にて理想を追い求めチームが優勝を逃す一因となった三浦投手コーチ。
その三浦は監督になる事でより大規模にチームを弱体化させています。
理想はわかりますが現実が追い付きませんでした。
監督ゆえに投打にチームを弱体化させています。
だから戦力あっても最下位予想でした。
開幕前前向きな最下位になるのでは?っと記事で書いてましたが
その期待通りに推移するかもしれないです。
2019年の経験がある事で先発コンディションを意識しない運用、長い回を投げる(二軍監督時代に長い回を目的化としていなかった)を目的化せず中継ぎもマシンガン継投廃止の修正をしていますが
別の方面でしたい野球をしてしまいました。
しかし三浦、失敗すると修正しています。
それに故に来期の躍進を期待しています。
但し後手後手になるのが・・・
そこは頼みます。
さて、2021年の三浦がバッテリー面でした事は何か?というと2点。
1、ゾーンの外を使う配球(ボールゾーン)からゾーンで勝負する配球への転換。
2、捕手の固定化
1は方法論で
この方向性自体は否定しません。
これ手を付けないないといけない時期でしたしゾーンの内で勝負しつつ外もが配球の常道ですから方向性自体は間違ってないです。
これは三浦のした野球全般に言える事ですが方向性、それ自体は否定できないのですが実力が伴なわない場合あり、
過去5年間の方向性を変えた上にバッテリーコーチが新任。
さらに捕手を固定化した事で横浜の良さであるワイガヤが消えゾーンで勝負するが目的化していました。
逃げるな、勝負しろでしっかり打たれていた横浜です。
三浦も不本意とは思いますが選手がベンチみて野球をしていた時期ありました。
(似た事を打撃でもやらかしてチーム成績を低下させています)
その結果何が起きていたか?というと粘り強さを欠く配球。
チームは効率よく失点を喫しています。
柔軟性を欠くと言うか三浦も、その惨状に頭を抱えていた事でしょう。
捕手の固定化はホント、悪手でしたね。
今の捕手は頭脳労働故に出ずっぱりですと修正しきない場合があります。
その負荷分散もかねてラミレス時代は4勤2休、場合によると3勤3休。
戸柱3先発、嶺井2先発、高城1先発のような形でリーグで傑出した捕手インテリジェンスを2017年に誇り日本シリーズ出場の原動力となり得ましたが
捕手固定を目的化した事で例のごとく現実に敗れ負け続けます。
正捕手たるに相応しい選手が居れば勿論、正捕手の抜擢はチーム強化に繋がる手法ですが
三浦野球の厄介な点は手段が目的化してしまう点でしょうか?
大いにチームを苦しめています。
相性を重視してきた前指揮官とは違う「脱ラミレス起用」だ。
横浜一心ならぬ一新。
全般的に脱ラミレスを目指した野球を投打にわたり目指した三浦。
その目論見は見事に砕けいらだちのあまりに遠征途中にファームから高城を呼び寄せ即先発マスクを被らせるなど感情的な采配をふるうに至っています。
藁にも掴む思いだったのかもしれませんが
あの時の横浜は崩壊一歩手前でした。
打線も三浦の呪い(記事で再度書きます)の言葉で混乱していましたが本当に酷い惨状でした。
三浦の顔色も優れなかった時期です。
横浜の伸びしろ 三浦監督次第な部分 投手編 2021.05.15 - 所持雑感
シーズン中盛んに三浦次第と訴えていたのは
この面です。
横浜の良さであったワイガヤが一時全く機能していませんでした。
故に大きく改善する余地があった横浜です。
チーム防御率 4.71でも好成績?な横浜に思う - 所持雑感
チーム防御率4.71でも投手WARはリーグ一位。
この皮肉な数字は国吉がロッテで活躍する事で証明された気がしています。
私が予告していた通り
大活躍しそうな国吉について ロッテファンのみなさんへ期待して下さい - 所持雑感
国吉はパで活躍しています。
10/18現在で防御率1.57。
やや出来過ぎな数字(実力値としては防御率3点台ぐらい)ですが移籍前に横浜で記録していた防御率5.16が国吉の実力ではなく異常でした。
それを国吉個人でなくチームでやっていたのが三浦横浜です。
当然、国吉がパで成績改善したように三浦横浜も成績改善できる余地があり盛んに当ブログで三浦次第と連呼されれいます。
5本以上、同種の記事を書いています。
内容被りますが総括的な位置づけと伸びしろの説明として書いています。
そして期待通りに横浜投手陣は急回復します。
オリンピック休みを利用して体制立て直したのが功を奏したかもしれません。
チーム方針の齟齬、その他が影響していたようなボタンの掛け違いが原因の成績低迷に感じていました。(だから三浦次第)
一か月の休止は捕手インテリジェンス、特に新沼コーチにとって貴重な時間になった可能性があります。
伊藤のコンディションが万全なら彼主軸でも良いのです。
が故障しがちな事を考えると休ませつつワイガヤに参加して貰いチームで配球するのが実績上機能しそうです。
結果、5月までLOB率で67%程度だった疑似残塁率は71.3%と大きく数字を戻しています。
7月以降でみると75%ぐらい?でしょうか?
