一軍に使う予定がなかった異例の上甲支配下登録に垣間見る戸柱の評価と山本の急成長 23.10.18 

横浜の捕手に関しもう少し。

 

コメント返し込みの記事です。

編成の方は戸柱評価してましたか
同じ左打者捕手の上甲支配下と8月以降の使われ方見るに、編成含めて放出前提で動いてるように見えましたが、実際は違ったようですね

 

この上甲のシーズン中の支配下登録。

記事でも書いている通り異例の支配下登録でした。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

支配下登録期限に駆け込みで支配下登録するというのは一軍で起用する意思がある事が通例です。

しかし上甲は一向に一軍に即起用される感じがしません。

西浦は即一軍に昇格しましたが上甲はおそらく登録されないでしょう。

 

上甲は一軍で起用されないのでは?と記事で書いていますが予想通りに起用されませんでした。

 

その一軍に起用する予定が今のところない上甲を支配下登録する必要がある背景こそが問題でしょうか?

 

これがあるので戸柱をチームは残したいわけです。

その背景にあるのは山本(25歳)と松尾(19歳)の間を埋める捕手たちへの評価。

育成中の捕手への評価が絡んできます。

 

どうも芳しくない感じなんですよね。

そうでないと一軍登録する予定にない育成捕手を支配下登録する理由がつきにくいです。

 

一般的な支配下登録とは違う。

それは当然ネガティブな側面も持ちます。

 

背景②、伊藤離脱時の捕手振り回しについて

チームが山本、戸柱だけではモノ足りないと感じている節があります。

メインを山本、戸柱で回し保険の第三捕手としてなら益子や東妻でも良いハズです。

益子は5年目、一軍マスクも被っています。

ベンチで最後の砦として高城など契約最終年ほとんど試合出れませんでしたが

山本、戸柱だけでは物足りなく感じており高城のような保険的位置づけの第三捕手としてでなく戦力として必要としているようです。

 

ここでのポイントが山本の攻守における急成長。

今を思うと違和感ある評ですが当時の山本の打率は.220ぐらい。

4月こそかなり打ちましたが

5月、打率.200 出塁率.294

6月、.133   出塁率.133

7月、.176   出塁率.222

 

っとなってました。

リードの方もシーズンを経るに従い評価をあげつつも経験不足に起因するやらかしがあってそこまで評価されてなかったように感じますが

8月以降攻守に一変します。

リードに関しては経験不足な部分覚えますが(石田の被本塁打急増させるなど未だ課題が残る感じ)東とのコンビは合格点以上のモノですしゾーンで攻め切る配球ができています

 

一番良くなったのが打撃。

強いスイングではないんですがシンプルな打撃というか

大崩れしないような打撃になりました。

 

シーズン終えての山本なら上甲をシーズン中に支配下登録しなかったかもですが支配下登録期限の7月中の山本だと判断が違ったわけです。

 

CSで3塁に盗塁されスクイズ無警戒。

それが敗因にもなったように未だ経験不足な部分もあります。

ありますが軸にそえて起用しても良いレベルでしょうか?

 

では戸柱の評価は?

当時の記事で書いている通りです。

決して高いわけではないです。

昨年オフ、普通はしない捕手の同一リーグへの放出への動きがありました。

嶺井FAがなければ中日とのトレードが決まっていたかもしれない。

上甲の支配下登録や8月以降の干し上げも含め評価に関しては難しい部分ありますが・・・

 

 

背景③、高卒育成4,5年目の選手が新人に負けてしまった事実。

がっかりしました。。。

評価が新人の上甲の方が上なわけです。

序列は上甲の方が上のようですね。

 

益子らの評価が芳しくなさそうないのがみてとれます。

戸柱がコロナで一軍抹消された後上がってきたのは益子でしたが立場としては起用する予定のない第三捕手。

 

7月の山本(打率.176)や戸柱(打率.200)ままですと上甲が上がって先発マスクとかあったかもしれません。

二軍から上がってくる平良や大貫、濱口や9月以降に2回先発テストを受けた坂本とコンビを組ませたかったかもでしたが

 

山本急成長により計画は良い意味で白紙となった感じでしょうか?

 

戸柱の話に戻りますが

必ずしも球団の評価が高いとも感じずチームの評価も8月以降の干し上げをみると高くない。

では?なんで球団が彼に複数年を提示するかといえば

 

伊藤のコンデションに信頼がおけない。

山本が離脱したらほぼ終わりになりかねない状況。

 

という認識がありファーム育成中の捕手とのかねあいがあるように思えています。

ここで気になるのが松尾。

彼を一軍で使いたくないわけです。

流石に森で懲りたのかな。

ファームで満足な成績出せないにも関わらず2年目から一軍に起用して伸び悩みさせていますから。

 

今の一軍は打撃に未熟な選手を帯同させるのに向いていません。

21年に書いた知野の記事で罰ゲームと評しましたが

その知野が22,23年と二軍を主戦場とすることで一軍帯同が基本だった森との打撃評価を覆すに至っています。

 

 

両者の成長度合いにあそこまで差がつくとは思いませんでした。

この面で今の一軍への評価は辛いとみています。

 

 

私、一軍で最低限重視の打撃により知野は壊れたかもしれない評価(実際、二軍の成績も低迷した)でしたが二軍の状況良いんでしょうね。

知野は二軍で結果を出し打撃が随分良くなりました。

21年は右打ち、ゴロ、進塁打でボロボロだったのに。

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

二軍でOPS.800程度打てるぐらいだった選手の姿は最早ありません。

やり直しかな。

っと書いており知野は22年に二軍OPS.718と低迷しますが

良く戻ってきました。

23年の知野はOPS.803。

よくぞです。

知野に関しては記事で再編しますが

この辺に今のファームの状況の良さが明るさを感じます。

ぼちぼち、大村コーチ流出以降(大村コーチが主因かわかりませんがタイミング的に)の低迷期から脱せそうです。

 

大村コーチらだけでなく様々な計測機器がある横須賀効果もあるのかもしれません

腰を添えて育成できる横須賀で松尾を育成したい。

 

松尾を使えという声聞きますが

遠征や相手投手のデータ読み込みなどの負荷を考えるとまずは打撃、守備に注力した方が良い時期です。

試合に出れる二軍の方が断然有利です。

遠征負荷がない事でじっくり横須賀の機器を使える。

そして今は二軍に育成の大家である大村コーチがいます

 

ソトや林、大田らが二軍に落ちて戻ってきて打撃がかなり良くなりましたが最新の機器を使用した指導(何が悪いのかがわかる、改善ポイントなど)で良くなってるようで

 

この辺は投手面でもみえてきています。(っと思ってる)

この面の動きが横浜凄く遅かったんですが漸くです。

 

今の環境を考えると松尾を下でしっかり育成したい。

2年目の来期はお試し起用。

3年目ぐらいから週一ないし二で使いたいという青写真がみえてきます。

 

その向こう2~3年いて欲しい捕手というのが戸柱の立ち位置。

本来、その2~3年は益子(今期5年目)らだったはずなんですが怪しい評価となっています。

 

尚、ファームの打席見ると

松尾(19歳)が376打席 打率.244 OPS.722

上甲(22歳)が214打席 打率.241 OPS.646

5年目益子(23歳)が179打席 打率.248 OPS.644

4年目東妻(22歳)が164打席 打率.226 OPS.608

 

っとなっていてかなり力点おいて松尾に打席与えていますでしょうか?

