の後発記事みたいなものです。
チーム方針故に右方向を意識させられ進塁打を打たせてしまった先日と違い非効率とは言いませんが佐野が本塁打以外で帰ってこれませんでした。
先頭打者で2回安打(単打)で出塁していますが
得点に繋がっていません。
SBさんの放った7安打を上回る12安打を放ちながら4対3と辛勝した横浜。
試合展開的に延長に入ったら負けを覚悟するような状況。
劣勢でしたが相手のパスボールで決勝点をあげ勝っています。
この辺の得点効率の悪さ先日のヤクルト戦と同じ原因かもしれません。
昨年、横浜が苦しんだ原因に球数を稼げ、進塁打打てがありました。
その修正を図り昨年ほど球数を稼げとかやってない横浜です。
やっていませんが1番打者の桑には頼んでいたようで積極性が失われ結果が芳しくなかったです。
参考記事
桑原不調の原因に関して 忘備録 2022.05.04 - 所持雑感
現政権になって消化不良に伴う事で起きた様々な成績不振があります。
その一つがランナー一塁におけるチームの打撃不振。
一般にランナー無が最も打つのが難しくランナー出る事で様々な制約が守備側に生じることで打ちやすくなります。
過去10年間の優勝チームは総てランナー無よりランナー一塁の方が打率が良いです。
UZRでもランナーいると下がると報告がありますが(盗塁警戒するので)
セットポジションを強いられる投手も含めランナー居る事で打者はより打ちやすくなります。
ランナー一塁で打率が下がる打者は何らか課題ある事が多いです。
もしくは進塁打至上主義にとらわれてるか・・・
その横浜ですが昨年と同様ランナー一塁で結果が芳しくないです。
参考記事
ランナー一塁で打てない原因について 右に打とうとし過ぎてないか?桑原(横浜) - 所持雑感
引用
宮崎居なかったら横浜のランナー一塁の数字は
もっとも打つのが難しいランナーなしの数字.259(宮崎なしの数字で.250)との比較で.241と大きく悪化します。
これ改善しないと、打撃成績の割に点入りに難いです。
これが原因で
参考記事
チームOPSでみた得点期待値と実際との乖離について 2021横浜 - 所持雑感
引用
得点圏打率リーグ一位で過去10年でワーストに近い数字を横浜は記録しており別記事も前代未聞と書いていますが
得点圏打率リーグ一位にも関わらず過去10年でワーストの非効率性を記録してしまいました。
チーム成績の割に得点奪えなかった横浜です。
その前兆が今期も見え始めています。
2022.05.25現在の
横浜のランナー無でのチーム打率は.255。
ランナー一塁の打率は.256。
ランナー一塁での成績をみますと
牧が
ランナー無が58打数19安打 打率.328 ランナー一塁が30打数6安打 .200
佐野が
ランナー無が73打数32安打 打率.438 ランナー一塁が27打数5安打 .185
(先日、愚痴った原因)
昨年ランナーを進める打撃が出来ないと嘆いていて牧らの後ろを打つ事の多い大和が
ランナー無が55打数15安打 打率.273 ランナー一塁が29打数6安打 .207
概ねチームの主要打者が打ててません。
未だ打席数少ない時期ですので注意が必要ですが
昨年を思い出してしまう打席内容が多く私が愚痴を書くに至っています。
そんなチームの中で
ランナー一塁で打ててるのは相変わらずな宮崎。
そしてソト。
宮崎がランナー一塁18打数9安打で打率.500。
ソトが25打数8安打。
ソトの場合、実績上四球おkの配球に弱くかつランナー居る場面で打つ事でラミレスは2番で起用していましたが
横浜で一番2番適性がある野手は走力に目をつぶれば宮崎一択となります。
過去、一番2番適性があった打者は梶谷。
ランナー無ですと打てませんでしたがランナー一塁で無類の数字を誇っています。
誇っていますがcsでの無理もあって2020年まで芳しくなくあまり2番で起用されませんでした。(出術して2020年に活躍)
ランナー一塁は駆け引きが生じ易いです。
そのシチュエーションを活かせるか否かでチーム成績の割に得点が増える、減るがあります。
そのシチュエーションを活かせたのが宮崎。
1点に固執するあまり、勝利を遠ざけている?
