ファーストストライクに絡んで書いてきていたのですがカナロコさんの影響で順番を変えてラミレスに関する記事を優先して連載してく予定です。
チーム崩壊しかけていたのは事実ですからね。
以下、連載中止予定の倉本の記事です。
これも丁寧に書く必要があるのですが・・・
倉本自身もわかっていて準備して、この結果なんですよね。
これが塩味理由なのですが想像以上に球界の高速化が進んでましてMLB化しています。
MLBを前提(画像をみれる)に練習している若年層が増えている影響もあって最近入団した選手の方が。。。とかという・・・
これ同様な事が統一球時代に起きてまして、あの時代に育成していた選手のほとんどが横浜だけでなく壊滅しています。
壊滅しなかったのが統一球時代の野球にマッチしていた強く振る、ファーストストライクを打ての広島さんでして故に層が厚いです。
走り当て指導していた巨人さんや中日,ectが悲惨な状況になりましたが、まぁイロイロあるんですよね。
で、現在の、その次の段階に進みつつある感じです。
その波に横浜の育成が対応できてないって関係性の中で倉本の苦戦もあります。
守備も含め、昔の技術体系で鍛えられたのが倉本なんですが、それ故にイロイロやっています。
その試行錯誤が報われることを祈りつつ記事です。
(本当はさらに続ける予定でした)
の続きです。
上位と下位をリンクする優秀なリンクマンとして他球団に警戒された倉本。
その打撃は横浜を打線としていました。
それ故に、そのリンクを切るような手段を各球団しています。
技術的に隙のない宮崎に対策リソースをぶつけるより、リンクマンである倉本を対策した方が効果的ですし楽です。
結果、横浜はホームランでしか点がとれないと揶揄されるような状況になったわけですね。
倉本だけでなく中軸以外を潰すことで中軸の機能を封じるような配球をされています。
そんな倉本でしたが面白い特性がありまして、
素の投手能力で一番高い広島戦で大活躍できるのにヤクルトを苦手として打てません。
打率.300近く打った2016年でも対戦打率.232でした。
これが倉本の面白さでヤクルトの嫌らしさと言うか捕手中村なのか・・・
参考で
2016年シーズン打率 .294
対広島対戦打率.381 広島のチーム防御率 3.21 リーグ1位
対ヤクルト対戦打率.232 ヤクルトのチーム防御率 4.73 最下位 リーグ唯一の4点台
2017年シーズン打率 .265
対広島対戦打率.308 広島のチーム防御率 3.39 リーグ3位(1位は3.29)
対ヤクルト対戦打率.241 ヤクルトのチーム防御率 4.21 最下位
2018年シーズン打率 ..229
対広島対戦打率.338 広島のチーム防御率 4.15 リーグ3位(1位は3.79)
対ヤクルト対戦打率.200 ヤクルトのチーム防御率 4.20 リーグ4位
ラミレスが倉本を広島戦で先発起用する理由です。
そして2018年の倉本は広島戦以外打てなくなりました。
インサイドワークに関し広島さんは伝統的に定石を大事にする球団です。
倉本のような読み重視の打撃と相性が良いチームとは思っています。
技術不足を読みで補っている打者が倉本です。
この攻防が非常にマニアックでして2016年は随分記事を書きました。
参考記事
スポナビ時代に書いた記事で読みにくいですが随分、当時書いています。
配球論にも通じていて、その攻防書いていて面白かったですね。
そして、その当時から倉本はヤクルトを苦手としています。
参考記事
その元凶の中村は遺憾なく今年も、その異端性を発揮しています。
最近、試合に出れてないがセでは傑出した異端者です。
谷繁が最も評価する捕手だけあります。
元ヤクルト野村監督は評価しないだろうと思われるリードですが嵌ると怖いです。
倉本が今年苦戦している理由に球界の高速化について来れてない事が1点と(倉本だけではないです)。
倉本対策で初球は慎重にが各チーム徹底しているのが大きいです。
外国人に近い配球になり、それが徹底されています。
2016年に初球打率.408