 

松尾のファーム成績みると伊藤離脱したら育成もかねて松尾をあげればよいんじゃないかと言われそうですが

しないだろう所に球団の考え方を感じます。

以前は高城を一年目から使い彼のキャリアハイともいえる先発マスクを被らせてしまって結果的に育成に失敗。

森も早く上げ過ぎたのもあってか?現状、芳しくない。

そもそも石井コーチの指導と合ってない気がする。

っと昔から記事では再三書いていますが宜しくない。

 

しっかり松尾を指導したい。

そしてチーム成績も低迷させたくないという球団の意思を覚えます。

山本離脱すると伊藤のコンディション考慮した際、かなり捕手が手薄になりますが

 

山本離脱を切っ掛けにシーズンを終わらせたくない。

来期も優勝を伺いたい。

そういう意思にも感じます。

 

バウアーの残留条件(優勝できるチーム)なども絡むのかもしれませんね。

 

ベイスターズの優勝がどの位置にあるか、考える必要がある

というバウアーのコトバ。

 

彼、残留するだけで来期も横浜は優勝候補として戦えます。

それぐらいインパクトが大きい。

で、なんで今期優勝できなかったのか?です。

 

ベイスターズの優勝がどの位置にあるか、考える必要がある

懐疑的になってる部分がありそうです。

 

私も思いますよ、今のチームでは。

いろいろチームスタッフを動かし始めていますが今のチーム首脳陣のままではダメと球団も感じているかもですね。

 

今の首脳陣の良さも残しつつ(ここ重要)補完するようなスタッフ人事していますが

まぁ、わかります。

 

 

この後、戦略がフラフラした二遊間(ここが来期のポイント)の話に行くか、他の話にするかは決めかねていますが

 

暫くCSで感じた激情のまま更新続ける予定です。

むろん、今期ポジティブな面ありました。

あるから横浜は首位に立てわけです。

その事も触れますが

 

今期の横浜、シーズン半ばとはいえ98年以来の最多貯金を記録し交流戦でも優勝したわけで強い面もありました。

 

横浜は強いという表現が今期良く出ましたが、その強さに今の首脳陣がノータッチだったわけでなく良い面もあります。

 

www.nikkansports.com

 

しかし横浜は優勝できなかった。

なんで失速したか?せざる終えなかったか?

そこに横浜の改善ポイントがありますし球団も動き始めているように思えます。

データに弱いんでしょうね。

人事を見る範囲ではですが・・・

 

チーム強化、その動きの一環として球団は戸柱に対し慰留と複数年提示しています。

 

 

 

 

 

 

プランBなき横浜の症例 戸柱をシーズン中に非戦力化させた影響に想う 23.10.17

準備不足、プランBがないは三浦横浜の特徴ともなっています。

想定外が起きたときに慌てやすく切れるカードなくなり手詰まりになり易いでしょうか?

 

コロナ特例でベンチ枠広がっても再三起きており

かつシーズン戦力(今期、シーズン経るに従い戦力が細った原因の一つ)でも同じ事が・・・

 

どうしようとなってしまった面をシーズン中に感じました。

 

おそらく今オフ、制服組系の編成に舌打ちされているかもしれません。

想定外(プランB)意識している編成は戸柱に複数年打診している模様です。

www.nikkansports.com

1年目から124試合に出場し、プロ8年間で通算600試合に出場。豊富な経験を持ち、打てる捕手は希少価値も高く、球団側は複数年契約を提示するとみられるが、今後の決断に注目が集まる。

 

 

しかし戸柱はFA含むで熟慮しているようです。

その熟慮に関し気になるのは三浦監督の起用法。

 

山本台頭に伴い文字通り干し上げ試合勘なくなり益々ダメになりましたが

 

そのまま一軍に戸柱を帯同させ続けちゃうんですよね。

三浦監督。

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

今期も開幕後暫く森をベンチで死蔵させてましたが選手に役割を与えずリベンジ機会も早々与えません。

風聞ではリベンジを与える監督(優しい監督という前提がある?)と聞くのですが一回決めるとなかなか評価を変えないので出場機会がなくなるんですよね。

 

21年から評している通り三浦監督、厳しい監督さんです。

 

その戸柱がシーズン中に信頼を完全に失ってしまいました(極端すぎるともいう)。

8月22日の試合を最後に先発マスクを失ってから次にマスクを被ったのは9月27。

試合途中の負け試合にすらマスクを被らせない徹底ぶり。

 

コロナで一回抹消があったとは言えコロナ関係なくても23日間マスクを被っていません。

 

お前は、こうなのだという起用方法。

タフな差配です。

 

考えちゃいますよね。

引退後も含む安定を望むなら横浜ですが選手は試合に出たい。

しかし今の横浜だとチャンスすら貰えないかもしれない。

 

一応、公平な競争の結果戸柱は脱落したのですが

その後です。その後の対応。

 

気持ちを切らせないようにいろいろ試合途中で良いので場を与える必要があるのですが剥奪するんですよね。

厳しい監督だから。

場は奪え。

闘争心の強い監督らしい所作です。

 

これは、これで大事なのですが成長著しい山本や故障しがちの伊藤光が離脱した際のプランBを考えるとシーズン中も含め大変不味くだから編成(制服組)は戸柱に複数年持ちかけて説得しているのですが

 

心折るような厳しい差配を肝心の現場がしており移籍に心が動く

一回決めちゃうと監督、チャンスなかなか与えないので考えてしまうと。

 

横浜ファンも戸柱に厳しいですししょうがないのかな。

攻守に大きく成長したとは言え山本も未だ経験不足です。

 

石田と組んで随分被本塁打を山本、石田バッテリーは増やしましたが増えやすい配球しているのですよね。

石田、戸柱バッテリーとの比較で石田、山本バッテリーは被本塁打威率3倍、最初は嵌りましたが最後の9月は防御率7.36を記録し石田は二軍となっています。

 

これが来期、どう?影響するかわかりません。

チームで配球しているのでケアできるかもですが伊藤と山本はインコース主体のゾーンで攻める配球に持ち味があって戸柱は逆。

 

伊藤と石田の組みあせも山本と同じ系列(というより山本にいろいろアドバイスして影響を与えているのが伊藤?)故か

 

今期も含め実績上あまりいい記録残ってないような気がします。

 

丁度、戸柱がいるとバランスが良いのですが

その戸柱がいなくなるかもしれない。

 

山本、伊藤光不在の緊急プランBを意識すると所作変わると思うのですが

選手を突き放す差配が多い監督さんです。

 

気持ちを切らせちゃいけないのですが実戦から離れすぎると非戦力化し易いです。

 

という差配を戸柱に限らずやっていると。

これ広島新井監督はプロ入り前、プロ入り後も下積みが長いので絶対しないと思うのですが三浦監督レギュラーとしての期間が長すぎて厳しい所作し易いのかもしれませんね。

 

新井監督、伝え聞く話を聞くとかなりケアしています。

 

一方、三浦監督は当然のことと思ってる節があります。

その厳しい環境から上り詰めるようなタフな選手が必要であるとみているのかもしれません。

 

しかしマイナスの時もある。

そんな状況です。

 

そこにプランBが絡むのですがプランAをやりたがる監督さんで

結果、他の選手が試合に出にくい。

ケアが遅くなり易い。

不調の楠本がずっと一軍に居続けましたが試合に出さないと状態上がりません。

二軍で調整させる必要があるのですが今期、その判断が投打で遅れていたように思えます。

 

今期、一軍と二軍の上げ下げがかなり少なかったように感じます。

原因は二軍の枯渇。

育成していた細川や伊藤ゆ(今期、楽天で200打席貰い、OPS.688を記録、今期のパは投高打低な為、一般的なOPSでみると低いように感じますが内野でOPS.688は立派。遊撃手でも起用されています)を放出した影響で野手のプロスペクトが心もとなくなりました。

脆弱でしょうか?

