チーム防御率 4.71でも好成績?な横浜に思う

 

www.baseballchannel.jp

 

国吉の防御率は5.16でも好成績。

私も同じ事を記事で書いていますが

参考記事

大活躍しそうな国吉について ロッテファンのみなさんへ期待して下さい - 所持雑感

 

これを横浜の場合国吉個人でなくチーム成績でやっています。

統計的に異常値を記録し続けています。

数字的には2015年にまで遡る出来事でしょうか?

それ故に翌年の快進撃を期待できました。

 

横浜のチーム投手WARでみてもリーグ一位。

リーグ上位の数字は記録しているだろうと思ってましたが一位は想像していませんでした。

 

6/19現在

1位 横浜 +11.4勝

2位 ヤクルト +10.5勝

3位 中日 +10.4勝

4位 阪神 +9.9勝

5位 巨人 +9.3勝

6位 広島 +8.4勝

 

勝利との相関係数で0.9を超え高い相関を示すWARです。

この数字通りの成績を記録してもおかしくない横浜です。

弱投投手陣と言われますが改善の芽は随所にあります。

 

個人的には来季に改善するのでは?っと期待しています。

WARの割に勝てないチームの典型になっている可能性を覚えてましたがしょうがないのかな。

 

参考記事

11/03 みかんの日に感じた上位進出への機運 - 所持雑感

より引用すると

横浜投手の素性、実は結構、良いんです。

後は、守備と、配球。

まさかまた、見る事になるとは思いもよりませんでした。

継続でなくリセットを選択した横浜は過去5年の積み上げに今がありません。

 

それ故、盛んに三浦次第と書いていました。

この状況は2016年に向けた展望同様伸びしろと評したいのですが

今の所改善傾向は見えません。

ラミレス時代も短期で投手、捕手依存でありましたが今期はチーム全体となっています。

 

この状況、捕手伊藤になってより酷くなっている面もあり改善していません。

投手との組み合わせ次第?

 

場合によると2018年の伊藤同様、セでより悪化する可能性があり懸念事項でしょうか?

セはデータ野球します。

捕手が丸裸にされ易いです。

 

対戦数の兼ね合いで交流戦は相手を調べると言うより長所をぶつけあう戦いになり易いですが

セですと互いを知っているので、その延長線上での戦いになります。

 

その戦いで横浜かなり弱体化している可能性があり交流戦程上手く戦えない危惧があります。

 

その対応でラミレスは捕手に依存しないようノイズを入れていたのですが

今の伊藤の配球は伊藤の感性に頼っており良くも悪くも伊藤次第。

 

ラミレス時代は凸凹な選手を使うのが上手すぎたのかもしれないですが

 

伊藤と相性の良いのは

伊藤ショックと評した2018年も機能していた東のような一段上の投手。

王道の配球。

そのプラン通りに配球できる投手に関してはかなり上手いです。 

正直、投手の実力にも課題がありますから殊更伊藤がとは思わないのですが

机上プラン通りに行かないと手詰まりになり易いです。

今の横浜はプラン通りに投げれない投手多いです。

チームプランに反し打たれた試合。

伊藤降格の原因となった巨人戦は2020年のエース今永でした。

あの今永レベルの投手でも配球次第でつるべ打ちされちゃう場合あります。

割と頑固なので負けるか(やり返す?)で繰り返すんですよね。

伊藤は伊藤で、その試合だけでなく、その先を見据えてあえて突っ込んだ可能性ありますが

あの試合で負けると巨人との差が広がり過ぎて・・・

どうなんでしょう?

 

そんな伊藤ですが総合力で抜けています。

三浦による捕手の起用の仕方と配球方針、そして打線バラスを考えると勝てる捕手と言っていいです。

伊藤が正捕手なのは間違いないです。

2018年にシーズン途中で入団した時から横浜内では抜けた捕手評価であるのは私も同意見なのですが

意固地といいますか、頑固と言いますか・・・

因みに優等生タイプだと横浜の育成能力が低い事でダメなようで(今期は三浦で細川らが不調になった可能性あります。

伊藤のような選手でないと活躍できない可能性もあります。

前記事で書いてる通り梶谷や桑と違い関根などは優等生過ぎてダメになった感あります。

それ故に殊更伊藤の有りようを否定したくないのですが

 

ラミレス時代と違い伊藤に配球の主導権がある以上、より彼の個性、感性が出てきます。

 

嶺井、高城は試合から遠ざかり過ぎて非戦力化してしまいました。

彼らを使っても打たれるだけです。

戸柱も二軍で試合こそ出ていますが一軍と二軍では配球が変わります。

 

伊藤への依存度が極めて高いチームと横浜はなっています。

替え効きません。

伊藤の覚醒に期待したいです。

伊藤が三浦横浜のキーマンです。

もし横浜が優勝するとしたら伊藤がポイントです。

新境地を見たい所です。

 

場合によると今期の結果を受けて来期、変わるのかもしれませんが

そこも見どころでしょうか?伊藤の変化に期待したい自分がいます。

 

伊藤以外に今の起用に耐えうる捕手居ません。

かつて私がセでNo.1の捕手陣と評した姿は微塵もなくなり解体されました。

 

これはこれで理解できる部分でもあり異論はないのですが

個の強さが求められ始めた横浜です。

王道です。

ラミレスはデータ野球故に凸凹な選手を使いこなしていましたが

進藤、三浦ラインで方向性が変わってきています。

 

完全にデータを否定しているわけではないのですがより個の強さを重視している感あります。

後は三浦(意図せず起きた出来ごと?)によって起きた打撃陣の序盤の不調に関し彼らがどう総括するかです。

田代らが早々に修正してくれたようですが

 

大和が右打ちの呪縛から解放されて活躍するのも故なきことでなく

その呪縛故に横浜の右打者全般が調子が悪く左は左で・・・

三浦野球にノスタルジー感じる原因です。

 

目指すのは良いんですが

環境変化を理解した上で副作用を考えて欲しいです。

勝ちたいで野球していますし三浦は厳しい監督よりですから来期に期待しています。

厳しい監督に感じています。

人の好い監督とは到底思えず故に名監督の素質を覚えています。

今はマイナス評価ですが伸びそうな采配しています。

自身の理想と現状の環境の折衷案考えているぽいです。

その辺の苦悶は采配から感じます。

 

 捕手陣でセ1番と評した野球に戻せばバランス良くなりますが

ラミレス不在の状態で上手くハンドリングできるか不明です。

チームで配球するより伊藤に賭ける方が勝てると感じる部分もあってしょうがないのかもしれません。

そこまでラミレスに依存していたと思いたくないのですが

膨大なマスデータ(素材)からどう?料理するかに関してはセンスが求められます。