです。

 

三浦の野球観に近い伊藤光と今永昇格でチームと監督が落ち着く可能性が高いとみており(この機でもダメなら今期はかなりキツイ

チーム状態落ち着いてから今後の連載方向を考えたいです。