引用
頭を使えば、配球で虎の1、2番コンビの爆発を防ぐことができたかもしれない。
結果論もありますが慎重さを欠く配球になっています。
原因は昨年来、散々報告しているチーム方針。
ゾーンで攻めろ。
ストライク先行の攻めです。
方針自体に異は唱えませんしラミレスの言うファーストストライクの投手番。
カウントの主導権を奪い合う事に野球の面白みがあります。
駆け引き、配球の妙。
サッカーで言う一対一。個の強さが問われる場面。
野球は他のチームスポーツとの比較で極めて個別性が問われる理由です。
この一対一の勝負の積み上げで勝敗が決まります。
その勝負の方向性、横浜はストライク先行の野球があり消化不良だった故に
昨季、特に序盤かなり防御率悪くしていました。
その辺は昨年散々書いていた三浦次第を読んでください。
この辺の諸事情を書いた記事をヤッフーで紹介されるのは初めてです。
筆者は
頭を使えばとバッテリーを評していますが・・・
引用
斎藤隆氏を投手コーチに迎えて(より正確にいうと昨年から)、投手陣全体のテーマとして取り組んでいることの成果だが、配球の意義を置き忘れると裏目に出る。
まして横浜DeNA投手陣の今季の傾向はデータとして出てきている。さらに、相手の対策の上をいかねば、後手の連鎖に入ってしまうのだ。
この後手の連鎖になり易いのも良く言う三浦横浜の特徴と考えています。
どうして後手後手になるかはやりたい野球が優先されるから。
昨年の記事ですが
チームの勝利の前に大事な事があって先々を考え意識の浸透を監督は重視しているようですが、
今、それやると厳しいです。
っと21年の開幕早々の4月に書いています。
そういう野球すると思っていたので外国人不在関係なく最下位を予想しています。
戦力あっても勝てなかったは記事で書いている通り。
同記事でも書いていますが
相手と戦う前に自軍チームと戦っていると錯覚するようなチーム状態となってしまいました。
これあるのでどうしても戦力を上手く使い切れないんですよね。
この関係性で今期苦しんでいるのが対広島戦。
対戦成績1勝7敗と一方的な戦績となっています。
相手投手が大瀬良、森下というのもありますが注目すべきは相手の対戦打率。
広島さんの横浜を除く打率は.240。
但し横浜だけ.323も打っており強打のチームになっています。
記事でも
チームOPS(リーグ2位)でみたセ打撃短観 2022.05.11 他いろいろ長文 - 所持雑感
引用
広島さんの数字を押し上げている横浜に原因がありそうです。
広島さんの長所を引き出すような野球を横浜がしており全体でみると広島さんの効率性は維持されるかもしれません。
昨日の阪神1,2番のように広島打線全体を横浜が打たせてしまってる面あります。
噛み合う野球を横浜がしており丁度、広島さんはラミレスのような野球してまして積極打法に切り替えています。
ゾーンで攻めろ対積極的に打っていけ
昨日の阪神の1,2番との対戦結果のような形になっています。
単純な力対力になり易く耐える配球ではないですから一方的になり易いです。
昨年ほど後手後手(対応はしてる)ではないとは思うのですが
チームの傾向的に相手に合わせるというよりは自身の野球を崩さない傾向があり失敗しないと対応できないのも昨年来記事で再三指摘しているチーム傾向です。
今回の結果を受けてというより
広島戦で散々、やられていますから反省材料としてありまして。
上茶谷広島戦で一回滅多打ちにあっています。(4/23 6回途中6失点。自責は3)
その後、その反省もあって5/7は試合を作りましたが
がっかりしたと記事で
そういえば書いてましたね。私。
対広島戦で相手の裏を欠く事はあっても駆け引きで後手に回るのはあまり見た事がなくショックでしたが
この辺はしょうがないです。
参考記事
広島打線の今後と対横浜戦績について 2022.04.24 防備禄 - 所持雑感
懸念点としては
昨年よりは酷くないと感じるのですが新任の相川コーチが未だ横浜が集めてくる数字に慣れてない感じですかね。
チームで配球傾向を決めていますが詰めが甘い感じです。
昨年の後半、状況改善させていただけにもどかしいですが場合によるとリセットかかったかもです。
一歩後退(今)、2歩前進(将来)になる事を期待しています。
データに慣れて無さそうな傾向です。
データを咀嚼する。
インフォメーションをインテリジェンスにする。
料理に例えられますが
その素材の料理に相川コーチが慣れてない感触を覚えてます。
この辺もしょうがないというか。
横浜産の素材です。(自軍投手、相手投手、自軍捕手の特徴他いろいろ)
データ癖ありますから勘所を覚えるの時間かかるんですよね。
この辺、お得意だったのがラミレスらでしたが
チーム方針が詰め切れてない。
もっというと捕手山本の特徴も詰め切れてないのかもしれませんが
未だ彼、経験不足の捕手なんですよね。
それ故に今は未だ痒いところに手が届くような事があまりできません。
チーム方針が嵌るか、嵌らないかな面があり今日のような試合ですと一方的にやられ易いです。
またゾーンで攻めろがありますから
より一方的になり易いとでもいうべきなんでしょうか?
