2021年したいで苦戦した三浦 したいと出来るは違う 貧打の中日と同じ事をした横浜について

中日が史上最悪レベルの打撃不振 宇野勝氏が提言「日本野球の固定観念を捨てろ」

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試合前の打撃練習を見ているとボールを体の中に入れて(引き付けて)逆方向に打つという練習ばかりしている。日本の野球は逆方向にヒットを打つと「ナイスバッティング」と言うが、それは固定観念で必ずしも正しいわけではない。意識して逆方向に打とうとするとバットのヘッドが走らないので打球が強くならない。

 打球が強くならないから本塁打も長打も出ず、特に追い込まれた後に強い打球が打てないからヒットが出たとしても単打ばかりになってしまい、なかなか大量得点につながらないという悪循環になる。

 

まるで横浜みたいですね。

意識して逆方向に打とうとするとバットのヘッドが走らないので打球が強くならない。

 

開幕、ストレートに弱くなり三振が増えていた横浜。

球数稼げ以外にもう一つテーマとしていた野球。

それは一点を奪いに行く野球です。

進塁打です。

外国人不在だけが原因でなく投打で成績低下につながる試みをやっていたのは記事で書いていた通りです。

選手成績も上がりません(WARを押し下げる野球)でした。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用の

①、初球打ち(神里が不調に)

②、進塁打(細川が明後日の方向へ、右打者に影響が強かったです)

①、②双方ともに方法論であり

その方法論を殊更否定するのは盗塁や犠打自体を否定するに等しく愚かな話です。

ただ、あくまで①、②ともに手段であって目的化しますと宇野が語っている通りに

意識して逆方向に打とうとするとバットのヘッドが走らないので打球が強くならない。

 

になり易く

大和が嘆いていましたが

number.bunshun.jp

そこまでどちらかというと反対方向(ライト方向)ばかり考えてバッティング練習してきたんですけど、やっぱり自分の特徴を考えると引っ張った方がいいし、無理に反対方向に打つことはないのかなって」

そりゃまぁねぇ・・・

これ横浜のチーム方針でもありました。

田代コーチがベンチ入りしなかったら修正にもっと時間がかったのでは?と思う部分です。

今期横浜の打撃面における分岐点でした。

www.nikkansports.com

田代コーチ居なかったら詰んでいたかもしれません。

 

宮崎もヘッドが遅れて出ており結果、ストレートが打てませんでしたが

開幕の深刻な貧打の原因に球数稼げと、この反対方向の意識があったと分析しています。

 

これが呪縛のように横浜の未熟な打者を苦しめ

細川が苦戦しソトらが不調になっています。

 

知野などランナーが一塁にいると罰ゲームに等しい打撃(反対方向ばかり考えて打撃をする)を披露しますが

 

自ら制約を与えて野球を横浜はし過ぎです。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

春先、外角の球を逆らわずにレフト前に運んだ神里を佐々木が批判していましたが

打撃の基本は

逆らわずに打つであって無理やり右方向に打つではないです。

 

右方向に打たなくてはならないになりますと

それを意識した配球を相手もして来ます。

それを上回る打撃技術が求められますが

 

それが昔との比較で難しいのです。

 

これ経験者ほど陥り易い先入観でしょうか?

野球視聴歴が長いほど昔の強い野球を覚えていますからなんで?になるようなのですが

 

どうして難しくなったかについて語るような技術解説を解説者しませんしライターも書きませんから

なんで出来ないんだよ。

意識なさすぎと糾弾されるわけです。

出来ないものは出来ないです。

どうして難しくなったか?については2018年に散々記事化していますが

 

逆方向に定評があった中井や下園が急に打てなくなった理由と同じです。

中井など、かつてかなり期待された打者だったと思いますが

打てなくなりましたよね。急に。

環境変化しているんですよ。

その環境変化を語る媒体が少なすぎるんです。

結果、情報格差のようなモノが生じ野球観の分断が生じています。

評判の悪い初球打ちや犠打すら未だに情報格差が生じている状態です。

そして進塁打は表現がより難しいかもです。

 

おそらくですが、その環境変化を認知しつつも求める理想。

チームが強くなる方法論として考えている節を覚えますが

 

その為の準備万端なんですか?

っと私は彼らに問いたいです。

知野や細川を見ていると怪しい気がしますが大丈夫なんでしょうか?

 

白崎や高城の悲劇をまさか繰り返しませんよね。

 

横浜は昨年までラミレスでしたから中日ほど深刻な状況に陥らず

かつ田代が初球打ち同様、修正してくれたようですので交流戦で本来持つポテンシャルを発揮できる事ができましたが

 

これ二軍でも指導しているようで

来期も継続になると見ています。

 

初球打ちはいい塩梅に落ち着く(三浦も初球打ち自体を否定してない)とは思いますが

難度の高い野球に挑む横浜です。

この野球を横浜は下で10年間やり続けていますが

成果0に等しいです。

 

梶谷や桑のように育成されていても

俺はホームラン打者と自ら決める事でレギュラーを獲得した野手ばかりで

bunshun.jp

「俺は、本当はホームランバッターなんかもしれん」

 

になる気がするのですが大丈夫でしょうか?

そんな野球がはやり始めたのは2012年頃からです。

一周回って原点回帰とも言いますか・・

回帰している部分もあり否定はしないですが

逆らわずに打つはベース技術です。

SB柳田の変化を追ってください。

梶も昨年、ラミレスのアドバイスもあり逆方向の打撃で大幅に打撃成績改善させましたが

う~んです。

 

最近、記事が長いので簡易で書き直すかもです。

この進塁打の扱いが難しく

宇野に「日本野球の固定観念を捨てろ」と言われていますが

中日も、わかっていてやった可能性あり

横浜もわかっていてやった可能性あります。

 

中日の打撃上の課題を紐解いて(過去を知り現在をみ未来を予測する)記事化した方が良い気がしますが

 

そこまでリソースないのでパスします。

昔なら中日編で、その辺の諸事情を類推して(ホワイダニッツ)書いたかもですが