野球の面白みとは打者対投手の駆け引きにあると思っています(私はです)
3/13の対楽天戦知野が出塁し桑が最低限の打撃を行う。
昨年の桑出塁、2番知野と関係性を逆転させる野球でした。
知野と違い桑は進塁打を打ちこそしましたが
先頭打者で知野は2回も出塁したのにも関わらず無得点。
LOB(残塁)が多くなり始めていますが
デジャブ―覚える野球です。
駆け引きなき野球に失望を禁じ得ません。
考えないで済む野球。
一塁方向に打ちたい、ゴロを打ちたい。打たねばならない。
窮屈とも感じる野球はみていて辛く・・・
ラミレス時代にも試合展開次第で左打者に進塁打(強要すると批判された件)を要求する場面ありましたが
比較で窮屈な野球が多い三浦横浜です。
ランナー居ない場面が面白いとかどうしてくれるんですか?と思う有様ですが
ランナー進めたい、さてどうしようと打者有利な場面で昨年度同様結果芳しくないです。
2021年の横浜は一番打てるはずのランナー一塁の場面で横浜は打てなかったわけですが
宮崎不在時のチーム成績は悲惨の一言です。
特に右打者が酷い。
左打者含むのチーム成績で宮崎を除きますと
参考記事
ランナー一塁で打てない原因について 右に打とうとし過ぎてないか?桑原(横浜) - 所持雑感
宮崎居なかったら横浜のランナー一塁の数字は
もっとも打つのが難しいランナーなしの数字.259(宮崎なしの数字で.250)との比較で.241と大きく悪化します。
これ改善しないと、打撃成績の割に点入りに難いです。
これ異常値なんですよね。
私もいろいろデータ好きなのでみますがランナー一塁が無しより打てないというチーム成績見たのは初めてです。
ランナーいるとイロイロやる事増える上にセットやら盗塁警戒などあるので昨年のヤクルトさんなどみるまでもなくチャンスを広げるケースが多いです。
ランナー無しでヤクルトさんは.241からランナー一塁で.287と無類の強さを誇りましたが(得点効率が良かった理由の一つ)
あのチームは定石を追求しているようで賢い野球してまして・・・
無論、石井コーチも理解しているとは思いますが
理想は昨年のヤクルトさんとなります。
その乖離も間違いなく理解しているでしょうし
どう考えているかです。
制限ある中で野球をするのも大事なのですが
技術が追い付いてなく窮屈。
手段と目的が入れ替わってる危惧を昨年と同様覚え始めています。
チーム一丸、一つの方向性をみて野球をする。
一見すると耳障り良いですが読まれ易いです。
オープン戦とは言え窮屈な打撃をしてヤクルトバッテリーにもてあそばれた昨年の苦い記憶を思い出し・・・
昨年の横浜は投打でチーム成績の割に期待値さげる数字出しています。ランナー出してからが投打で芳しくなかったです。
五輪休み明け以降、投手側の方は被LOB率改善しましたが。。。(配球を見直しています)
どうして黄金期の広島に戦力で遥かに劣る横浜が通じ易かったか?
その理由を考えて欲しいです。
この辺の雑ともいえる野球(一見すると丁寧)に強い失望を覚えてます。
野球の基本は打者対投手です。
その駆け引きが制限あり過ぎ窮屈になりイラッテしています。
昨年チーム得点圏打率リーグトップにも関わらずチーム打撃成績から期待される得点と実際の乖離でリーグワースト(過去10年で2番目の非効率性)を記録した意味をかみしめて欲しいです。
懸念が募ります。
尚、
石井コーチが指導していた2016年広島も実は非効率な野球やってまして過去10年で言うとワースト3位です。
2017年も期待得点以下でした。
皮肉にも石井コーチが退団した2018年に初めて期待得点以上の得点を広島さん記録していますが(石井コーチが抜けたからというより指導が結実した?)
あの野球は難しいです。
一点を奪う野球とは読まれ易いです。
だから戦力で遥か格下のラミレス横浜にもて遊ばれています。(定石なので読みやすい)
そして何気に非効率。
犠打しているようなモノです。
過剰な犠打を批判するなら進塁打も同じです。
ノーアウトランナー二塁の場面で三塁に進塁させるなら意味覚えるのですが
ノーアウト、ランナー一塁で犠打をして良いのは計算上。
上記参考記事のようになります。
広島戦で一時期倉本が打ちまくっていましたが(広島投手陣より力の劣るヤクルト戦は終始苦手)
定石を大事にした配球を重視する広島戦を倉本は得意としてました。
殊更、否定する気はないのですが固執し過ぎると読まれ易く打たれ易いです。
その対極にいるのがヤクルト中村でして・・・
本ブログで他球団の捕手として配球に関する言及で最多登場しますが
ヤクルト戦で横浜が昨年分が悪かった原因です。
ヤクルトさんを優勝させた原因は横浜ですが駆け引き苦手な横浜です。
そして
そんな石井コーチですが
その手腕疑いようがなく非効率な野球こそ追及している懸念ありますが(若手指導実績は広島さんや巨人、ヤクルトをみての通り芳しくありませんがあるレベルの選手の指導はずば抜けています)
その非効率を上回る打撃をチームをもたらしており強力打線を構築しています。
横浜強い(他が弱いとも言いますが万全なチームが見当たらない)ので
非効率な野球をしても2016年の広島さんのように優勝する可能性ありますが
力こそ正義を体現していたのが広島さんです。
代わりに駆け引きに弱かったですが・・・
今はオープン戦なのであえて練習させてるかもですが
進塁打至上主義過ぎるとバントしているようなモノになるのを理解して欲しいです。
ランナー三塁で一点を奪う練習をしているのかもしれませんが
それも難しいんですよね。
引退した元ヤクルトの畠山とか上手かったですが
この手の指導と結果に結びつけるのが上手いのがヤクルトさんで
その野球を石井コーチは目指しているのですが
いろいろ条件を整える必要があります。
7番ソトが機能しているように見えませんが大丈夫?
7番ソトを機能させるにはイロイロ条件がありますが
分かる方コメントください。
2021年ヤクルトの模倣なのですが
そのヤクルトの7番外国人が機能した理由。
ラミレスがソトを後ろであまり使わなかった理由(どうして宮崎が後ろを打たされたか?)。
したい野球はわかるのですが
オープン戦だから試しているのか、わからず不安で仕方ないです。
チームは強く昨年来記事で書いている通り優勝候補筆頭です。
既存戦力で抜けてるが横浜です。
多少の非効率性あっても石井コーチの指導もあって手がつけられなくなった2016年の広島さん同様優勝できるかもですが不安です。