育成も一時の停滞を抜けて細川や伊藤ゆが仕上がっていたのは記事で報告していた通りです。

しかし大村コーチ不在の時代が酷すぎまして・・・

 

情状酌量の余地はあるのですが厳しい状況だから2軍も含めた全体野球をして欲しく、して欲しかったのですが

 

優勝を意識したから、し過ぎた事でできなかったようにも感じます。

固定メンバーで練度上げて成功したのは阪神さん。

 

序列が定まり役割がわかってると選手が集中し易いです。

その効果はわかるんですが横浜の場合、柔軟性に欠けるというか。。。う~ん。

 

CSでも柔軟性に欠けたと一部解説者に言われていて

この形(プランA)にこだわりを覚えるのは21年からの傾向です。

21年の方が酷かったですが

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

選手の厚みを作ると言うより細らせるような采配をしており交流戦時の記事でドンドン弱くなる的に書かれています。

9人野球は形としては理想系です。

選手が固定されることでチーム成熟度が上がります。

強いですが固定するに相応しい選手が少ないと勝てませんし故障に弱くなります。

 

デジャブー覚える寸評が・・・

改善点覚える部分もあるのですが

 

プランBよりプランAの強化を優先する傾向あります。

これは、これで良いんですがリスクヘッジできてないので痛い思いをすると。

 

それが戸柱流出につながり来期に悲しい事に・・・

なるかもしれないです。

しかしだろう運転は危機管理上ダメです。

 

 

CSは阪神有利だろう、その理由と補足に昨年同様の課題を繰り返す横浜に想う 23.10.16

先の記事の補足です。言葉足らずの部分ありました。

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

引用

そりゃ負けるよな。

それでも阪神戦まで行くと良い勝負できると思ったんですが・・・

新井監督が素晴らしかったです。

岡田監督より手ごわく感じてました。

 

岡田監督がダメというより相性の問題で

 

三浦横浜は隙のある野球をするのに特徴があります。

原因としては準備不足。

一見すると丁寧、その実非効率。

わかりやすい、手のひらで弄ばれる。

そんな表現が三浦横浜になって増えています。(それでもマシになってるんですが)

 

その横浜の隙をリスクを負って広島新井監督が果敢に突いてくる

結果、三浦監督が焦り、慌て最悪の差配をCSでやってしまい敗退しました。

これシーズン中も散見されてました。

散見していたから広島戦難しいと感じていました。

 

参考記事

リーグで最も企犠打が多くなった横浜、横浜が目指し続けてる野球に想う 23.10.04 - 所持雑感

引用

佐野抜けても横浜が甲子園までいければいい勝負できるものとみています。

佐野いれば阪神さんにホームの地の理と一勝のアドバンテージあっても6分通り突破できるとみていましたが

 

問題は広島戦ですかね。

此方の方が難しい。

っとなってました。

 

一方、阪神岡田監督は老練。

広島新井監督のようなリスクを負って相手の隙を突く野球をあまりしません。

逆説的に、する必要がないとも言えます

三浦横浜の隙をあえて突くような差配が少なく横浜的には安心して戦える相手でした。

 

定石の積み上げ、普通を追求するのが阪神岡田監督。

チーム力が足りない故にリスクを負った野球をしていた広島新井監督。

優勝してもおかしくない戦力がありながら準備不足。思い付きで野球していたのか?と時に錯覚するような野球(をなぜか?大事な試合でする。普段はここまで酷くない)に特徴がある三浦横浜。普通じゃないチーム。

 

シーズン中は未だましでしたが

普通じゃない野球のオンパレードを大事な試合で大事な試合だからこそ、これでもか?とするところに勝負弱さの原因を覚えます。

 

今期、広島さんは非常に苦しいやり繰りをし続けてきました。

個が横浜、阪神との比較で弱い。

 

傑出した個人が不在故にあの野球が普段着。

 

広島新井監督は個の弱さをリスクを負った采配で補っていた面がありました。

その野球と隙の多い三浦横浜は大変相性が宜しくなかったです。

 

では阪神岡田監督は?

隙が少ない・・・

 

三浦横浜の隙を岡田監督積極的に突きませんでした。

リスクを冒す必要がない用兵にベースにあり、それが故に今期、阪神さんは対広島戦で15勝9敗と大きく勝ち越しています。

 

CSファイナルはチーム力通りの勝敗になる可能性が高いです。

リスクを負わない隙のない野球するのが岡田阪神の特徴。

 

隙の多い三浦横浜的には組みやすい相手なのですが

比較で個が弱くアイディアで補っている広島新井監督にとっては難しい相手です。

 

それでも果敢に攻めると思います。

そのリスク故に敗因になるかもですが

その判断に迷いなし。

そこに魅力を覚えます。

 

しっかり考えて勝負している。

三浦横浜が準備せず勝負しているのと実に対照的でした。

 

いやまぁ、繰り返しますが横浜強いんですよ。ほんとは。

岡田監督が横浜を終始警戒していたのは横浜が強いからです。

一方、広島さんを阪神岡田が苦にしてないのは奇襲をいなしやすいから。

 

この関係性で広島新井監督がCS突破するにはCS1以上に神がかった差配が必要でしょうか?

 

CS1stが近年まれにみる低レベルな試合(指揮官の差があり過ぎた)だっただけに

そんな差配みたいです。

 

CSのだいご味は短期決戦特有の駆け引きにあると思っています。

その駆け引きみたいですが

 

見るのかな、、、記事書いてそうです。

今回のCSがあまりに酷くて課題の集大成ともいえる結果となっています。

さらに記事書いていきそうです。

 

おまけ

news.yahoo.co.jp

引用

短期決戦ならではの策で、常に先手を打った。後悔がないように後手に回らない…という事前の言葉を実行した新井監督が見事だった。

いくつものプランを用意し、試合展開に合わせて綿密にシミュレートしていたから、決断も早い。

ベンチに迷いがないから、選手も心づもりができる。

大道の好救援や第1戦での羽月の三盗など、この1年を通して、失敗しても選手の背中を押してきたことが実を結んだ。

 

この逆が横浜です。

プランを準備しきれず後手が多く綿密にシミュレート出来てないから決断が遅れカウント途中で代走を送る羽目になる。

ベンチが迷ってるから選手も心づもりできてない。

この一年とおして結果がでない選手をメンタル的に追い詰め非戦力化させた事で実力以下のチームとし、その集大成がCSとなり敗戦。

 

この後手、決断の遅れ迷いを昨年のCSでもやっていた三浦監督です。

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

負けたら終わりの場面で牧に代走を送るのが遅れるなどしています。

牧に未だ打席が回るような浅い回ならわかるのですがソトが四球を選んで1,2塁になってから思い出したようにランナーを変えています。

 

中略

 

そもそも神里を代走で出した時点で最後の外野手であった大田を切り難く・・・

監督が牧への代走逡巡した背景を覚えます。

つまり藤田を使わざる終えないようなマネージメントをしちゃったわけですね。

 

中略

 

横浜の課題が凝縮されたようなCSの9回の裏でした。

負けはしましたが良いシリーズだったと思います。

 

今期のCSも記事に書いている通り

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

昨年同様、同じ轍を・・・踏み負けました。

また同じことを繰り返してしまいましたが今回のCSはあまりに酷かったです。

 

この辺の苦言は1年目から変わらず表現が年々厳しくなってきています。

誰が作戦を担ってるんですかね。

一年目と変わらない特徴を覚えるので・・・

三浦監督なんだと思いますが

 

猛省お願いします。

横浜の浮ついた組織を修正し未来へと続く組織文化を作れるのは三浦監督しか居ません。

 

監督にたてつくのがプロという組織文化ですからね。

full-count.jp

 

横浜の魅力、良さでもあるのですが不平不満の出やすいチームです。

それがプロ。

個性派集団。

そりゃ勝てないですよね。個人が強くてもチームとしては?です。

でも面白かった。

仲も悪かったです。

俺が、俺が。それ魅力的でもありましたがバラバラ。

 

