8/11 阪神戦回顧① ラミレスが神里に期待するだろう事について 

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の続きです。

優勝に向けた流れが宮崎らの故障と二軍から戦力が供給されない事で見通しが厳しくなっています。

状況は厳しいですが、それでも目標に向けて流れを作って行くと思われますがどんな流れをラミレスは欲しているか次第です。

 

優勝に向けて幾つか必須ともいえる必要条件が幾つかありますが

①、打順が固定されている

②、全試合出場できる野手が複数人数 理想はフルイニング 

③、リーグ3位以内程度の先発陣

④、中継ぎの形ができている

⑤、143試合換算でWARで+5.0勝程度を記録できる選手がいる 違いを出せる選手

⑥、143試合換算でWAR+45勝 

です。

この4条件を達する事で優勝に相応しい陣容となります。

①、②、④は個が強くなくても達成可能ですが手段を目的化しますと③、⑤が未達になり目標である優勝(WARで+45勝)に届きません。

 

⑥をクリアすると優勝に向けた基本的な条件が整いますが、この+45勝を達成するチームの多くは形がある場合が多いです。

 

優勝するには形がある事が必要な場合が多くラミレス横浜のような運用で優勝するには実績上至難であり過去実績上ありません。

故に、戦力足りないと分析していますがラミレス采配が過去の監督と違っており覆す可能性あり0ではないと考えています。

 

尚、上記①~⑥項目で達成できそうなのは③、④、⑤。

他は流動的でしょうか?

 

特に苦戦しているのがフルイニング出場可能な野手。

横浜で唯一フルイニングを続けてる野手は佐野となっています。

これ優勝するようなチームの場合複数人いるのが通例です。

 

2016~2018年に三連覇した広島が王道でしょうか?

去年の原巨人は丸、坂本、岡本が全試合出場していますがフルイニングできていません。

丸もいろいろ気遣われる立場になっています。

 

故障しないというのも重要でしょうか?

故障に強い選手というも大きいです。

運も必要です。

横浜で全試合出場が期待できた選手は宮崎、佐野、ソトになりますが。

ソトは病気。

宮崎は死球で全試合出場が出来そうもなく。

(宮崎出場したらビックリしますが軽傷?昨年も故障が癒えない状態で復帰し戦い続けていますが)

 

佐野一人となっています。

形を作る。

ソトも守備位置固定できるのが理想なのですが横浜の野手の力が不安定な事で固定できていません。

 

形を作りたい。

形を作るは手段であり目標ではないですが形を作る事でチーム成熟度があがってきます。

その手段実現を考えると2番神里は横浜の手札上理想的ともいえるものです。

 

外野三枠埋まる事でソトは2塁ないし1塁になります。

運用の形が出来始めます。

 

上記条件を考えると神里をある程度我慢して使うと思っていましたがラミレス固定しませんでした。

 

その理由は?です。

 

今の陣容のようにWARの低い野手=走攻守に課題のある野手が多いとベンチマークが厳しくなり易いです。

 

交代要員が必要か否かで采配の方向性が変わってきますが走攻守期待でき丈夫なフルイニングを期待できる選手が増える事で2016年の横浜のように代打専の選手を登録できます。

 

捕手に代打、代走が出せなくなり采配選択肢が狭まれますが今の状態が続くと捕手3人制を崩して運用する事になりかねないです。

 

故に神里のような選手を我慢して起用したくなるのですが

(過去我慢して固定し起用した事が何度もあります)

 

その理由は?です。 

くどいですが、それほど神里のような選手はチームにインパクトを与えるんですよね。

2番を任せても打てそうというのも大きいです。

 

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