22年交流戦における横浜の見どころ について

十分あり得る横浜優勝について思う - 所持雑感

にて

引用

そんな横浜の試金石となりそうな対阪神3連戦。

金曜は雨で中止ですが

ここで連敗すると大きく目算崩れます。

阪神さんも序盤の躓きを修正しつつあり楽な相手ではないです。

 

さらに来週は現在リーグトップの戦力を保持している中日戦。

相変わらずキナ臭いチームですが、ここで中日戦に連勝しますと彼ら勝手に自壊してくれる予感あります。

そして交流戦前最後は昨年、良いようにやられたヤクルト戦。

 

シーズンを占う重要な戦いでしょうか?

っと書いています。

根拠なかったですが個人的にシーズンを占う連戦としていました。

結果、3勝4敗。

勝ち越して欲しかったですが横浜1つの負け越しでした。

 

当時、中日が自壊するんじゃないかと予測していましたが本当にドタバタしていますね。

終には高橋周平が遊撃で出場していましたが将来像見えないです。

解説聞いていて個人的に評価芳しくなかった監督が現中日監督の立浪でした。

その評価が覆るかは今後次第となります。

今の所やっぱりか感が強いでしょうか。

理由は不明ですが中村紀洋現一軍打撃コーチも二軍に配置転換されます。

【中日】中村紀洋1軍打撃コーチと波留敏夫2軍打撃コーチが入れ替え「監督の判断です」球団首脳 - プロ野球 : 日刊スポーツ

中村ノリ、結構良い事言ってるコーチなんですが

 

この時期に配置転換は異例です。

外目からみるとチームが浮ついているように見えます。

そういう風聞を避ける為にも慎重な対応が必要なのですが・・・

つい先般まで中日さんはチームOPSと被OPSの差分でみた数字でリーグトップの戦力でした。

そんな中日さんと横浜のゲーム差1までになっています。

一回、こうなると体制立て直すのに時間かかるのが通例ですが

どうなるのでしょう?

参考記事

チーム成績で計算した期待勝率からみるセの状況について混戦です 2022.05.13 - 所持雑感

 

そんな情勢下で横浜の課題は昨年来目指す野球の消化不良さ。

チームの形を模索し続けています。

昨年よりは前進しているのですが未だ道半ば。

横浜ファームが高田GMの大号令の元指導し続けて10年経っても根付いたとも言えない野球故に上手く消化しきれてないです。

そんな様々なチーム方針の影響か

なぜ横浜DeNAは虎の1、2番”チカナカ・コンビ”の7安打7得点2本塁打の爆発を防げなかったのか…配球ミスと失投が重なる - 所持雑感

もっと頭を使えばと商業媒体に書かれるに至っています。

駆け引きになっていませんでした。

 

全般的に言える事ですが横浜のしたい形を優先する事で後手後手になり易く苦しむ場面が多いです。

その辺、盛んに監督が試合後談話で苦言を呈していますが時間かかります。

 

その対応で山本、上茶谷バッテリーを解体して臨んだヤクルト戦も相手の高津監督に上手くいなされ

相手を上回るチャンスを作りながら2連敗してしまいました。

継投も含めチグハグさを覚える状況。

 

そんな横浜ですがそのヤクルト戦に初回3得点で逃げ切るなど首脳陣が目指す野球も垣間見られています。

 

ネガだけでなくポジもあります。

ポジもありますが一点を奪う野球を標榜しながら守備が破綻しており。。。

何だかなぁっと。

そんな課題が森復帰により改善するかもしれません。

 

参考記事

低反発球? 忘備録 2022.04.29 - 所持雑感

引用

セのチーム捕殺数(ゴロ処理数)。

巨人 328←二塁吉川が大きい

阪神 297

広島 284

ヤクルト 277

中日 260

横浜 237 少なすぎる

UZRかなり悪いかもですね。横浜。

先日の記事で推論していた守備要因。

好成績のFIPと実際の防御率の乖離要因になってるかもです。

 