その辺の悪弊が三浦監督になって大分改善されてきてます。

 

そういうをみているので応援はしているのですが

ホント、頑張ってください。

迷いが多すぎます。

しっかり準備しましょう。 

この準備不足がプランBの無さにつながってるのかもしれませんが

 

 

三浦監督の課題が凝縮したようなCSに想う 23.10.15

そりゃ負けるよな。

それでも阪神戦まで行くと良い勝負できると思ったんですが・・・

新井監督が素晴らしかったです。

岡田監督より手ごわく感じてました。

 

広島新井監督の差配みていて選手特性を理解し勘所の良い差配するんですよね。

ですので

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

佐野抜けても横浜が甲子園までいければいい勝負できるものとみています。

佐野いれば阪神さんにホームの地の理と一勝のアドバンテージあっても6分通り突破できるとみていましたが

 

問題は広島戦ですかね。

此方の方が難しい。

っと書いていました。

予測はしていたのですが監督采配力が如実にでたCSとなっています。

 

なんで

こういう特別な試合で三浦横浜が弱いか?というと普通の野球しないからと思ってます。

普段以上に酷くなり易いでしょうか?

 

増えるバント 三浦監督の宗旨替え、チーム好調の理由と口惜しさに想う 23.09.22 - 所持雑感

引用

普通に野球をすれば(私の言う普通はファンの言う普通と違いますが)

阪神より強いです。

強くなれるチームです。

 

岡田さんの助言?もあり佐野の守備位置が固定され打席に集中できるようになりました。

ソトも以前は6回でお役御免でしたが今は試合最後まで出れています。

 

普通じゃない野球するんですよね、このチーム。

CSで昨年も似た事をしましたが他所向きの野球するというか

 

今期、優勝するチャンスだった事で記事中盛んに普通が出てきますが

こんなに普通を使ったシーズンは初めてです。

優勝を意識してしまった交流戦明け以降が酷い。

 

尚、本当に普通じゃなかったのは21年なんですがあの年は開幕前から最下位だろう、授業料と思っていたので

普通を連呼しませんでした。代わりに三浦次第が多かったかな。

 

その21年を思うと随分、普通に近づいてはいますが

それでも普通じゃない。

 

今回のCSでも改めて露呈した三浦監督の采配は直るか、どうか

 

原因は

短気な性格、勝気、リスクある差配、定石外しをすること。

 

闘争心強い方なので、その反作用かもです。

嵌ると強いのですが嵌らないと定石外し故にデメリットも大きく・・・

後述しますがリスクを最小化することを命題とするスモールベースボールと三浦監督の性格があってるのか、どうか・・・あって

 

特別な試合で闘争心が強くなりすぎ空回りし易いと。

 

news.yahoo.co.jp

引用

3回に先頭の林がレフト前ヒットで出塁すると、桑原の初球にバントの構えからバスターエンドランを仕掛けさせた。

ボール球を無理に振ってレフトフライに倒れ、続く大田の初球に林を走らせて、坂倉の好送球で二塁アウトになった。

わずか2球で先制のチャンスを潰した。

その後、故障欠場の佐野に代わって3番に抜擢した大田が、2打席連続のヒットとなる三遊間へのヒットを放っただけにチグハグな攻撃がなおさら悔やまれた。  

この日、5つの送りバントを繰り出し、4番の堂林にまでバントを命じた広島のベンチワークに比べるとあまりにも奇をてらい過ぎた。

 

これダメなんですよ、ギャンブルプレーですから。

劣勢ならわかるんですが優位に戦えているわけで

 

この日、横浜は相手先発の床田相手に優先に進め5.1回投げて8被安打、1四球 whip1.6と再三ヒットを打ちチャンスを広げたのですが

 

特別な試合でよくやるパターン

焦り?勝気?

 

横浜の野球は送る事。

ベースはバント企図、リーグ一番が指し示す通り普段着の野球をすべきだったと思います。

 

なんで相手が苦しんでいるのに攻めっ気を出すのか

 

相手もバント警戒していたようなのでまずは反応を見る為に高めのボール気味のストレート使ったように見えました。(様子見かねて?)

 

この場面、やるなら林の盗塁への警戒やバント警戒を潜り抜けて行わる難易度の高いエンドランでなく打て。

 

バントを命じないなら小細工なしで打てです。

そしてカウント次第でエンドラン(相手警戒しているときにはあまりしないですが)。

 

これも相手警戒していますがカウント悪いとゾーン攻めざる終えず、それでも警戒するが故に攻めきれないからカウント悪くなる。

 

相手を苦しめられる。

相手の出方を伺う、球数稼げとは、こういう場面の事。

単純に稼げじゃないです。

相手が警戒するあまり泥沼になる。

 

相手が警戒してくれてる。盗塁も警戒しなくてはいけない。

進塁打も避けたい。

ほぼ球種絞れるわけです。

右方向に打ち難いインコース、速球系、ゴロを打ち難い高め

それを誘発、制限させるような打席すればいいんです。

それが駆け引きです。

 

バントを命じないなら普通に打てです。

その駆け引きが今年、復活し始めていたのでマシにはなってるんですが

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

桑はレフトフライ。

しかし内容をみると駆け引きになってない。

 

「バスターエンドランは裏をかくプレー。内野のチャージ、あるいは、二遊間の動きにあわせて、生まれたスキに空いたところへボールを転がすのが基本。だが、このとき広島の内野陣は、まったくチャージをかけていなかった。相手の守備に揺さぶりをかけてからなら理解できるが、はなからバントをケアしにもきていないのに、その初球にバスターエンドランをやるのは愚策としか言いようがない。桑原はしかもボールを打ち上げてレフトフライ。振ったのはクソボール。エンドランがかかっていなければ振っていないだろう。なんのための3番大田だったのか。床田との相性がよく(今季10打数5安打)、第1打席にもヒットを放っている。まずは確実に得点圏に進める場面。無理をせずに大田につなげば得点確率は上がった。東の出来から考えると大量得点などいらない。ベンチの『こうやって勝つ』という戦略の徹底がなされていないゲームだった」

 

盗塁、犠打、進塁打も含めて相手を揺さぶりにいかないといけない場面で

あれは。。。

相手も揺さぶられると思ってるからこそ定石どおりに様子見かねて盗塁、バントし難く外しやすいストレートで初球入ったわけですが

 

そういう場面でわざわざ初球バスターエンドラン。

がっかりました

相手が警戒している中での作戦。

あ・ま・りにリスクが高い。

 

相手が盗塁(こちらの警戒が強かった)、バント警戒してないなら無警戒にファーストストライクとってくれかたもですが

わざわざ失敗しに行くような作戦をする。

その逆が横浜で無警戒に三塁を奪われスクイズされています。

落合がベンチの油断と評してましたが油断を突くのがエンドランや盗塁、スクイズなど所謂、ギャンブルプレーと評される作戦です。

 

その油断がない状態で行わる、この種の作戦成功率の低さは・・・。

 

その初球にバスターエンドランをやるのは愚策としか言いようがない

同意見です。

 

カウント次第で多少擁護はできますが床田に対し有利に戦っており主導権握ってるチームが焦って採用する作戦じゃないです。

 

その後、林は次打者大田の初球走って盗塁死。

ランナーいなくなってツーアウトから大田がレフト前に打って出て出塁。

 

これが今の横浜の野球です。

併殺でランナーなくなって次打者がヒットででるなら良いんですが

 

エンドランというのはですね。

そのリスク上、相手の警戒が落ちてるときにやるもので(もしくは某OBが言う通り相手の守備位置を動かすことで裏を欠く作戦。ゴロで抜く)