初球打席98です。
打席全体の20%近くで打ちに行っているわけです(空振り除く)。
ロペスが84 宮崎が48 広島の歩く歩行機丸が83ですので、とんでもない数字です。
皆さん、広島さんの四球率が高いのは待ち球しているからと思っているぽいですが、そんなわけじゃないですからね。
っという訳で記事化しています。
広島の丸のように好球必打です。
倉本の四球率の低さと丸の四球率の高さが横浜と広島の攻撃の質の差と言っても良いかもですが、そこは別のお話です。
より引用
それが偉い人にはわからんのですよっとジオングのメカニックさんが言っていましたが、
私の心境は、そんな感じです。
偉い人にはわからんのですよっと言っておきます。
解説者が、あのレベルですから仕方ないのですが。
っ愚痴を言ったところで
2018年の倉本の初球打率は.229。
そりゃ、打てませんよ。
一時、2割切っていましたが駆け引きになってなかったです。
2013年に20連勝なんだかした元楽天の田中ですら.319打たれています。
この初球の入りで勝負の第一段階が決まりやすいです。
投手、打者共にカウントを整えたがるわけで、初球重要なんですよね。
その辺の重要性が統計学(セイバー)で認知されはじめ原巨人の橋上さんが早打ち推奨し覇を唱えた事でセの全球団が早打ち推奨となっています。
一番遅かったのがヤクルトさんでしたが・・・
なんですが、これが頭ラミレスと言われているわけで頭ラミレスの罪深さを思います。
解説者がいけないんですよ。
もしくは野球雑誌ですかね。
江本のことばを、そのまま返したい気分になったところで。
倉本君の挑戦は続きます。
初球打てなくなった原因に配球と技術的な課題(従来からの)があり、これ倉本だけの問題じゃないんですよね。
オフシーズンにさらに続きます。(この記事を書いた当時は、そう思っていました。まぁ、皆さんにお任せします。怒りの導火線がつけば記事を書くかもですけど)
因みに、
倉本君は面白い選手なのでしれっと乗り越えてくれるものと期待しています。
その萌芽をオープン戦時に覚えたのですが球界の高速化は倉本や私が考えていた以上に進行していたようで技術的課題をクリアしないと難しいようですね。
方法論様々ありますが、どんな方法を選択するんですかね。
期待しています。
ファーストストライクを打ては手段であって目的ではないです。
目的は出塁することと定義すれば他にも手段があるわけで、何を選ぶか楽しみにしています。
まぁ、バッティングカウントで打ちに行くなは基本ないですから選球眼を磨くのが一番となります。
その選球眼を良くするために、振り子があるのですが・・・
悩ましいですね。
オフに技術的観点に絞って記事を書く予定です。(当時はです)
この技術的課題がわからないと、どうして配球でやられちゃったか分かり難いでしょうか?
疲れて書かないかもですが、その時はご勘弁を。
他、配球面。
全体的に捕手のレベルがセは上がってしまいまして技術的課題をクリアしないと倉本打てないかもです。
これどうしようもないのですが捕手と打者ではシーズン中の対戦数が違いすぎて、何処かで抜かれてしまいます。
フルで試合に捕手が出続けると年間7000程度打者と対戦します。
対して打者は多くて600程度でして3、4年ほど出続けますと、あるレベルにまで到達します。
そのレベルに巨人小林、阪神梅野、中日松井・大野、ヤクルト中村、広島会澤らが到達しちゃいまして・・・
読みあいでは敵わなくなりつつあります。
ある段階で技術的な引き出しを増やしイーブン以上の状態にもっていく必要があります。
宮崎や筒香らの攻防が、そんな戦いですが。(バッティングカウントで仕留めることができる打者たち)
倉本は、その前の段階の選手に降格しています。
技術的な話で言いますと間違いなく新人時代より良く毎年進化しているのですが困った話です。
倉本対策自体2016年の延長線上にあり、各球団洗練されています。
守備位置も含め対策してきていますが(2017年序盤に倉本が苦戦した理由です)、来期、どう変わるんですかね。
参考記事