の続きです。
三浦横浜の野球というと
三浦監督は「大和が何とかしてほしかったですね。そういうところですね。ヒットだけでなく、というところをやっているので」と渋い表情を浮かべた
ヒットに拠らない野球。
走塁意識、進塁打などを駆使した野球です。
21年はこれに球数稼げなどがあり大いにチーム成績を下げる原因となってました。
あの関根が自分のやる事は決まったと待ち球野球していたのですから懐かしいと言うか、ほんの2年前の話で・・・
2年前を思うと横浜も変わりました。
そんなランナー1塁の場面。
制限強い野球をしている影響かランナー一塁で苦戦気味な横浜です。
引用
宮崎居なかったら横浜のランナー一塁の数字は
もっとも打つのが難しいランナーなしの数字.259(宮崎なしの数字で.250)との比較で.241と大きく悪化します。
これ改善しないと、打撃成績の割に点入りに難いです。
これ横浜の課題となってはいます。
野球は制限なく打者に集中できるランナー無しの場面が一番打つのが難しくランナー居る事で打者側が有利になり易いのですが・・・
そうならず打線が切れやすかった横浜。
今期、そのランナー1,2塁(1塁)での所作で駆け引きが多くなり始めています。
除く新人の林(状態悪く少しでも貢献しようとして余計に打てなくなってる感じです)。
今期も得意としているわけではないですが
進塁打アリ気で野球してないのは打者みていればわかります。
ケース1,伊藤
今回の阪神戦でなく以前の試合です。
うろ覚えですが最低限求められる場面で最低限狙いますよの打撃から一転レフトへ
インコスースの速球に振りまけアウト(詰まった打球)。
駆け引きとしては満点で、その意図通りにインコースの直球を導き出したのでしたのですが
結果は悪かったです。
コース、球種を絞れて打球が詰まってます。
打撃面における伊藤不調の原因を垣間見た場面でしょうか?
直球に振りまけ気味となっていて時間かかりそうです。
開幕当初の牧のようにスイング崩されているでなくベースで振りが鈍くなってそうな印象を受けています。
間を崩されている場合、好不調の範囲で語られますがスイングの強さに問題があると復調時間かかり易いです。(もしくはそのまま)
2020年のロペスを評し状態戻らないと感じたのに近い出来でした。
捕手の使い方は面白いポイントになりそうです。
これはこれで記事ネタになるのですが伊藤への信頼度の高さ覚えてます。
因みに戸柱に関して
コメントで今期の一押し教えてくださいとの事で戸柱をあげています。
去年来、戸柱の打撃が違っており
打の戸柱、リード(コンディションの問題で肩が弱い)の伊藤。
若さの山本。
この三人を上手く使いこなせると大きいです。
ケース2、4/16 阪神戦 桑原
表題です。
場面は4回。
伊藤の場面にみれる通りチームは以前ほどねばなら野球してないです。
関根が上手く野球していますが
それは相手のねばならないを利用して意識の外を突くからです。
思い込みの隙を突くわけです。
ラミレス時代に多かったドレスコード破り、失敗すると敗因の原因とされていました。
さて、4回。
投手戦で2対1の1点差。
先頭の宮崎が歩き、4番牧が続いてノーアウト1,2塁。
以前なら進塁打を強く意識していた場面です。
相手阪神バッテリーも進塁を警戒する配球してましたが桑は徹頭徹尾レフト方向へ
引っ張りの強い打撃しています。
食らいつく打撃を桑はしており9球粘り桑の持ち味でもあるのですが何か違う・・・
あえて進塁打を警戒される場面で左方向へ意識の強い振りまけない(相手が才木で速球派)打撃をしていたのかもですが
途中から進塁打警戒が薄れています。
バッテリーが配球に悩まず(進塁打の警戒が薄れ自由になった)打ち取る事に集中できる状況になっています。
追い込まれて外に変化球を4球続けられ最後間を外され、外のストレートに振り遅れて4-6-3の併殺を喫しています。
定石ではインコースに早い球です。
外に変化球をゾーンに投げられ続けられたところに何ともは感じました。
外の変化球を4球続けられてレフト方向に打っています。
これ一球でも右方向にカットをする。
外の速球にタイミングあせていて、いかにも私は進塁打を狙ってますポーズしていたら印象変わったのですが
首脳陣が自由を打者に与えています。
結果はともかく内容面で期待に応えて欲しいです。
伊藤のように駆け引きした結果打てないのは仕方がないと思えるんですが
駆け引きする努力を覚えないと(表面上見えないだけ❔)
次の打者関根がツーアウト3塁にも関わらずセーフティバントをするなどして相手を揺さぶって
お約束の四球(次の打者が不調のソト、その次の打者が同じ状態の悪い伊藤)を引き出したのと対照的に感じています。
因みに伊藤の併殺は22年CS最後の打者となった藤田の場面を思い出す出来で
藤田も相手バッテリーの意図を読み、球種とコースを張った上で併殺打(詰まった打球)を打っています。
ここはもう、技量の問題で相手が打者を上回っておりしょうがないなぁっと思えるのですが
桑の場合、相手に技量で負けてるとも思えませんし中堅の選手だからこそ相手に考えさせる、迷わせる野球をして欲しいんですよね。
一段上に登って欲しいと期待しています。
桑の打席は残念でしたが
三浦横浜3年目に入り様々、野球が自由になり始めています。
そこに復活組の平良と東。
この二人が、こんなに良いとは思ってませんでしたが
平良のストレートと軸になるシンカー、凄いです。
三振奪える投手じゃなかったんですが・・・
こりゃ強い。
いろいろ噛み合い始めていますね。
変動幅大きく戦力読みにくい今期でしたがいい方向にシフトしてそうです。
自由という意味で逆が阪神さん。
守備強化は流石と思いましたがJFK酷使を思い出す湯浅の抹消(肘が思わしくないらしいです)と待ち球気味の野球。
四球はリーグトップの50も阪神さん得てますが
今の野球、それやると21年の三浦横浜じゃないですが厳しいので
どうなるのやら。
広島さんが昨年来、宗旨替えとも言える野球していて面白いかも。
解説聞いていて新井監督好印象でしたが
犠打数や四球数で阪神さんと違いがあります。
四球
阪神 50
ヤクルト 42
横浜 35
巨人 31
中日 26
広島 19
犠打
阪神 15
横浜 9
ヤクルト 8
巨人 7
中日 6
広島 0
去年横浜は広島さんの野球に噛み合う野球をして負けに負けましたが
今期も野球変わってそうです。
4/21からの広島さん3連戦要注目です。
広島さん、ホーム球場で強く7勝1敗ですが今期、いろいろ読めないです。
横浜が軸になりそうなのは投手力みると明らかなのですが
二軍で投げたバウアーも凄かったです。
2年間のブランクを感じさせない本物でした。
故障組、復帰組、年齢による衰えなど読みにくい部分ありましたが
横浜の投手力の全貌が見え始めてます。