 

その前提が三浦横浜の場合は抜け落ちることがあるんですよね。

シチュエーション的に走者林って警戒せざる終えないんですよ。

特に盗塁。

しかも広島さんは東相手に劣勢。苦しい。先制点与えたくない。

 

そんな状況下で行うエンドランの難易度の高さを想像して欲しかったですが

今の首脳陣にはない。

ない。

この現実がツライ

 

 

そして

引用

一打サヨナラの二死一、三塁で、外野に前進守備を敷かせた横浜DeNAのベンチワークに疑問符をつけた。

ベイスターズはデータをもとに大胆に守備隊形を動かすことで知られるが、あそこで、秋山に外野の前へ落とされる打球をケアして、いちかばちかの前進守備を敷くのは、あまりにもセオリーに反している。走者二塁なら、まだしも走者三塁でサヨナラの場面。定位置であれば、もしかすれば追いついていたのかもしれない。両チームの投手陣が踏ん張り、1点差を争う短期決戦では、ベンチワークが勝敗を左右する。厳しい言い方だが、この日のゲームは、三浦監督と新井監督の采配力の差が如実に出てしまったと思う」

 

勘?

定位置なのはアウトに取り易いから定位置であって

あの場面リスクを負って前進守備を敷く必然性が基本的にないんですよ。

 

news.yahoo.co.jp

引用

試合後、小池正晃外野守備走塁コーチは「どちらを後悔したくないかというところ。カンチャンのポテン(ヒット)なのか、(外野手の)後ろを越されることなのかというところの判断」と説明した。  「カンチャン」とは内野と外野の中間にポトリと落ちる安打のこと。マウンド上のウェンデルケンの球威などを考慮し、DeNA首脳陣は詰まった当たりが内野後方に落ちることを警戒した。そのための前進守備だった。

 

フライアウトを狙うなら狙うで、そういう配球にしないといけないわけですがチェンジアップ。チェンジアップです。

 

高めのストレートをドンドン使って追い込んだ後三振狙いで変化球はわかりますが

2球目にチェンジアップ。

チェンジアップに球威はないです。

変化球投げにくい状況、カウントで、それを要求するバッテリー。

そして打たれたわけです。

 

まさにこれ

戦略の徹底がなされていないゲームだった

 

簡易に言えば準備不足。

思い付きで作戦が行われチームとして終え方を共有できてない。

そりゃ負けますよ。

 

そして今日の2戦目も酷い

定石外しのオンパレード。

 

戦略の徹底がなされていないゲームだったので打ちに行ったり途中でバントさせたりカウント途中で代走を送って犠牲フライで同点のホームを踏んだり(知野は良く走りました)

 

ランナー1,2塁、宮崎の場面でカウント3-2からランエンドヒットさせたり。

宮崎三振して三振ゲッツーになりかけましたが相手に助けられてセーフ。

 

ランナー一塁、3-2からランエンドヒットさせるのは定石ですが

ランナー1,2塁でランエンドヒットって早々しないですからね

正直、ラミレス時代は記憶にないですし三浦監督時代もあったかどうか・・・

 

8回、先頭打者楠本出塁しての代走桑も定石外し。

ベンチメンバーを浪費しかねない策で。。。そして結果論で言うなら浪費。

 

犠打失敗も想定し代走を送るのはランナー二塁の場面。

そもそも楠本より足の遅い選手が多い中、残り二枠の外野を潰して代走を送る作戦。

延長も視野にの場面です。

 

暗雲漂い始めた横浜 23.09.06 相変わらず攻め気が強すぎる監督と監督の焦りに思う - 所持雑感

引用

監督の焦りを感じた面白くない差配,9回の表の差配・・・←セオリー無視

その後、3対3同点のまま9回先頭の山本が出塁します。

ここで代走知野。

セオリー外しのバント。

バント失敗しますがこれ球界のセオリー無視なんですよね。

 

中略

 

セオリー上、バントで送る際は代走が無駄にならないように二塁に到達してからです。

延長も視野にの場面。

代走を無駄にしちゃいけないのですが

 

この差配、結構するんですよね、三浦監督。

監督同士でカードを切りあう場面ありますが駆け引きあまりしないです。

 

ランナー一塁で代走を即送るセオリーは盗塁も含むで打ちに行く場合です。

バントじゃ代走の無駄遣いを考慮し送らないのがセオリー。

しかし、このチームはスモールベースボール標榜しているわりにこういう差配を良くするんですよね。

しなくても良いリスクを負ってです。

リスクを最小化するところにスモールベースボールの特徴あると思ってますが選手起用がそうなってない場合がある。

 

リスクを最小化するところにスモールベースボールの特徴あると思ってますが選手起用がそうなってない場合がある。

 

リスクを負って差配をし準備不足故に空回りすることが多いです。

特に重要な試合。

結局、3番大田は犠打ができず桑原はランナー一塁で釘付けのまま終了。

残りの外野は蛯名一名だけ。

試合は参考記事同様延長も視野に同点の8回です。

どういうリスク管理しているのか聞きたい。

あまりに結果論過ぎる采配です。

 

だから選手足りなくなって負ける。

そんな試合を何度もみてるんですよ。

勿論、犠打できず結果論で大田が打ち一塁から長躯、桑がホームインすることもあったと思いますが

まさに結果論です。

打てのサインや、盗塁も視野(盗塁成功率の高い選手はおk)にの場合、ランナー一塁で変えるシーンは多いです。

 

しかし桑は盗塁苦手です。今期の盗塁成功率はわずか27.3%。

何が何だか・・・

 

 

最後は上茶谷の回マタギで終了したわけですが

これもデジャブー覚えるシーン。

準備不足、プランBを描き切れてない横浜らしいシーンでした。

 

1塁6番で先発出場した大和が3塁に達し1アウト、1,3塁。

9番投手に代打ソト、そのソトのカウント途中で3塁走者の大和に代走知野を送った原因、代走判断が遅れた原因ですが迷ってるわけです。

 

プランBが弱い原因、シチュエーションに対する準備をしてないわけです。

 

本当は9番で代打に出したソトの所に投手(上茶谷)おきたい。

しかし知野の一塁守備力考えるとソトをそのまま起用したい。

が、知野を起用すると6番に投手を入れる事で投手に打順が回り易い。

結果的に次の8回は2番から始まる打順になりましたが投手が足りなく回マタギさせたい。

 

ベンチマーク差がでてますがベンチ入りしている中継ぎ投手のメンバーに信頼感がなく連投の上茶谷に回マタギ(8回裏も続投)を命じています。

 

残り8,9,10,11,12回考えると

 

病み上がりの森原、守護神ヴェンデルケン、石川、宮城、中川。

上茶谷に救援が遅れた理由でしょうか?