失点した宮国のような出来ですと諦める事もできまずが上茶谷クラスは耐える配球もして欲しいです。
尚、
上茶谷交代の場面、監督は
大山に対してゾーン内のカットボールから入り、それを狙われてセンターへの犠飛を簡単に打たれた。ここで三浦監督は「初球を打たれた意味を本人が考えいかなくちゃいけない。その意味で代えました」との理由で降板を告げた
慎重さを欠いてる事を指摘していますが
四球出すと逃げの投球を理由に三嶋を責めるなど・・・
三浦さん難しいコメント出し過ぎです。
言いたいことわかりますが・・・
ゾーンで攻めろの裏返しの関係にある初球凡打を表立ってラミレス批判していませんでしたがコトバが分かり難い。
このコトバで昨年ほどではないですがチーム混乱するんですよね。
上茶谷の後を受けて登板した三上も
二死二、三塁を任された2番手の三上も、糸井をカウント0-2と追い込んでおきながら、3球勝負に出て、一、二塁間に手痛い2点タイムリーを打たれた。ここも配球で防ぐことができたかもしれない失点だった
監督も
反省は追い込んでからのこと(配球)。
っとの事。
昨年ほどは浮ついてないと信じています。
これで優勝する芽がある?あると言われると
引用
今期、開幕に外国人、東、今永らが不在。
かつチームを混乱させるチーム方針(連載中のテーマ)を掲げたにも関わらずヤクルトに近い数字を記録した横浜。
チームが慣れれば。。。
これ、そのまま来期への期待になっていた時期がありました。
っと書いていますが
チーム強いだけに信じたい一方でチームが不慣れ。
にて
そんな横浜の試金石となりそうな対阪神3連戦。
金曜は雨で中止ですが
ここで連敗すると大きく目算崩れます。
阪神さんも序盤の躓きを修正しつつあり楽な相手ではないです。
さらに来週は現在リーグトップの戦力を保持している中日戦。
相変わらずキナ臭いチームですが、ここで中日戦に連勝しますと彼ら勝手に自壊してくれる予感あります。
そして交流戦前最後は昨年、良いようにやられたヤクルト戦。
シーズンを占う重要な戦いでしょうか?
横浜も苦しいですが相手チームも決して万全ではないです。
彼等と戦力的に拮抗しており、ここでの勝敗がシーズンに影響を与えそうな予感があります。
根拠なかったですが今期の帰趨を決しそうな気がします。
一応、昨年と違いチームの作戦が嵌って勝つ場面もあるので期待しているのですが
また、上茶谷、山本だけでなく相川コーチ含むで対策しているので4/23の広島戦で打たれた後5/7の広島戦で試合を作ってもいます。
一応、今期はやってるんですよね。
昨年はしたい野球優先で対策しているようで出来ませんでした。
慣れれば先の先。
相手の対策の上をいかねば、後手の連鎖に入ってしまうのだ。
も行ける思うのですが道半ばに感じます。
これで優勝できる芽があると思ってるんですからどれだけ他も万全でないと感じているのか