より重要になりつつあるファーストストライクへの対応について① 待球の技術難度について雑感

今回、例年になく好球必打をテーマに記事を書いています。

貧打解消を説明しようとすると避けられないテーマです。

結局、横浜と広島の打撃面における差は、これなんですよね。

なぜ?横浜と広島で差がついたのか?検証シリーズ 打撃 強い打撃を志すと壊れる件について① - 所持雑感

なぜ?横浜と広島で差がついたのか?検証シリーズ 打撃 強い打撃を志すと壊れる件について② - 所持雑感

 

野村、中畑前監督時代から同じ好球必打を志していた両球団にも関わらず差がついてしまいました。

そして、

一部横浜ファンに三連覇中の広島さんが採用している好球必打が批判されてしまっています。

批判するなら中畑監督時代からして欲しいのですが数字見ているですかね。

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

端的に言うと結果がでてない事で負ける原因とされている好球必打です。

どうして一部横浜ファンが今の野球(ここ20年ぐらいのトレンド)に対し無知なのか?は自分なりにまとめるかもですが、

チームによっては待ち球で結果を出していたチームもあり、その印象が強いのかもしれません。

落合中日など技術のある打者が粘り強い野球していた記憶があります。

その記憶も色濃いかもです。

嫌らしい、粘り強い野球。

情感に訴えるような野球は日本人の好みかもです。

野村IDなどの影響もあって力の劣る弱者の野球とは待ち球と思われちゃっているかもですね。

横浜の野手の力は劣る。

その認識は同じでも、力が劣るから待ち球すべきだは今は難しいです。

 

横浜の現状を把握するのに重要なのは広島と違い、どうして?その手段(好球必打)が有効に機能してないかが重要と思っています。

その辺の諸事情を書き続けている当ブログです。

その理由を考えますと、その前提の基礎的技術。

振りまけしているという、つらく悲しい現実があり、この基礎技術で課題の多い横浜は苦戦しています。

そして、

この強く振るが重要視されるようになった結果、落合中日のような野球アプローチの難易度が上がってきています。

過去は知りませんが球速が上がり三振が増えた状況下では技術難度上、待ち球は強者の野球です。

最近の環境変化により待ち球で結果を出すのは以前との比較で容易ではないです。

今年、ヤクルトさんがベテラン打者中心に待ち球的なアプローチしていましたが、あれは坂口や青木だから有効であって、青木一人かけただけでチームバランスが崩れシーズン終盤急速に勢いを失ったように待ち球は誰もができるというより極めて高い個人技に頼る打撃アプローチになりつつあります。

参考記事

両チームの課題が凝縮したような貧打合戦、そして負けたのは勝たなくてはいけない立場の横浜でした - 所持雑感

 

 横浜で最も待ち球しているのは柴田です。

ファンの評価も高いです。

ですが、

リーグ平均出塁率以下だった柴田の価値と=中日松井について想う - 所持雑感

 

その柴田ですらリーグ平均以下の出塁率です。

その打撃結果は球団によっては評価されないだろう打撃水準です。

倉本との比較で選球眼に優れ技術があるのですが待ち球は結果(個人成績を出しにくい)を出しにくい打撃アプローチになっています。

潰れ役とでもいうのでしょうか?

それ故に球団、ファンの評価も高いです。

柴田の打撃水準がヤクルト青木、坂口なみになれれば勿論可能ですが経験に裏付けされた面もあって容易ではない差があると思っています。

 

柴田のような打撃スタイルには高い技術が必要となりつあります。

あのスタイルは今は高級食材なんです。

参考記事

パンがなければお菓子を食べれば良い?的な発想について思う(愚痴) - 所持雑感

パンがなければお菓子を食べれば良い的な位置関係に今はなりつつあります。

打てないなら待ち球しろは成り立ち難いでしょうか?

 

今は課題が多く個に劣り、角が立っている柴田と倉本を活かすには回りが重要です。

一方で今の打撃成績ですと主食にはなりませんが胡椒にはなり得ます。

ソトや、筒香などのメイン料理を引き立てる味付け役。

より活かす役割。

個人的には面白いんですが打順選考の話になりますので別の機会に。

需要あるかもですが辿り着けるですかね。

 

この後、横浜の中継ぎの難しさ、実力不足について言及するつもりなんですが。

横浜のチーム戦力ない事を自覚していたからこそリスクを負ってラミレスが動きまわっていたという関係性をファンは忘れないで欲しいです。

参考記事

ラミレス、綱渡りなチームマネージメントの理由について想いを馳せる - 所持雑感

 

3月ごろから賭けと言う言葉が頻繁に出てましたがリスクを負ったチームマネージをした結果、チームは崩壊しかけ、一時期的にですが崩壊しました。

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

その辺は今、上映中のリアルで空気の悪さだけ伝えてくれるでしょう。

 

どうして空気が悪くなったか?悪くしたのか?については伝えないかもですが。

情感を重視する日本らしいです。

空気の悪さだけ伝え、そこから前向きに戦うチームの姿を伝えるとは思いますが、どうしてリスクを負って空気を悪くしたかは伝えてくれないでしょう。

 

優勝を目指さなければ大丈夫と思いますよ。

来季、集団指導体制になるようですしリスクあるマネージメントできないでしょうから安心してみてやってください。

ラミレスはレームダックです。

 

他のチームとの比較で補強が0ですが上手くいけばAクラス入りできるでしょう。

優勝は、かなり高度なマネージメントが必要になります。

多分ですね。

横浜ファンって横浜のチームWARが低い原因とか知らないと思うんですよ。

 

今の編成ですと

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が定期になりかねないです。

この差を知らない反ラミレスさん多いようですが・・・

いろいろ大変な横浜です。

どう解決していくかまでは追えないかなぁ。

気が向いたらになります。