結局、代打田中が勝ち越し打を放ち一点入って尚ノーアウト満塁で上茶谷を諦めています。

その後、もう一点入り試合は2対4で敗戦しました。

 

そういうベンチマークでした。

プランBが弱いのでどうしようもなくなるわけです。

シーズン中に外野が壊滅的になったのとよく似ていますが

 

参考記事

チームOPSでみたセ 23.04.24 視界良好な横浜に覚える不安、抹消判断が遅かったと感じる森二軍 - 所持雑感

 

森の抹消が遅れ調整スタンバイさせられませんでしたが

似たことを他の選手でもやってまして・・・

 

相手の広島さんがCS短期決戦に備え九里を中継ぎに回したのとは対照的。

延長10回から、1年間、先発ローテーを守った九里をマウンドに送った。CS用のスペシャル継投である

 

森原の状態を鑑みるなら陣容的に横浜こそ中継ぎの増員が必要だったハズです。

 

横浜で言う九里に該当する可能性があるのは大貫もしくはリスクありますが一軍メンバーでは坂本。

ベンチ入りさせる必要があったはずですがしない。

 

次の日、故障から復帰のバウアーが先発だから、その時に大貫ベンチ入りさせたかったのかもしれません。

大貫は阪神戦の先発も視野にもしてましたが中継ぎ陣容が薄い中負けたら終わりの試合に大貫をベンチ外にする必然性がわからないです。

 

森原故障明け、ヤスアキが二軍。

ヤスアキに関しては広島の栗林とは実に対照的な経過を辿りました。

守護神として両者ともにシーズン開幕し不調でしたがシーズン中に栗原を戦力化させた新井監督と内容はでてなくても結果が悪く復調の目があったヤスアキのメンタルを追い込んでしまった三浦監督。

 

ヤスアキに限りませんが横浜の中継ぎの陣容がシーズン開幕時との比較で薄くなってるわけで・・・

広島さん以上に横浜は短期決戦仕様する必要がありましたがしない。

 

10/14に1回と2/3投げた九里は10/15試合ベンチ入りしてなく臨機応変に先発も視野に準備しているのと違い想定外に本当弱い

 

結果、連投の上茶谷が回マタギすることになった

 

プランBが今シーズンもなかったと

リーグで最も企犠打が多くなった横浜、横浜が目指し続けてる野球に想う 23.10.04 - 所持雑感

引用

プランBのなさは今期も健在でしたが・・・

総括していますが

リスクを負って差配する割に柔軟さに欠けてまして

 

選手が起用に応えるような差配があまりに多すぎます。

カウント途中で代走として出場したが知野が浅いフライで生還しましたが結果オーライ過ぎる試合が多いです。

 

戦略の徹底がなされていないゲーム

 

これに尽きるですよね。

7月の貧打も酷かったです。

一点奪いたいで右打者はバットが遠回りし左打者は引っ張り。

 

宮崎とか7月最悪ですよ、打率.214です。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

7月   チーム打率.208 チームOPS.553 チームBABIP  .245

 

単月とは言えチームBABIP.245なんて低BABIP初めてみました。

これもアレが影響しているでしょうが

 

焦りともいえる早や仕掛け、スパートかけちゃったんですよね。

交流戦明けの横浜。

 

これには阪神岡田監督も苦笑いしてましたが・・・

そこで盛大にずっこけてましてV逸の原因になっています。

 

 

記事でも書いていますが

チーム状態悪化しているときにチームに鞭を振るような差配をしていた横浜です。

 

 

今回のCSも含め三浦監督の課題が凝縮したようなシリーズ、シーズンでした。

それでも随分マシになっていて期待しているのですが

 

タイプ的に監督向きでないのかもしれません。

好意的に解釈するなら実務能力はないですが将の将と称された劉邦のような人なのかな。(兵の将が韓信

球団社長とか上の上の方が嵌るタイプなのかもしれません。

 

diamond.jp

三浦監督が野球監督として優秀なのかはわかりませんが君才?(横浜のレジェンドだからこそ働く求心力)はあるように感じていて一体感が本当に強いです。

 

迷走もありますが回りの意見を採用し徐々にチーム変えてきてます。

 

運用力みると21年との比較で2位になった去年より23年は好意的に評することできる部分あります。

3年間かけて不徹底だったものがチームに浸透してはいるんですが

 

今年、優勝するチャンスだっただけに21年以上に辛口になっています。

 

より酷かった21年の野球を我慢して改善を覚える23年の野球を我慢できない背景でしょうか?

今年チャンスだったので本当に口惜しいようです。

 

 

焦りが原因で選手のコンディション落としプランBがなくプランAに固執し過ぎてしまいました。

関根や楠本らが象徴的でした。

二軍調整させずチーム力をどんどん下げてしまっています。

他多数。

二軍落とすと今の二軍優秀(大村コーチら育成部、動画解析部)なのでソトや大田が調子戻ったように調整が有効に機能していたのですが

 

不調選手を一軍に帯同させ続けドンドン悪化させてしまっています。

これは反省してい欲しいです。

というか一軍の調整機能、ラミレス時代との比較でかなり低い。

 

林もケガで二軍落ちて復帰してから打撃良くなっていきましたが

今の一軍、難しいのかもしれませんね。(考え方のレクチャーは上手いとは思う

 

反省点ありますが

それでも

チーム三浦で団結し歩みを進めてください。進んで欲しい。

犠打増えていますが

進塁打至上主義で野球するより結果出ています。

今後も突き詰めてください。

 

結局、

戦略の徹底がなされていないゲームだった

 

シーズン通してみても未だ徹底しきれてない感じなんですよね。

 

長く球団にかかわり横浜の野球の基礎を作って欲しく三浦監督らには頑張って欲しいです。

 

コーチ陣中心に不平不満が相次いだラミレス時代(組織秩序が崩壊していた)並びに三浦監督への受け渡しをみると横浜は組織的にかなりダメじゃないかとみてまして

 

リセットするならしっかり野球をやり切って欲しいです。

 

二度とリセット見たくないです。

横浜野球とは何かをしっかり定めて欲しいです。

 

期待しています。

自信をもって言えますが前には進んでます。

 

リーグで最も企犠打が多くなった横浜、横浜が目指し続けてる野球に想う 23.10.04

21年は未だここまで犠打企図多くなかった横浜です。

21年の犠打企図は

ヤクルト 116

阪神 100

巨人 61

広島 109

中日 112

横浜 95 三浦監督就任 

でした。

ラミレス時代より犠打企図増えていますが言うほど犠打をしてなかった横浜。

その野球はというと進塁打至上主義ともいえる野球。

ランナーが一塁にいると打てませんでした。

その辛さは過去10年間でワーストレベルの非効率となって私を苦しめました。

 

象徴的なのがこの試合

aaakkkaaa.hatenablog.com

この試合、再三再四1番桑がノーアウトで出塁したのですが2番知野の犠打企図0でした。

その際の打撃の酷さは今も私の脳裏に焼き付いてます。

進塁打を打ちたい、打ちたい。

それを根拠に相手に良いように遊ばれてました。あの年は知野に限らずでした。

大和も音をあげた野球。以降、大和は2番で起用されていません。

 

駆け引きの一環で進塁打を意識しるのは良いんです。

それを理由に打てますから。

しかし

それ一択ですと・・・

駆け引き泣き野球。

私的楽しみだった駆け引きの面白さをこれでもかと奪い去っています。

それで勝てるなら未だ良いのですが

進塁打難しいんですよね。

昔は機能していた時期がありました。

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

参考記事に書いている通り10年ほど前までは内野安打が多かったです。

80年代は今と比較しゴロの多くがヒットでした。

当時の名手と呼ばれた選手のゴロ処理数は80年代と今(名手)では年間130ほど違いますが

 

これ桁違いです。

 

130アウトにできるのが130ヒットになる。

得点換算で130アウトはx-0.249(防ぐ) 単打130はx0.437(増やす) 

 

計32.4 +56.8=89.4点もの差となります。

 

しかし今は違う。

そりゃ指導も変わりますよ。

昔の常識、今の非常識とは言いませんが環境が違います。

 

進塁打を狙うよりバントさせた方がマシだろうっと記事で書いたことあります。

そんなにランナー進めたいならバントを増やすべきだった横浜です。

昔との比較で進塁打自体が凄く難しくなってしまいました。

そこに至るのに都合2年ほど費やしてしまった横浜です。(バント増やすのが正解か知りません

阪神岡田監督は就任早々に進塁打を意識し過ぎる弊害を考慮して野球してましたが・・・

 

 

 

そんな横浜は22年に

ヤクルト 108

横浜 125 石井コーチ就任

阪神 144

巨人 94

広島 144

中日 143 立浪監督就任

 

