先の記事で書いている通り今期混戦です。
上記情勢下で戦力の+要因が大きいのは横浜。
どこまで強くなるか注目しています。
2019年より可能性あるかな。
2019年横浜は投手コーチ三浦の方針(先発完投育成ならびにマシンガン継投の廃止)と開幕序盤宮崎、ソトらが深刻な打撃不振に陥っておりさらに筒香も死球を受け約2週間休養。
今より余程深刻な状態。
さらに指揮系統上2019年は監督が二人いるような状態だったのもあり後手後手に回っていた横浜。
5/14に借金11を数えるなど無残なチーム状態でした。
そのようなチームになると思い開幕前に懸念を表明していましたがやっぱりか?というチームが
危機感をばねに新潟の夜以降、チームを立て直して激しい優勝争いをしています。
参考記事
新潟の夜以降の采配の質変化と大きな転換点を迎えつつある横浜 5/27のセのWARについて - 所持雑感
当時も例年との比較で混戦気味と評していますが
今期は昨季に引き続き過去10年レベルで混戦と言って良くチーム転換期に当たります。
2019年より混沌としている状態。
何処も万全でないです。
2019年よりチャンスに感じます。
あの時より現時点で借金少なくチーム強いです(牧がいる)。
そして相手チームも何らか課題を抱えています。
指揮系統も当時と違い一本化しています。
難しい野球を一部諦め出来る事をやると98年以来の栄冠に近づきそうです。
チーム戦力読み上私の予想上とは言え既存戦力でリーグトップクラスなんて初めてです。
相手チームの新戦力ほぼ出そろいましたが
昨季の予想記事通りに近いです。
リーグ情勢を大きく動かす新戦力が外国人に現れずドラフトのみとなっています。
参考記事
2022年戦力予測 21.12.17 既存戦力でセ、トップの横浜に思う - 所持雑感
WARはその年のリーグ平均を基に割り出される勝利貢献度の分配です。
絶対値でみると今の横浜は物足りなく感じても今期、何処も万全でない事でリーグ平均が低いです。
結果、これだけ故障者が居てコロナ離脱して出遅れていても
彼らが戻る事でシーズンWAR+40勝以上現実的な数字になり優勝がの芽が見えてきます。
これだけ故障者いてコロナ離脱があったのにも関わらずチーム成績から予測される勝率が0.480弱です。
2019年開幕序盤の横浜は文字通り最下位に相応しいチーム成績でした。
その時とは状況違いますでしょうか?
その上に2019年以上の混戦模様。
2019年を思うなら横浜にも十分チャンスあるとみています。
アクシデント多く戦力整いませんが既存戦力では横浜が抜けています。
主力選手復帰後回りが整ってないが故に一気に突き抜けるシナリオもあり得るモノと期待しています。
最終的にシーズン後半の過密日程(故障者の多い横浜を利している面もありますが)が横浜を苦しめるかもです。
マネージメントみていると不安ですが上手く対応できれば・・・久しぶりの優勝。
佐野、オースティン、宮崎が復帰し実力上位の桑が状態を戻せばリーグで抜けた攻撃力を保持しそうなチーム状態でしょうか?
今のチームでリーグ2位のOPSです。
さらに森が7月ごろに戻ると課題の守備力も改善します。
もしオースティンも含め6,7月中に復帰するようでしたら勝負しても良いと思うのですが
こんなチャンス、早々ないです。
今期MLBでストがあり巨人や阪神の外国人補強順調さを欠いてしまった可能性があります。
来期以降はしっかり補強して来そうです。
森や小園の覚醒待ちが21年ドラフトをみる範囲では横浜の中長期的な方針とは思いますが
こんなにライバルチームが弱いのも早々なくチャンスとみています。
本当は21年ドラフトで即戦力とって欲しかったんですが
横浜のドラフトは保守的でして中長期視点を横浜編成優先します。
リスクある編成しないです。
ベース戦力の強化。
足腰に相当する部分の強化を優先しています。
方向性的に2019年に遊撃手の小園(外れて広島に入団)を指名したのに続けて20年森を21年に小園を指名していますが
首尾一貫している方針でしょうか?
その姿勢自体は間違いではないのですが勿体ない。
中位ドラフトにも高卒を指名し続けている横浜です。
そんな横浜の試金石となりそうな対阪神3連戦。
金曜は雨で中止ですが
ここで連敗すると大きく目算崩れます。
阪神さんも序盤の躓きを修正しつつあり楽な相手ではないです。
さらに来週は現在リーグトップの戦力を保持している中日戦。
相変わらずキナ臭いチームですが、ここで中日戦に連勝しますと彼ら勝手に自壊してくれる予感あります。
そして交流戦前最後は昨年、良いようにやられたヤクルト戦。
シーズンを占う重要な戦いでしょうか?
横浜も苦しいですが相手チームも決して万全ではないです。
彼等と戦力的に拮抗しており、ここでの勝敗がシーズンに影響を与えそうな予感があります。