開幕の数字が悪すぎて数字戻り切りませんが改善しています。
ランナーを出しても失点し難くなった事で横浜投手陣の状態はかなり良くなっています。
このLOB率で1%違うというのは失点でチームwhip1.36(1投球回数に何人出塁させたか?)より簡易に計算しますと
1%当たり17失点減ります。
リーグ平均との比較で単純に17x4%=68失点 横浜は損しています。
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捕手は三浦次第、来期の総失点は-50~ー100 優勝争い出来る根拠の1 - 所持雑感
ゾーンで攻める野球も、あるレベルで浸透したようですし来期は大きく数字が改善する見込みです。
そして
この損失をWARで見れません。
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WARは被出塁の質は問いますが、その出塁が失点になったか?は期待値(統計から算出)から計算される為横浜のようにLOB率で異常値を記録していますとWARの割に勝てないと言う結果を作り出す事になります。
WARの割に勝てない(国吉のような状態)と嘆いてましたが
これを投打でやっていた三浦横浜です。
打撃編は後発記事で書きますがそりゃ開幕勝てません。
外国人不在だけが原因でなく三浦の方針も影響して勝てないと4月に記事で書いてますが
戦力運用面でもマイナスを記録していた横浜です。
これが、そのまま来期の伸びしろとなっており後半の戦い方が落ち着き始めている理由でしょうか?
後半戦になり三浦の目指している野球がわからないと一部解説者からの評判は悪いですが成績良化しています。
今の野球の延長線上を来期やってくれればAクラスは間違いないです。
来期の横浜は強いです。
上位進出の機運という意味で最下位になった2015年オフの記事を思い出しますが
11/03 みかんの日に感じた上位進出への機運 - 所持雑感
あくまで上位進出機運であって優勝に向けた手応えとは求められている戦力が違います。
因みに改善点もよく似ていて捕手と守備。
2015年もLOB率が悪かったです。
但し、今期程は酷くないです。
チームとしては過去一で酷い数字でしょうか?
但し、被OPS悪いほどLOB率も悪化しますので絶対値では比較し難い点に注意が必要です。
投手の実力値と乖離し国吉のように効率よく失点していた横浜。
そして守備が崩壊していました。
この2点、2016年の横浜同様改善すると見ています。
守備については別記事予定。
打撃編を書いた後に触れます。
同様に改善します。
そして打撃陣は2015年とは比較にならない充実度です。
11年ぶりに3位に上位進出したとは言え2016年にWRC+でリーグ最下位レベルだったチームが
最下位と言えど今期はリーグ平均を超えています。
モノが違います。
かつ、その打撃陣にもしたい野球で足を引っ張ってましたから
これも伸びしろです。
各所に伸びしろがあり、それを確認できた後半戦。
横浜の充実度と他球団の状況を鑑みると
優勝争いに加わりそうな戦力があるように感じています。
くどいようですが
ここまで書くのは所持雑感史上初めてです。
戦力なくても采配で・・・が近年の枕コトバでしたが来期は文字通り強いです。
本当は今期も強かったですが来期の方がより可能性があります。
後は補強・・・
ドラフトが3年~5年後を意識したものだっただけにFAとトレードに注目したいです。
この辺は後発記事必要かもです。
来期、大幅にチーム力上昇する見込みです。
シーズン中に起用方法変えてきました。
これをしたいで元に戻すかはしりませんが三浦次第です。
勿論、理想は三浦が考えている形です。
しかし、したいと出来るは違います。
その苦悶の過程で三浦の良さが出てくるモノと期待しています。
こちらはライターさんが書いてくれるでしょう。
投手コーチとしてはかなり優秀な可能性があり、その言葉で若い投手陣を引っ張って欲しいです。
闘将故星野監督よりです。
采配見ると厳しい監督さんです。
だから期待します。
勝負に徹する監督さんでしょうか?
今永が先発投手陣のリーダーなり得るとしたら2020,21年頃ではないかと木塚投手コーチが語っていた時ありますが
今がその時と感じます。