21年ほど酷い野球してませんでしたが攻撃面では過去10年間でワーストの非効率性を記録しています。

チームOPSから期待される得点-45点を記録したチームは10年ぶりにチーム得点500を切りました。

 

 

そして23年。

阪神 126

広島 108

横浜 142

巨人 112

ヤクルト 137

中日 113

 

横浜の企図犠打はリーグトップとなっています。

野手のみに限定しても

 

横浜 96

阪神 81

広島 73

巨人 81

ヤクルト 98

中日 88

 

っとヤクルトに次いで多かったです。

そして過去2年記録されていた非効率性がなくなりややプラス?になっています。

後日まとめますが犠打多すぎると効率悪くなる場合がありますが横浜に限って言うとそうならなかったようです。

単純に得点圏打率が.273とリーグで一番高かったからというオチもありますが

 

個人的な所感で言うと犠打もどきの進塁打狙いをするよりはバントさせた方がましであるとしか言いようがなく・・・

各打者が過去2年より集中し易くはなっています。

 

またラミレス的野球を三浦監督がやると着なれない、似合わない服を着ているような感覚があり一貫性がなくなるようにも感じてました。

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

引用

表層だけ三浦はラミレス野球を継承していますが

あくまで表層だけで根っこが違います。

無理して似合わない服を着ている印象ありますが

苦戦止む無しでしょうか?

 

三浦監督、一部でラミレス的な野球もするのですが何かが違う。

2番オースティンとかしていましたが不承不承なのか采配に一貫性がなく負ける、勝てない。

 

三浦監督、采配能力で見ると今の所(年々よくなってはいて今の野球にマッチした采配するようになるとみています)上手いとはいえず臨機応変に差配できる監督さんではないです。

プランBのなさは今期も健在でしたが・・・

9人野球が理想であって選手を固定したい?感じです。

 

本人のやりたい野球をさせた方が良さそうなんですよね。

=プランAを実行し続け、その練度をあげる野球です。

 

求心力強い監督さん故にチームも監督の考えに引きずられ易いです。

佐野が1番を今期打ちましたが

1番目の打者(三番打者の打撃で1番を打つ)というより林のような打撃を意識しても居て(出塁)。

 

今やってる野球が横浜の野球なんだと思います。

1番林、2番関根。

打力に課題あっても足、小技が使える。

これが横浜の野球。

目指すべき野球なんだと理解しました。

 

目指すべき・・・?

問題は今の野球で勝てるか勝てなくはないのですが

 

当てる打撃の影響か、ラミレス時代の長所でもあったストレートへの強さがなくなっており貧打への兆候が見え始めています。

変化球に強くなり代わりにストレートはリーグで5番目の弱さとなりました。

また、横浜はファールグラウンドが狭くホームランも平均より出やすい球場です。

得点の入り易い球場。

 

その上に選手特性上、守備力がなく中継ぎも試合を支配するまで至っていません。

 

横浜の目指す野球は茨にも感じますがまずは首脳陣が納得するまで野球するのが大事なのかなぁっと。

 

一部時代に逆行したような感覚もありますが

勝てないわけではないです。

 

実際、

増え続けるバント、三浦監督の宗旨替え?と愚痴 結構、私怒ってるようです 23.09.22 - 所持雑感

 

引用

恩返しでCS突破しちゃうかもですが

元々、横浜強いんですよ、岡田監督が評していた通り。

本来、あるべき位置に戻る面もありますが結構いい勝負するかもです。

 

佐野抜けても横浜が甲子園までいければいい勝負できるものとみています。

佐野いれば阪神さんにホームの地の理と一勝のアドバンテージあっても6分通り突破できるとみていましたが

 

問題は広島戦ですかね。

此方の方が難しい。

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

スイング良く気持ちの強い選手を一番に抜擢して欲しいが・・負けられないというワードが気になる終盤戦 23.09.24

横浜の課題というと1,2番。

1番の出塁率はリーグ最低の.291、打率もリーグ最低の.223。

2番も同じで出塁率.267、打率.215。

 

三浦監督批判する方の多くが佐野1番否定しますが実はチームとしては回ってました。

部分最適化論でいうと佐野1番は悪手。

しかし全体最適化論で言うと実に上手く回ってまして

 

佐野が潰れ役をしてくれてました。

ただ、それで佐野は調子悪くしあの結果となっています。

 

昨日(9/24)の試合、大田がダメダメでした。

不調モードかな。

ランナーいる場面、追い込まれると当てに行く打撃して併殺1回、9回は併殺打たず済みましたが三塁ファールフライ。

勝負になっていませんでした。

追い込まれたら三振を避けてスイングするのはわかるんですよ。

スモールベースボールの鉄則ですから。

でも大田できてないわけで。。。

 

続く、関根は気持ちはあっても技術が追い付かない。

待ち球来る(この読みが関根素晴らしいので前半戦活躍できました)で振りぬいた打球はヒットにならず外野フライ。

駆け引きで勝ってるのに関根場合は、その非力さ故かちょうどいいフライになることが多く

 

9回、最後の打者となった佐野の時点で藤嶋が落ち着いてきてしまって

残念となっています。

マルティネスの代役抑えだけに、ちょっと浮ついていたのですが

その隙を突けませんでした。

 

1,2番の成績が悪すぎて佐野が起点になってることが多いです。

9/24の試合でも3安打打っており9月の打率.319 得点圏打率も.389とありチャンスで佐野に回して止めで牧、宮崎としたいのですが1,2番の出塁率が劣る結果、その形を作れません。

 

では誰?になると思いつかず次点で桑ぐらいなんですかね。

向く、向かないで言うなら自由に打てる打順の方が桑打てるのですが

 

何も考えず打つだけでの梶原が1番に抜擢されて以降、チームは後ろ向きのスイングしなくなり始めましたが

 

正直言って横浜の求める1番像とずれてはいるんですよ。

梶原。

チーム一のフリースインガーです。

三振多く、四球は期待できない。

ただ思いっきりが良いんですよね。

気持ちの強さを覚えます。

そういう選手をチームが抜擢し主に1番起用していたのは

チームに梶原のような思いっきりの良さを求めていたからで

 

ただ、それがチーム方針とズレる・・・

三浦監督が「絶対に負けてはならない。1試合も落とせないのでそのつもりで」っと訓示したそうです。

 

これ良いイメージないんだよなぁ・・・

大丈夫かな。

 

巨人3連戦、今日からです。

 

増えるバント 三浦監督の宗旨替え、チーム好調の理由と口惜しさに想う 23.09.22

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

記事書いていて悲憤のあまり記事趣旨からずれましたが昔との比較で最低限が難しくなっている昨今です。

このトレンドを理解して欲しいんですが・・・

 

時間かかってしまっています。

最近、漸く難しい前提にたって野球しているようで一部ストレス覚えなくなり始めていますが

う~ん。

時折、未だ顔を出す時があって不安に覚える時があります。

チーム好調だった4月など過去と違う野球をしていたのですが大事な局面になると昨年のCSのように一点を奪う野球をしていて

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

危うさを覚えています。

7月に自由が失われ投手力全面に押し出した野球(一点を奪い、一点を守る野球)をした結果、横浜は優勝争いから脱落しています。

 

あの7月の低BABIPは見ていてホント不愉快でした。

 

わかるんですよ、打線低調になりかけていましたから。

結果を出したいあまり一点を奪い、一点を守って勝ち切る。

その投手力が強力なバウアーらを擁する横浜なら可能と思った。

 

しかし、打線が低調だからこそ振らないと不振が長引くことがあってバットが遠回り(ヘッドが走らない)してました。

 

この状態からの回復に都合、2か月の時間を要してしまった横浜ですが

ここに来て状態上がってきています。

 