引用
無死一塁という局面での強攻策は、結果的に複数の得点を呼び込む可能性を高めるということを示している。「送りバント」は1点を取る確実な攻めに思えるが、1点に固執するあまり、実は、勝利を遠ざけていることも多い。
これ何度か統計的事実で非効率性を説いていますが進塁打も同じです。
しかし
もっとも、角中も話しているように「送りバントがダメ」というわけではない。(サヨナラの場面など)1点だけでいいという展開なら、その作戦は有効だし、2番打者を決めるプライオリティーを送りバントの技術だとするのも、必ずしも間違いではないと思う。
一点を奪う必要がある局面もあり
じゃーどうするのですが
フリーで打つという権限を与えてもらえればの話ですけど、初球から打ってもいいし、待ってもいいという役割をもらえたら、2番はゲームを動かすことができる打順やから、面白いと思います
その技術が宮崎にあるんですよね。
ラミレスが理想としていたのは全員2番化なんですが
まぁこれは別の話でしょうか?(選手に任せる場面が多かった理由)
この2番的6番で機能したのが昨年のヤクルト中村6番。
6番中村が5番オスナと7番サンタナの間でゲームを動かし点を奪う原動力の要因になっていました。
この6番中村を意識して6番大和などをやっていますが今一なのは、その一塁でのシチュエーション打撃でわかって貰えるかと。
そもそも大和2番適性低い打者ですから6番でも難しいわけです。
ゲームを動かす役割よりは決める打順の方が映えるのは得点圏の打率の高さでも理解して貰えるかと。
得点圏になると相手、いろいろ考えますからね。
それを利用できる技術と頭が大和にあります。
やや横道に逸れていますが
佐野1番をより機能させるには2番宮崎が良いと思いますよ。
桑を2番に置かないのも楽に打たせたいからで。
あまり考えないで良いよともで言われているんだと思いますが・・・
そんなわけで
1番 佐野
2番 宮崎
3番 牧
4番 ソト
5番 神里・桑
6番 神里・桑
7番 遊撃
8番 捕手
で良いんじゃないのかな?
本当は後ろが弱いと打て無さそうなソトを2番にしたいですがゲームを動かすという事はソトですと難しく宮崎が候補になるモノとみています。
佐野が出塁し宮崎がチャンスを広げ得点圏に定評がある牧という形はありじゃないかとみています。
宮崎=昨年の交流戦時の伊藤(存外足速いですが)2番のようなモノですので
候補としてあると思うんですよね。
で
全般的にプラス要因多く交流戦で横浜はまずまず戦えるのでは?ないかと期待しています。
その交流戦が終わる頃ぐらいにオースティンの復帰がみえてきます。
もう一段上にチームが上がる為にも仕掛けても良いんじゃないかとみており
おそらくチームも考えているでしょう。
2番で打つ事の多かった楠本もランナー一塁で17打数4安打(試行錯誤の過誤に関して注意)
打率.235とチャンスを広げるという意味で結果を出せてなく適性が今一でした。
また、楠本にとって引っ張った打球、右方向が少なかった・・・
っと思ったら増えてるんですね。
一時期、
左中間方向へ打球だが全体の70%(センター方向が一番多く序で左)ほどあったはずですが今は右方向に50%。
楠本復帰したら2番を考えていると宮崎2番ないか。
もしくは一時的処置で考えるか・・・
個人的には
破壊力を考えると
宮崎で決めてチームを作った方が面白く推奨したいです。
考えているとは思うのですが
後は2番に置きたいと思うかもしれない森。
ただ未だ森もゲームを動かすとかできないので私は宮崎推奨したいです。
宮崎2番にすると牧の回りが寂しくなるので、それはそれで問題があり決断し難いかもですが
上手く嵌ると大きな利得をチームにもたらしてくれるはずです。
参考記事
引用
コア4を全面に押し出し得点を奪うことを考えるのなら2番宮崎は最適解だったと思います。
そんな状況下故に先頭打者1番が出塁すると面白いように得点入ってました。
2018年当時、横浜は梶谷(肘が)、神里(8/13抹消)が故障。
倉本、桑原ら中堅組は深刻な不調に陥り
宮崎、ソト、筒香、ロペスで得点を奪う必要がありました。
その時の打順が
1番 大和
2番 宮崎
3番 ロペス
4番 筒香
5番 ソト
他の人たちでした。
2018年ほどでないにしろ2022年もコア4と呼んで良い
佐野、宮崎、牧、ソトが今は中心の打線です。
同じ構図を持つ以上2番宮崎にする事で2018年と同様な効果が期待できるかもです。
尚、そんな効果的な打順を解体するに至ったのは5番を打っていたソトが四球攻めで調子を崩したからで
その後、ロペスを5番に回したのですがロペスも同じ道を歩み2番宮崎を諦めソト2番になっています。
さて、今年はどうなりますかね。
動いている三浦横浜です。
先の記事に書いている通り私の目論見通りなら現状でも交流戦中に横浜は上がってくるハズです。
それをより上げる為の方策として2番をチームとして考えて欲しいと期待しています。
他
伊勢の直球にシュート回転成分が多く危うく感じましたが
まさか疲れてませんか?
あまりに使わないでくださいね。注意です。