前記事は本記事を書くためでした、途中から横浜の編成方針目論見に関して方向性がズレ記事分割しています。
巨人 2人
2014-2015年に中日から吉川と堂上兄獲得。
育成が順調でなくサブ戦力を他所から獲得せざる終えない状況。
清武時代に育成の巨人と名を馳せましたが・・・急速に環境悪化。
その影響で珍しく戦力外で獲得しています。
その巨人も育成を見直し2019年優勝に結びつけました。
が原第三次全権時代に再度暗転(石井コーチ時代)。
巨人に移籍した山口の補填に獲得した平良のような状況になってない可能性があります。
2016年の時点で育成状況が立ち直り始めていた巨人。
丸移籍の2018年オフには野手も豊富で太田らを出せるほどに潤沢になっています。
なっていましたが・・・
主力選手を補う代替候補、1.5軍層が細った?ようで
詳しく調べたい所ですが運用上手の原が無抵抗に近い形で2021年9月に失速しています。
3軍制を敷いている上に補強も積極的ゆえ育成に順調さを欠くヤクルト、横浜並みに引退率が高い球団。
広島 1人
2014-2015年 日ハムから佐藤(中継ぎ)
阪神 3人
2014-2015年に中日から森越(内野手)
2016-2017年にSBから柳瀬(中継ぎ)
2018-2019年 横浜から憲晴(内野手)
内野の守備固めで獲得する傾向が強いです。
失策数みて分かります通り二遊間野手の守備型選手育成が近年苦心しています。
鳥谷、大和時代の弊害?
中日 4人
2014-2015年 広島さんの天敵の八木をオリックスから獲得 その天敵対策があの優勝へ2015-2016年 育成で横浜多村
2017-2018年 松坂(投手)
横浜 計10人
シーズン途中の補強も含め他球団と比較したくない状況。
これで優勝候補と言うのは無理あるはずですが・・・
チームWARで一度もリーグAクラス内を記録した事はないのは勿論の事、勝率5割の目安である+40勝を12球団で唯一記録してない球団。
が、来期は強いハズ。
優勝はわかりませんがWAR+40勝超えそうな予感あります。
育成順調とは言えない横浜ですがヤクルトに続き優勝するにはヤクルトさんのような諸条件をクリアする必要があります。
ありますが難しいと感じ始めています。
その辺の温度差変化は近々の連載記事を読んでください。
そして
ヤクルト 13人
2014-2015年 巨人から井野(捕手)
2015-2016年 オリックスから阪口(外野)
2016-2017年 ロッテから大松(内野)、楽天から榎本(外野)
2017-2018年 西武から田代(外野)
2018-2019年 SBから寺原、五十嵐(投手)
2019-2020年 楽天から今野(投手)、SBから長谷川(投手)、楽天から嶋(捕手)
2020-2021年 楽天から近藤(投手)、日ハムから宮台(投手)、SBから内川
横浜以上に戦力外(自由契約)を獲得しています。
でも書いていますが引退率でみると巨人、ヤクルト、横浜が傑出してまして
指名が多く戦力補強の多い巨人を除くならヤクルトと横浜の育成状況が芳しくないです。
そして強打のイメージと違い野手で戦力外を獲得しています。
参考記事
より引用
総じて打線は時間がかかります。
ヤクルト打線の復活に石井コーチ効果が大きいと言われていますが若手選手は未だに出てきていません。
確かに昨年の数字より良化させていますが昨年いなかった青木効果と山田の復調効果が大きいように感じます。
元々実績あって技術のある打者が石井コーチの指示(采配・戦術)に対応できた事で成績をあげている面は否定しませんが技術のない選手(編成・戦略)は横浜の選手のような状態です。
采配(戦術)は編成(戦略)の下位概念です。
采配は手段であって、その手段を実行できるかは編成(戦略)に相当する選手の質に左右されます。
采配には限界があるのですが、その限界をまざまざ見せつけられた今シーズンです。
良いコーチがくれば済む話じゃないんですよね。
勿論、良い監督もです。
コーチ、監督を代えて済むのならヤクルトの若手野手がもっと前に出てくるはずです。
が、現実はそうでもない。
効果がでるにしても数年はかかります。
もしくは無理かもです。
この記事書いてから4年経ちましたがヤクルトさんの育成状況は改善したのでしょうか?
したとも言えない所に来期に付け入る隙があるのですが
チームマネージメントが上手いです。
にも関わらず育成で順調さを欠くように状況。
難しいもんです。
そんなヤクルトさんが優勝した編成状況について分析記事いきます。
ヤクルトさんが上位進出と最下位を繰り返してるのは層が薄いからです。
今後、どうなるかはわかりませんが現状は未だ層が厚いは言えない評価です。
その辺は
で書いている通りで
横浜とヤクルトの戦力差はあるようでないです。
ないけどある。
戦力以上の強さを感じるのがヤクルトさんでしょうか?
横浜は、その逆で何でこんなに勝てないという有様でした。
戦力的に横浜は2015年の最下位時の比較で1.5倍相当の戦力あるのですがチーム勝率で2015年を下回っています。
こんな強い最下位は私記憶ないのです。
この辺は連載記事でレポートしている通りです。
そこに希望を見出します。
ラミレスは横浜に不要でしたね。
横浜(三浦の目指す野球)にとって害悪でした。
横浜の某コーチが盛んに不満を表明し遠藤らが、その発信を手助けしてましたが
それが今年の結果に繋がったと考えています。
今期は開幕前予測した通り消化不良の年となってしまいました。
消化不良故に前向きな最下位になると思ったのですが
来期も消化不良な可能性あります。
・・・時間かかります。
グレートリセットを選択した横浜の行く末に懸念が生じ始めました。
あの時代のような事にはならないかもですが
チーム方針の大きな転換を迎えそうです。
その影響がポジティブな場合もありますがマイナスになるかもしれず継続性が疑われるような状況になりつつあります。
春のキャップで変化の胎動を覚えるとは思いますが
練習時間長くなりそうです。(明言してました)
ヤクルトのような野球やれると良いのですが育成難しいです。
みてわかると思いますが野手育成に満遍なく苦戦してまして。。。
内野を獲得するチームは多いですがヤクルトさんは外野手で3名獲得しています。
新人王を獲得した阪神高山をドラ1で競合した理由かもしれません。
優勝した翌年、弱点の投手でなく野手、外野手をとりに行ったのにも理由がありそうです。
2015年、ヤクルトさん優勝こそしましたが野手の控え、つまりはネクストが居ませんでした。
当時のメンバーには居ないのかな?
断裂とも言える結果となっており、これがヤクルトさんの足腰の弱さの原因になっています。
横浜もですが
ある世代がまるまる抜けているとバランス悪くなり易く苦戦し易くなります。