参考記事

ほどほどに良くなりそうな横浜短期予報 佐野次第で9月最高勝率? 23.08.24 - 所持雑感

 

 

 

さて本来の趣旨に戻ります。

三浦監督が掲げた横浜一心には様々な政策がありますが

その一つが

そんな三浦監督の野球に最低限があります。

アウトに意味を見出す。

しかし犠打は命じない。

右方向にヒットを狙いチャンスを広げる、相手に簡単にアウトは与えない。

です。

初年度に掲げていた初球打って良いけど球数稼げと似た方針です。

?って事でチーム不信の原因になってしまいました。

 

犠打命じて得点確率下げるぐらいなら最低限命じてヒットも狙うという一見するとお得な方針なのですが

これが横浜を苦しめていたのは散々記事で報告している通りです。

最低限の難易度が高すぎて

ランナー一塁の場面で打てなかった横浜です。

私も分析していてびっくりしましたが

得点圏打率リーグトップで打線バランスが良く一番桑が.300打って非効率という意味不明な数字を21年横浜記録してしまいました。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

引用

2番打者が皆さん苦しんでいます。

特に右打者のケース打率が酷く、本来打ちやすいはずのランナー1塁の場面で宮崎を除き打てなくなっており

がっかりしています。

 

非効率とは打撃成績の割に得点入らない状態で

打撃成績自体、横浜良かったですが(あの方針で良く打てたと思う)

ランナー一塁での挙動が悪すぎて点が入りませんでした。

 

これは昨年の対阪神戦CSでも同じで

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

散々な結果を記録しています。

一見すると丁寧、その実非効率と過去記事で書いたことがありますが

 

そんな横浜の数字が良くなりつつあります。

その原因(一因)は?というとバントの増加が関与しているかもです。

 

21年は95企図とリーグでも少ない方でしたが

22年は125企図

そして今季は既に131企図と残り9試合の時点で昨年を抜いてます。

 

その企図数が明確に増え始めたのが今期後半戦。

 

AS前は3090打席で企図犠打は77でしたが

AS後、1891打席に対し52企図と増えています。

特に9月。

単月では8月の27企図(987打席)が多いですが9月は既に21企図(652打席)しています。

比率でいうとASまでが0.025企図/打席だったのが9月は0.034と前半戦の1.36倍に増えました。

ランナー3塁の場面以外では最低限の呪縛のようなモノを覚えなくなり始めてます。

 

最近、岡田語録を参考にしいる?と覚える差配が増えてきていますでしょうか?

 

www.sponichi.co.jp

 

「後ろの打者に打ちやすい環境をつくったらなあかん。一つ例を出すと、無死一、二塁で“打て”のサインになったら、ゲッツーでもええんや」

 

「2死三塁。次の打者は物凄い打ちやすいんよ。それが“打て”と言うとんのに、右打ちするような変な打ち方でポップフライになって1死一、二塁になったら、次の打者は打ちづらいで。2死三塁なら(凡退でも)何の罪もない。ゲッツーにもならんしな(笑い)。そういうこと。無死一、二塁でベンチから“打て”のサインが出たらゲッツーになっても知らんぷりしとけばええ。進めてほしいならバントとかサインを出すわけやから

 

先の記事に書いている通り昔との比較で最低限難しくなっています。

結果、最低限できず横浜は流れを失い負けるわけですが

 

最低限を強く要求する場面とは試合の帰趨を決める場面です。

そこでランナー進められないと尾を引くわけです。

 

ならバント命じれば良い。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

にて

それなら犠打を命じれば良いと思うのですが・・・

っと冒頭書いていますが岡田監督同じ事を当時書いてました。

 

っと書いてますが

バント命じれば良いんですよ。

 

バント自体は得点確率を下げかねない作戦ですが

犠打もどきの最低限を求めるより余程ましで

 

打席に集中させるためにも犠打を命じた方が良いです。

アウトのなり方に目的を見出す方針を鑑みるとバントを増やすのは消極的ながら賛成です。

得点確率押し下げてもおkです。

メンタル的にマシです。

 

その効果はランナー一塁での挙動にも出てきている可能性があり今期.269も打っています。

過去とは様変わりです。

 

結果、横浜が過去2年で記録していた打線の非効率性が解消されつつあり2年ぶりにチーム得点500超えそうです。

 

得点と相関(0.95)が極めて高いチームOPSで昨年記録した数字はOPS.686でした。

その時の得点が497。

10年ぶりにシーズン得点500切っています。

対して

今年はOPSで0.679と昨年より低く9試合残した状態で499得点とすでに昨年を上回りました。

 

本塁打は昨シーズン117打ちましたが今シーズンわずか90本。

にも拘わらず得点が増えてる。

しかも投高打低のシーズンでです。

 

采配って実は影響あるんですよ。

三浦監督みていて痛感しています。

 

ここまで昔は差がでなかったのですが最近、影響が強すぎます。

皆が皆、似たような采配していたので差がでなかったのですが

最近は強烈な差となっている感じです。

代表例が中日さんですが・・・

 

後は23年7月の、あの差配。

チームBABIPが.240と低下し打線が死んだ、あの月。

皆が皆、振らない打撃していましたが

意気込むと変な野球するんのだけ止めて欲しいです。

 

まんま昨年のCSでした。

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普通に野球をすれば(私の言う普通はファンの言う普通と違いますが)

阪神より強いです。

強くなれるチームです。

 

岡田さんの助言?もあり佐野の守備位置が固定され打席に集中できるようになりました。

ソトも以前は6回でお役御免でしたが今は試合最後まで出れています。

 

いろいろ参考にしている節を覚えますが

一時、心配したワイガヤ解体、山本への一極集中の影響も石田らの被本塁打増加(石田に限らず本塁打増えましたが)のみでとどまり

 

伊藤を使ってくれた事で負荷が分散できてます。

 

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結果、8/24に書いた記事の予報に近くなっており

まぁ横浜は強いですよね。

バウアー不在にも関わらずですが

 

だから猶更、口惜しい・・・

そんな9月です。

 

 

 

尚、21年

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引用

一番桑原が5打席中4回(うちノーアウトでの出塁3回)も出塁してもなかなか機能しませんでした

2番に起用された知野は犠打を一つも命じられず無様な打撃で何もできずに終わっています。

 

ランナーが一塁にいると知野の三振率がランナー無し時との比較で4倍弱の三振率75%に跳ね上がりますが勘弁して欲しいです。

実績上打撃になっていません。

 

そりゃまぁならんですよ。

宮崎ですら右打ち強要されて三振喫してましたが・・・

 

その知野が当時の予測通り22年低迷し二軍に帯同し続けることで打撃で森以上の可能性を感じさせるわけですから皮肉な話となりました。

実績上、一軍帯同が罰ゲームになった可能性があり森の育成が大きく遅れることになりました。

止めで今期の故障と・・・

 

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ホント、勘弁して欲しいとは思うのですが

前には進んでいる横浜です。

 

こんな状態でCS突破できるかもと思える・・・

日本シリーズ出たらオリックスに勝てるかもと感じてしまう・・・

 

8月に記事書いている通り9月最高勝率を期待していたわけで

この気持ちわかりますかね。

 

もやもや感です。

前には進んでいるです、前には。

 

尚、課題、問題あれども三浦監督を解任したら横浜は厳しいです。

あの野球を推進したのは何も三浦監督だけじゃなく球団全体の総意なわけで

監督個人の問題で留まりません。

球団を変える必要があります。

それをできるとしたら三浦監督だけです。

勝てない組織というのは根深いんでしょうね。

 

戦略室と現場組で鞘当てのようなものを覚える時ありますが

数字に弱さを覚える横浜です。

それでも徐々に払拭してきてるのですが・・・