見どころ①、このゴロ処理数が森復帰により改善するかもしれないです。

打撃はともかく遊撃守備力では21年時点でチームトップと考えて良く故障後の状態が気になりますが

期待しています。

これで打撃も良くなっていればいいのですが昨年のイメージが良くないです。

その課題の打撃に目を瞑りつつもチームは森の守備力を求めてる状況です。

 

 

そして濱口、石田が先発ラインアップに復帰へ。

見どころ②です。

最近、パでも先発左腕増え始めていますが

2018年記事

http://パは先発左腕が不足? 近年の規定投球回到達に見る左投手の現状

 

パは左腕が長年不足気味でした。

結果、セの左腕を苦手気味にしていたと分析しています。

これがどうなったか?というと

規定投球回数

パ 

2019年 先発左腕0 右腕6人

2020年 先発左腕1人右腕7人  オリックス田島 防御率4.05

2021年 先発左腕4人右腕10人

2022年 先発左腕7人右腕10人 

 

20年まではオリックス田島ぐらいでした。

21年以降、増え始めていますが未だここ数年の傾向。

今永、大野、濱口、石田のような経験豊富な左腕投手は少ないです。

近年入った投手中心に左腕が台頭しています。

代表格は20年ドラ1、2年目の楽天早川。

今期不調の高卒3年目オリックス宮城。

西武22年ドラ1の隅田らです。

 

パの左腕不足もあって横浜の左腕は交流戦で好投する事が多かったですが

これが今期どうなるか?

左腕と対戦が多いセの打者がパの台頭しつつある先発左腕をどう攻略するか?

 

私が欲しいなっと思っていた即戦力左腕西武ドラ1の隅田もいますが随分増えましたね。

西武ドラ2の佐藤もまずまず活躍していますが今期ホントは即戦力ドラフトして欲しかった私でした。

編成の方針も理解できるのですが・・・

新戦力台頭著しい昨今、牧のようにドラフト即活躍選手が投打に多いです。

そんな中21年ドラフトで戦力0ですと将来は良いですが今がキツイ。

タイミング合わないですね。

それでも横浜、故障者復帰すれば戦力上位ですから優勝を期待しています。

 

その前哨戦が交流戦

横浜が誇る経験豊富な左腕たちの好投に期待したいです。

 

クロスファイヤーにインスラ、チェンジアップの組み合わせだけでは苦しくなったから阪神岩貞が先発から中継ぎに回るなどしていますが

 

その洗礼をパの台頭著しい左腕達に浴びせて欲しいです。

対戦多いとヤスアキのツーシムではないですが慣れちゃうんですよね。

同じ理由でヤスアキもパ相手ではまずまず抑えているとみています。

昔、こんな記事が2018年にありましたが

“左腕王国”と化すDeNA 「偏りすぎ」の声を読んで雑感 - 所持雑感

“左腕王国”と化すDeNA 「偏りすぎ」の声を読んで 総崩れの懸念と雑感 - 所持雑感

 

2018年開幕前当時、総崩れするとしたらストレートの質と書いています。

これが原因で2018年今永、濱口、石田らが苦しみ東が傑出したストレートの質でリーグを席巻しましたが

今、パで台頭している左腕が投げるストレートの質と精度。

それより上なら今永、石田、濱口らいけるハズです。

もう彼ら単純なえいやっ投手ではないです。

様々な経験を得ました。

駆け引き込みでパの打者を圧倒して欲しいと期待しています。

駆け引きは個人的な見どころ③です。

 

横浜のソト(課題がヤクルト戦で露呈したのが心配ですが)、佐野、牧、宮崎はセを代表する打者です。

この4人の力を全面にパの素晴らしい投手を打って欲しいと期待しています。

何気に私が期待している神里が打ち始めてチームが一気に好転するかもですが

 

楠本、大田、神里、桑、関根らの外野争いも見どころです。

低レベルと感じるかもですが佐野がDHに行きますから外野枠空きます。

そこで今の横浜ファームの状況みえてくるでしょう。

ファームの選手も含めて使うなら今です。

ラミレスですと戦力見極めに交流戦良く使ってましたが

そこも見どころですかね。

 

全般的にプラス要因多く交流戦で横浜はまずまず戦えるのでは?ないかと期待しています。

その交流戦が終わる頃ぐらいにオースティンの復帰がみえてきます。