昨年、横浜が目指した野球は
攻撃面では
球数を稼ぎましょう
一点を奪います
進塁打を狙いましょう
足を使いたいです
でした。
これらは2021年序盤の躓き原因となっており外国人不在だけが原因ではないと報告していた通りです。
消化不良。
ラミレス時代と打って変わりストレートに弱くなり三振が増え大型連敗の原因になってしまいました。
別にラミレス同様、何が何でもファーストストライクを打てではなく
三浦横浜も初球打ち禁止といういわけではないのですが
監督の意向に引きずれてまして成績芳しくありませんでした。
これは田代コーチがベンチ入りするまで苦しんでいます。
ファーストストライクを打ては絶好球を見逃すな。
打っても良いよ、初球凡退をおkとする野球。
対して
三浦野球はアウトのなり方が重要。
ベストでなくベターを目指そう野球なので、初球を気楽に狙えなくなっています。
そう解されてしまいました。
ベターを目指し三振よりはゴロを打てと広島時代の石井コーチは教えていますが
これ個人的な懸念点にはなっています。
関根が自分の進むべき道が決まったと球数稼ぐ打撃を目指し監督に重用されていた時期ありましたが成績出せず序列がなかり下になってしまいました。
手段は手段であって目的ではなく、その辺三浦監督も明確なのですがしたい野球が分かり易く忖度して難しい野球にチャレンジしている野手が多かったです。
神里が積極的に打てなくなって佐野に初球から気楽に打ちたいですよねっと慰められるやら開幕序盤散々でした。
2021年したいで苦戦した三浦 したいと出来るは違う 意識し過ぎて打てなくなった横浜について - 所持雑感
引用
キャプテンの佐野も、状況をなんとか好転させたいと考えていた。あるとき神里は、佐野からこんな話をされたという。
「去年だとかは、チーム状況が悪いとき、田代(富雄)コーチが『27球でアウトになってもいいから、どんどん初球から行け』と言ってくれて、気持ちが楽になった部分があった。今年も、そろそろそういうものがほしくないですか」
気持ちが楽になれずベンチをみて野球をしていた時期が横浜にありました。
他所行きな野球をしている感覚覚える時ありますがドレスコード意識した野球をすると、
その傾向強くなります。
大和か悔しそうに、ぼくには出来ませんと言っていた野球です。(その後、交流戦で大活躍)
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他いろいろ
これだけ不慣れな野球をして
リーグ二位の破壊力を誇示できた横浜の潜在力は素晴らしいです。
慣れれば強くなるかもです。
その攻撃面での不慣れさを田代コーチがベンチ入りした交流戦を境に改善して来ており
選手起用も
2番右の知野でなく2番左の佐野を選択するなどしたいよりでなく現実よりになってきています。
オープン戦で結果を出していた知野を2番で起用しなかったと記憶していますが
昨年との比較で選手特性を見つつ試行錯誤をしています。
桑の出塁率が今一なのが残念ですが
2番佐野(試合数少ないですがチーム得点王の2得点)が出塁し3番楠本がつなげて、4番牧、5番宮崎で返すは機能しています。
ここで2番に打てない打者置いていたら牧の前にランナー居なくなるのですが
理想と現実のギャップを昨年より埋めてる感じですかね。
昨年のように無理して2番(昨年の2番打者のトータル打率は.216)に打てない打者を起用していません。
形を決める監督さんなので
オースティン復帰したら、そのまま3番に。
ファーストの位置にソトで6番なのかもしれませんが2番は攻撃的な打者を置くかもしれません。(もしくはオープン戦でも試していた柴田)
長期的には進塁打を狙っても打撃への影響が少ない左の森を2番に当て込むのでは?ないかと見ていますが
いい塩梅を目指しているように感じます。
そういっても一見丁寧、その実非効率を垣間見ますが昨年ほどではないかな。
さて問題は投手側。
引用
三浦がしたい野球とは
・ 早打ちしない粘り強い野球
・ 長い回を投げる
・ 小技を駆使した野球
・ ゾーンで勝負する配球
・ レギュラーの固定化
ゾーンで勝負する配球。
1,2戦みた範囲で言うとゾーンで勝負し過ぎでしょうか?
具体的にはゾーンからボールに逃げる変化球がほとんどなく
ゾーンに集まってまして。
可能な限りゾーンで勝負しろが昨年同様出ている模様です。
昨年と違い捕手が出ずっぱりでなく(連続9日とかフルで出てました)
投手と捕手が紐づけされていますので投手と捕手で相談して対応できるかもです。
それでも
非常に面白くありませんでした。
広島打線が変化球を待ってるような打撃をしてまして余計に嵌ってしまい。
内容の割に点を奪われる原因になっているように感じています。
1,2戦の結果を受けて今日先発する坂本がどんな投球するのかわかりませんが
相川コーチが新任で横浜独特のビッグデータに不慣れな可能性があり懸念しています。
昨年まで在籍していた新沼、藤田コーチは一応、ラミレス時代のデータに精通していて
勘所とか心得ているとは思うのですが
数字って人により見え方変わりセンスのようなモノが求められます。
一種独特の癖のようなモノがあるのですが新任のコーチですとデータと実際のズレに関しアジャストし難いかもしれません。
もしかすると私の期待するラミレス時代にあった投手力のかさ上げ効果。
昨年同様消えさるかもです。
個人的には五輪休み以降の防御率(LOB率が急低下)を参考にしていたのですが
まずは3戦目の配球に注目したいです。
変化球狙われ気味なのは承知していると思うので互いにどう変えていくかです。
広島さんも狙いを変えるかもしれません。
尚、山本(去年ほどにないにしろ打力に課題あるので先発するかはわかりませんが)と坂本が組んで好投したとしても捕手でなくチーム方針関連している可能性あります。
戸柱がぁーとか伊藤がぁーとか言わないように注意。
このゾーンで勝負しろ自体は方法論なので否定する気はないのですが
過去が如何にしてボールを振らせるかでやってまして。
大きな方向転換になっています。
先を見据えて試行錯誤を続けるか、取り合えずボールも使い始めるか
強固な理想のようなモノを覚えますが
全般的に勝ちたいよりの監督さんです。
おそらく折衷案目指すような気がしています。
しかし、戸柱打撃好調とは思ってましたが本当に良いですね。
ビックリです。
.250以上打ちそう。
BABIPも.300近く行くかもしれませんね。
彼、過去の打撃ではコンタクトに課題あったので.250切る年が多かったですが